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村は数十年来の大事件に騒然としていた。
夜な夜な人を襲うという人狼が、人間の振りをしてこの村にも潜んでいるという噂が流れ始めたからだ。
そして今日、村にいた全ての人々が集会場に集められた……。
崖にかかる吊り橋を渡った先に、小ぢんまりとした雪山の宿屋。
アーヴァインという主人が一人で、細々と営んでいます。
さすがにサービスは行き届かず自分でやるべきことは多いけれど、そもそも山を越える者には唯一の宿であり、色んな人たちが身体を休めに来るのです。
あなたは、様々な理由でその宿に泊まる客達の一人。
金持ちも貧乏人も、旅人も滞在者も、紳士も見るからに怪しい者さえ、全ての客がアーヴァインによって受け入れられます。
しかしそれが不幸を呼んだのでしょうか。
二日目の朝アーヴァインは無残な姿を晒し、閉じ込められたその宿内で人々の疑心暗鬼が始まります。
プロローグ
一日目
気の良い宿の主人アーヴァインは、まだ生存中。
NPCとして自由に使用可能です。
集った旅人達の間にも、まだ人狼に怯えるという意味での逼迫した空気はありません。
互いに知り合ったり、親交を深めたり、あるいは馬が合わないと喧嘩したり、危なそうな人物だと警戒し合ったりの、人間関係構築の時間と思って下さい。
●一日目に入って、リアル時間22時程度を目処に、そう広くない食堂での夕食会があります。
アーヴァインの誘いかけによるものです。
客のうち誘いに乗って夕食会に参加した者(時間が合わない等のリアル事情、群れるのを好かない等のRP上理由などから不参加もありえます。顔を合わせるための機会とでも思って下さい、義務ではありません)は、そこで人狼の噂でも耳にするかもしれません。
一日目の夜も更ける頃、降っていた雪が吹雪になり始めます。
二日目
アーヴァインが無残な姿で発見されます。
(描写は、第一発見者の白ログでのものに準拠します)
吹雪は止まず、宿にたどり着く前渡って来たはずの吊り橋も、落とされているのが窓からも見えます。
宿に閉じ込められてしまった事をあなた方は知り、この日から助けを待ちながらも、人を食らう人狼がいる中で互いに互いを疑う辛い時間が始まるのです。
処刑襲撃は
特に動きが無い日
→0時を目処に、各々アクションで[[ fortune ]]。
数字の最も低かった人に、吊り襲撃を合わせます。
RP上は、人狼による襲撃ということになるでしょうか。
死体描写は第一発見者のものに準拠(人狼が事後でなく、正体バレしてでもその日のうちに、リアルタイムで殺害RPをしたい場合はそれで)
動き(殺害RP)があった日
→吊り襲撃はその対象者に。
一方的でなくやり合い、決着が着かない場合は、[[ fortune ]]で数字が低かった方が負けなどの勝負をどうぞ。
その場合RP上は(機会が無かったなどで)人狼の襲撃はなし、人間同士の殺し合いによる死者のみということになるでしょうか。
描写権はもちろん殺害者に。
殺害者が複数の場合は早い者勝ちで。
どちらにしろ、一日に死者は一人です。
表の人数の移り変わりは
一日目(8人)
二日目(アーヴァンが死んで7人)
三日目(6人)
四日目(5人)
・
・
こんな感じで進みます。
言い換え
人狼→人狼
(ただし、生まれながら/感染して/根っからの快楽殺戮者/衝動が抑えきれず仕方なく/自覚あり/自覚なしなど、その他の設定は自由です)
占い師→自由(設定も、COするしないも)
霊能者→自由(設定も、COするしないも)
墓下→自由(先に墓下にたどり着いた人の特権で決められますが、特に無ければ死後の世界)
注意
・参加者全員で物語を作っていくことが目的な、完全RP村です。
どなたでも参加できます。
・グロエロ百合薔薇何でもありなので、参加閲覧の際にはご注意下さい。
・人と会話する表白ログ/裏赤ログでは例えメモでも、中の人発言は極力無しをお願いします。
・ただしプロローグや一日目など人間関係構築の際に必要とあらば、その限りではありません。
・独り言(墓下にも独り言機能はあるのでご心配なく)ではどうぞ自由に、中の人発言を。
(墓下の設定は先にたどり着いた人の特権で決められますが、死後の世界などでもしどうにもやる事が無ければ、楽屋トーク解禁でも構いません。
