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[白い手に触れた瞬間、微かに手は、震えただろうか。
青の瞳を、一度、瞬かせ、其れから、柔らかに細めて]
うん。
[片手を背に回し、少女の華奢な身体を抱き寄せる。
壊れる事を怖れてはいたけれど、堪えきれずに、強く]
[抱き寄せられるのに温かい胸元に白い頬を寄せ吐息を零し
加えられる力に白い両の手は遠慮がちに其の背に回される
自分の名を紡ぐ優しい声が鼓膜を擽ればそうっと顔を上げ]
…ん?
[囁かれる言葉に桃色の唇は綻びけれど直ぐ額を胸に押し当て]
………ん…ありがとう。
ナサニエル、大好き。
[其の背に回した腕に微かに力を籠めてきゅうと抱き締めて]
[直ぐ傍に在る碧い髪を、指の先でそっと梳いて。
少女からは見えぬ彼の口許は、自然と笑みを象る]
…ねえ、メイ。
君が、あたたかい、って…思うのは…、変、なのかな。
[目蓋を下ろし、少女をより近くに感じながら、呟く]
俺にも、奇跡は…起こせるの、かな。
…メイが、解けない、ように…一緒に、居られるように…。
[髪を梳かれればこそばゆいのか背に回された腕が微か動き
何時もより近く響く声に仄か白い頬の染まる顔を持ち上げ
ゆらり揺れる碧い瞳は伏せられた目蓋の奥を覗き首を振る]
…解らない。
お婆ちゃんは、人間に恋しちゃいけないって言ってた。
恋したら解けちゃうのかと思ったけど、解けなかった。
[思案気に視線を彷徨わせ暫くの沈黙の後に再度視線を戻し]
其れに………
奇跡は起こったけど、お父さんは気付かず、眠っちゃったんだよ。
ナサニエルが眠っちゃったら、哀しいよ。
[少女の紡ぐ言葉を聞けば手は止まるも、
離れる事は無い儘に、ゆるり、首を傾げ]
…………そっ、か。
[続く言葉には、ん、と小さく声を洩らして]
眠らない、よ。
たとえ、眠ったと…しても、…起きるよ。
…………メイが、いるから。
[呟くように言えば、未だに暗い空を見上げ]
…散歩、長くなって…ごめん、ね? …戻ろうか。
[眠らないと聴けば小首を傾げゆるり瞬き青を覗いて]
………本当に?
ナサニエルが、起きてくれるなら、願っても良いのかな。
神様なんて信じないけど、奇跡を願うくらいは赦されるかな?
[倣うように顔をあげ胸元に頬を押し当て空を仰いで]
ん、遅くなっちゃったね、戻ろう。
[視線は青へと戻され静かに見詰めてふんわり微笑み]
今日はもう遅いから、集会所へ。
明日は、一緒に、家に帰ろう?
[名残を惜しむようにきつく抱き締めて身を離そうと]
…俺は、大分…長く、眠っていた…みたいだし、ね。
[覗き込んで来る碧へと返す台詞は、僅かに冗談めいて]
…うん。
でも、ね。メイ。
[微笑む少女に頷くも、緩やかに顔を斜めに傾け。
彼の手は、そぅと少女の頬に触れ、白い肌を滑る]
あの家には、義父さんが、居て…想い出も、沢山、ある…けど。
…今の、俺には、…メイの居る所が…
[帰る場所なのかもしれない、と囁く声は矢張り小さく。
けれど微かに口許を綻ばせれば、そっと身体を離して]
…………行こう?
[少女へと、*手を差し出す*]
[其の声音も口調も少しずつ輪郭が鮮明になっていくようで]
そうだね…
[ふんわり微笑み傾けられ揺れる濃い青に倣って小首を傾げ
頬をなぞられれば青を覗く碧は獣のように細められていき
白を取り戻し始めた頬は再び仄かに染まり視線を逸らすか]
…ん。
[紡がれる言の葉が嬉しくて漸く一つ音を返しこくりと頷き
身を離し差し出された手と青を見比べて緩緩と首を振れば
青を覗き微か悪戯な気配の漂う砂糖菓子の微笑みを浮かべ]
うん、でも、ナサニエル、怪我してるものね?
