情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
ボブは咄嗟に大地を叩いたね。
少女たちを吹き飛ばせとはじける爆風。
だがしかし、それはつまり押し寄せる弾幕に対してボブは回避する手段をなくしたということでもあるよ――…
何をしてるの。
[爆風ではじき飛ばされ、視界が煙にまみれる。地面にたたきつけられたショックで四人のエッタは一人のエッタに。痛みに顔が歪むが、痛みに負ける事が許せないとばかりに立ち上がる]
背負っているのでしょう? 軽くないのでしょう?
だったら、わたしも無傷ですませるつもりはないわ。
[視界は未だ煙って晴れない。ボブに殺到しただろう弾幕はどうなったのか。呪符が光を成し、右手にレーヴァテインが現れる。レーザーブレードのごとくに]
[あれボケるスペースがないよ?]
吹き飛ばされた少女たちに弾幕は及ばない。
それを確認し、ボブは弾幕の雨に曝されたね。
でも、ボブはまだ終わらない。
――お嬢さん、それは違うのね。
命を削る覚悟と、無闇に命を削るのは違うよ。
新しい誇りには新しい痛みさえ伴うだろう。そんなのボブは認めないね。
その誰もが諦めそうななにかのために、ボブは立ち上がるね!
紅い剣を握る少女へ目掛け、土煙の中からボブは飛び出すね!
ボブの手に武器はない。ただ血まみれの拳を握るばかり。
心に剣、輝く勇気、確かに閉じ込めて――
奇跡! 切り札はボブだけよ!!
その言葉、心に留めておくわ。先人の教えを軽んじるつもりはないの。
もう休んでなさいな! その血は別の事に流されるべきでしょう!
[不意に飛び出すボブの姿に、一瞬少女は目を奪われる。それは凄惨で美しかった。一瞬のためらいのあと、相討ち覚悟で紅剣を振るう。胸に衝撃が走った気がした]
[紅剣を振り切るヘンリエッタのそばで、ひとりでに呪符が舞う。Q.E.D. "Ripples of 495 Years"(Q.E.D.“495年の波紋”)――視界内の何もかもを、十重二十重に連なる波紋弾幕でゆっくりと破壊していく禁呪。ヘンリエッタの切り札]
(使わずに済めばいいのだけど)
[レーヴァテインで終わってくれと、刹那に少女は祈る**]
まだ! 休むわけにはいかないね!
振るい降ろされた光刃と、ボブの拳がぶつかり合い火花が飛び散る。
辛い…っ
けれど怖くはないよ。
ボブは、またあの子と出逢うために。
――約束を果たすために、どこまでも戦い抜ける。
愛の前に立つ限り、恐れるものはなにもないよ。
運命なんて、ボブが、超えてみせるね!!!
く…っ
その波動に思わずまぶたを閉じる。
少女は倒れただろうか、ボブはまだ倒れてはいない。
だが、少女の様子を確認する暇もないね。
辺り一面に危険な気配が幾陣にも重なり展開されていくね。
逃げ場はない、それは確実。
これでは、ボブはやられてしまうだろう。
まぶたの裏に思い出せないあの子の笑顔と、手紙の言葉がよみがえる。けれど――
振るう。
両の拳を振るい、押し寄せる弾幕を手当たり次第に弾き飛ばす。
その度にボブの拳は削れ、弾き切れなかった弾幕がボブの身体を抉っていく。
ダメね。数が多すぎる。
ボブが倒れるだけならいいよ。ボブは、謝るだけだから。
――でも、この少女まで倒れる必要はないね!
その時、ボブを背後から支えるような気配があったね。
――振り向かなくても判るよ。君ね。
「――遅くなっちゃったね、待った?」
大丈夫、ボブもいま来たところよ。
「OK、じゃあ、行こうか」
そうね。君がいれば、ボブはあの時と同じように戦えるよ。
1人では届かない夢も、君となら叶えられるね。
並び、添えられる拳。重なる力。
2人のBody&Soulがひとつになる。
そう、最高のパートナーと出逢うとき、奇跡は起こるのね。
行くね――
「黄昏に続く永遠の王子、アルフ=ライラ!」
金色に出ずる刹那の王子、ワ=ライラ!
「ダブルクロス!」
スクラムウィング!
Time Judged all!!
運命がクロスする「今」、空へ高く舞い上がる。
ボブの炎が闇を焼き尽くす奇跡の力となりここに降臨したよ!
弾幕はいまや炎獄の王蛇と化し、ボブへ――
否、ボブ達へと襲い掛かってきた。
しかしボブは怖くないよ。
目に見えない繋がりを信じて動き出すだけね。
限界なんてぶっ壊すよ、ボブの手で。
昨日よりステップアップして…ああ、my friend.
大気圏だって突破して旅立ちのカウントダウンよ!
これ以上このネタやり続けるのに限界を感じたボブは我が身に宿る全ての力を振り絞り渾身の力で弾幕の雨あられに立ち向かい蜂の巣になったね!!!
気を失い、地面に倒れている少女を見るね。
――少女よ、願わくば。
旅立つのなら晴れた日に胸を張って。
心が震えるボブ、探してね。
誰にも出来ないこと見つけ出して。
それが君の、Bobkiだから...
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新