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てなわけでチワース。盗みに来ましたー。
[右見て左見て後ろ見て、もう一度右を見て誰も居ないことを確認。脱衣所の暖簾をくぐり、小声で律儀にご挨拶。ポケットに手を突っ込みながらチンピラのように目標へ]
えー、っと。鍵、鍵、っと。
[ポケットからロッカーの鍵を取り出すと、鍵穴に差し込む。カチャリと捻って開けた。
鍵開けの技術ではない。ただの合い鍵である。なぜそんなものを持っているかと言えば、旅館が保管していた予備の鍵をパクって来たのである。
王者は準備を怠らない]
[気配を感じて振り返る。]
ああ、レベッカだっけ。
こんばんは。
っと、これは別にそういうアレじゃないんだよ。
この子の相談に乗ってあげてただけで。
[慌てて手を引っ込めた。]
恋心と反してせめて人並みなサイズがほしいと思う乙女心が。
[温泉のせいかそれとも違う理由か、いくらか上気した表情で正直な気持ちを口にし、零れた涙をごまかそうと両手ですくったお湯を顔にばしゃりとやった]
あ、どうもです。
[振り返ったカミーラの向こうにレベッカの姿を見て軽くお辞儀する。
はて、そのレベッカの向こう脱衣所にまだ人影があるようなないような湯気と曇りガラスでよくわからない]
[同じ行程を三度ほど繰り返し、現在入浴中の全員の下着を手に入れる。
その間、僅か120秒……あ、すみませんタイムは普通です]
てかさー。あの記録ってうどんパンツが百枚とかなけりゃ無理じゃね?
[ぶつくさ呟きつつ、下着を備え付けのミッキーの口に放り込むと咀嚼させてからその場を後にした]
・着替え用(洗濯後未着用):1点 ×3
・未洗濯:3点 ×3
・発見されず:+10点
・キャッチアンドリリース:+30点
・ミッキー:10000点 ×3
計30052点 GET!
複雑だねぇ。
そもそもの話、その男に問題がありすぎる気もするけど。
惚れちまった弱みかねぇ……。
[ソフィーの頭を撫でた。
腕の動きにあわせて、バストがゆらゆらと揺れる。]
あ、はい、レベッカです。こんばんはカミーラさん。
(落ち着け、落ち着け私!)
[心を読まれそうで目を反らした先には、ドッギャァ-ーーン!という音を出すものが二つ見え、頭がクラクラした]
アレやコレや大変ですね《裏声》
答えの出ない悩みでs
[絶句。
うわあ。体勢的に目の前です眼前です目前です。自分に在り得ず成し得なかった二つのブツが。やっぱ敵だ優しい言葉に誤魔化されるものかやっぱり相容れることはなさそうだうわん
ところで便利すぎる上にチートじゃないですかその備え付けの肉塊]
大変なのはアタシじゃなくてこの子の方なんだけどね。
[レベッカの言葉に頭を振った。
頭の動きに合わせて揺れるバスト。
乳に人格は無い。]
何も考えてない。
詩を作ってたら、あれ? 俺ってこれ下着ドロしないといけないんじゃね? って歌詞になっちまったんだよな。
まあ不可抗力?
だいじょうぶ、だいじょうぶです。
でもすみませんちょっとお先に失礼します。なんだかのぼせたみたいで・・・。
[どちらかというと目の毒すぎる。ぐるぐるとまわる目と頭をおさえながら立ち上がり、温泉からあがることにした]
そうかい、気をつけるんだよ。
[頼りない足取りで脱衣所に向かうソフィーを見送った。]
男の器で女の幸せが決まっちゃうんだねぇ。
気の毒に……。
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