[小首を傾げ囁けば其の腕に華奢な両腕を絡めて*集会所へ*]
[目を開けて、すぐにカミーラの姿を確認する。
自分の腕の中で、自分の二の腕を枕にしてすやすやと眠るその存在。…ただし少し疲れたような顔で。
髪を撫で、頬に口付けながら]
…大丈夫か…な?カミーラ。
…ついでに俺の命も。
[カミーラを心配しつつも、自分もちょっと心配だ。
結局、カミーラが気を失うまでやってしまった。
自分の抑えの効かなさには、大いに反省すべきだなと思いつつ]
その気がなくてもその気にさせちまうカミーラが悪い。
[無理矢理そういうことにしておいて。
起こさないようにゆるりと抱く腕に力を籠め、寝顔に呟く]
愛してるぞカミーラ。
もう…春を別れの季節にはしない…。
[そうして、再び目を瞑り*]
[ぼーっと起き上がって隣のクインジーを見て。
抜け切らない疲労にかりかりと頭を掻くと]
……。
こ・の……ど阿呆……っ!
[気持ちよさそうに寝ているクインジーの腹に一発]
私の死因は絶対過労死だ。
間違いない……
[やれやれ、と溜息一つ。じっと寝顔を見つめて]
……まぁ、いいか。
[身支度を整え柔らかお腹を幾らか堪能しリリィを抱き上げ
迷惑そうな様子も気にせずに鼻先を合わせふんわり微笑む]
そろそろ、お祭り、始まるよ。
美味しいご馳走も、あるかもね?
…みんな…元気にしてるかな?
アーヴァインさん、無茶してないと、良いけど。
[ぴるぴるする髭がこそばゆいのか顔を離してリリィを肩へ]
ナサニエルと一緒に、カキ氷、食べよう。
作るばっかりで実はまだ一度も食べてないんだよね…
[部屋を出ればトントンと軽快な足取りで階段を下りながら]
…今日の漫才夫婦の御飯は何だろう?
大人の時間過ぎて、また、御飯、無かったりして。
[くすくす笑いながらおはようと声をかけ広間に顔を出すか]
[誰も居ない広間に視線を走らせぱちぱち瞬いて小首を傾げ]
予想、的中?
カミーラ、仕事、忘れてないと良いけど。
[楽しそうに呟いて窓の外へと視線を移し碧い双眸を細める]
[さすがに予想していない状態での腹への一撃にはダメージを受けたか、無意識に身体を丸めてしばしのち]
こ、これは……なんか来たぜ……?
[微妙にあぶら汗を浮かべつつ目覚めて]
…えーと、おはようカミーラ。
いい朝だな。
[すっきりとしたいい笑顔]
[ケープも羽織らず空腹を訴えるリリィの食事もスルーして
集会所を出れば柔らかな粉雪の降り積もる上に倒れ込んで
ころり転がれば全身くまなく雪まみれで空を仰ぎ息を吐く]
…綺麗。
[柔らかな白の上には結晶まみれのさらり碧い髪が広がって
ポケットから取り出した虹色に輝く水色の石を空に翳すか]
おはようクインジー。
随分とすっきりした顔だな?ん?
[肘を鳩尾に入れるようにして凭れかかりつつ]
ちなみにもう昼だぞ?
朝はお前のせいですっかり寝過ごした。
[笑顔で肘をぐりぐり]
あーまぁ、カミーラがたっぷりと相手してくれたおかげさまでなぁ。
[はははと、鳩尾をガードしつつ]
一緒にたくさん眠ることができて、俺は幸せだったぞー?
嬉しいなぁ。
[いい笑顔のままで、もたれかかるカミーラを軽く抱きしめて]
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