何か特殊な設定があればそれに従い、中の人発言に関するルールも、表白ログ等と同じになります)
・更新時間に居る必要はありません。
・参加時間の問題/RPの方向性などで、モノローグで物語を綴っていくのもありです。
でもちょっと寂しいので、できれば絡みましょう。
・エピローグは話に決着が着いてから、楽屋トーク解禁です。
死者の方々は少々お待ちください。
生者の方々、あまりにもお待たせし過ぎるということは無いよう、お気をつけ下さい。
・世界観は、「人狼審問セットキャラクター一覧の肩書きが存在する」程度の、適当なファンタジー世界。
パソコンや携帯電話などの現代的なものが無ければ、宿内の設備なども合わせて言ったもの勝ちです。自由にどうぞ。
・村の宣伝や人集めと言ったものも、許可を得ることなくご自由にどうぞ。
交易商 ベンジャミン が参加しました。
――山道――
[驢馬の轡を引いて、一人の男が雪の積もった道を登ってくる]
ひぃ、ふぅ……。
三十年来、通り慣れた道、とはいえ……さすが、に。
この歳、だと、なかなか、堪える、な……。
[彼が背負ってきたのはなかなかの大荷物らしく、ブーツの足跡は雪道に深く沈みこんでいた。背の両側に荷包みを振り分けたロバもまた同様。視界が開けた所で男は立ち止まった]
……お。
おい、ロッシー、見えたぞ。
――吊り橋――
[目の前には一本の吊り橋。
渡りきった向こう側は少し開けており、広場のようになっている。その奥に目的の建物が見えた。赤い煉瓦で葺かれた急な三角屋根。煙突からはうっすらと白い煙が上がっている。彼にとっては今まで何年も目にしてきた、馴染み深い光景だった]
あの吊り橋を渡りゃあ、すぐそこだ。
……と言ったって分かんねぇか。
まぁ、お前も知ってるよな。そうだな、考えてみりゃお前とも長い付き合いだもんな。足元には気ぃつけろよ、踏み外すんじゃねぇぞっ。
[傍らのロバに声を掛け、慎重な足取りで吊り橋を渡っていく。
麓の村を出て以来ずっと、小降りながらも続いていた雪はしかし踏み板には積もっていない。宿の主人、アーヴァインが雪かきをしている様子をふと思い浮かべた]
まったく、あいつも。いつもながら几帳面な奴だなぁ。
こんな時季に山越えしてくる人間なんて、そう毎日いるもんじゃないだろうに。まあ、それが奴の良い所でもあるんだろうけど。
……よっ、とっ、……と。
――宿前の広場――
[開けた場所に降り立ち、男は辺りを見回した。
この山もまた随分と変わったものだ、などと心の中でふと思う。昔は狭くて急な山道がこちら側にあったのだ。木々の間を縫うようにして登り、ようやくちょっと平坦な場所に出るのがこの場所だった。アーヴァインの宿は、そんな休息地点に設けられた憩いの場所であった]
……奴ぁ、中にいるのんかねぇ。
……ま、行ってみればわかることか。
[しばらく休んでいた男は轡をふたたび取り、並木の奥に見える宿に向かって呼びかけながら向かって行った]
おおい、アーヴァイン!
ベンジャミンがやって来たぞー!
――宿の前→宿の裏手――
[ロバのロッシーを馬止めに繋ぎ、ザックを下ろして男は建物を回りっていく。といっても小さな宿のこと、パカンパカンと軽快な音をさせていた人物の姿はすぐに見つける事が出来た]
よぉ、アーヴァイン、久しぶり。
薪割りに精が出てるみたいだな、元気か?
[手を止めてこちらを向いた男の顔はベンジャミンより四、五歳ほど若いくらいだろうか。ややいかつい印象も与える彫りの深い顔に少し驚いたような色を浮かべたものの、その表情はすぐににこやかな笑みに変わった]
「やあ、ベンジャミン。お久しぶり。
見てのとおり元気だとも。あんたも元気そうで何よりだな」
「しかし一体どうしたんだ、こんな季節に。
春と秋とに通って、冬場は南方回りなんじゃなかったのか?」
あはは、どうしたんだじゃねぇよ、まったく。
今度の冬は一度こっちに寄るぜって、去年言ってたろうが。
ほら、今年で、さ。
……アンナが亡くなってから、ちょうど二十年目だろう。
この前に命日を弔ってやったのは五年も前の事だからな……。
仲人としてはちょっと引け目もあったってものさ。
幾ら忙しかったとは言ってもね。
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