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……今、ぼくは。
彼に触れたいんだ。
[右腕で左肩を抱く。]
ぼくについての記憶があるか無いか、ぼくの記憶が継続するか──を、危惧する以前に。
ただ、切実に。
今、此処にハーヴェイが居ないからこそ、強く思う。
[ニーナの放つ聴覚信号を聞き]
「退屈」を得た?
その言葉の意味は、「やる事がない為に、時間をもてあます事」、だったか。
僕には不可解な物だ。
人間は、それを得る為に電脳化したのか?
[と。ルーサーの放つ焔で崩壊し降り注ぐ瓦礫が彼を襲う。
避けようと飛んだ先に、近づく攻撃用情報を探知。
左手を握り開くと、5つの光弾で3つの焔を打ち消す。
――扱いが不慣れな為に、その内2つはあらぬ方向へと走った。
ルーサー自身が彼に近づき踵落としを放つのを、右手の短刀で受けようと]
[死の恐怖は多重の意味で今、Geneの傍にある。
その1つがその焔だ──。]
…Gilbert。
ぼくと話してる時間は無さそうだ。
このままだと、君はLutherの手によって破壊され、死ぬ──…。それとLutherを破壊しても、君の探したい秘密は、得られないんじゃないだろうか。
むしろ、それはニーナが握っていると思う…──。
……やはりあなたは楽天家なのよ。
そうでないなら、ありもしない希望に縋ろうと自分を誤魔化しているだけ。現実界(マンデイン)でのあなたは「スクール」の生徒。虜囚といっても過言ではない。
ここから戻ったとして、どうやってあなたは彼を探し出す心算なの?
[短刀がギシリと音を立てる。
無表情なLutherの睛が帽子の下から覗く。
スロゥモーションのように残骸が落ち──縮めていた、もう片方の足の蹴りが下からGilbertの顎を捉えた。その勢いで、後方のdateの残骸へ着地を──第二段を繰り出そうと]
ID:Audreyを。
君が?
「死」を、与えた?
君は。
「memento mori」、なんだな。
被害をこれ以上増やしてはいけない。
破壊する。
[彼は「秘密」と同様に「嘘」も持たない。
勿論それをルーサーが持つかどうか知らない。]
[ヨハネの黙示録のあの光景にも似た、壮絶と言える目の前の焔。現実に雨の中、この様な焔はどうやって燃え広がり動くのだろうか。其処に居れば自分は何を感じるのであろうか。]
…ニーナ。
世界の本質とはなんだろう?
ぼくは、分からない。
本格的にMamの子どもとしても失格なのだと思う。ぼくはただ、自分の内側にある──…得体のしれない感情とも衝動とも言い難い、でも、切実な──“此れ”しか…。
ただ、生きるしか出来ない。
[片手で自分自身の胸を押さえる。]
はい。私は「memento mori」──。
[herveyがAudreyを破壊した事──「memento mori」によって──は、Lutherと同一視となっている。]
…そうだね、ニーナ。
ぼくはMamの腕の中から、今まで本当に逃れる気はなかったんだ。
でも、分かった。
箱から出るよ。
その為には、生きて此処から出なくては──…。
[ルーサーの蹴りを避けきれない。
顎を蹴り上げられ、ふっ飛ぶ。
――このままでは次の攻撃をまともに喰らってしまう。
左手から光弾をルーサーに放ち、彼自身はその勢いでより遠くへ、距離をとろうと]
世界の本質とは輪廻。
すべては移ろい流れ変わるということ。
けれど、今はただ何もかもが繰り返されるだけ。そこからはどんな変化も生まれない。死産した可能性しか、この世界には残されていない。
[陰鬱な視線で四囲を見回した]
……それがあなたの意志?
……あなたは世界を変えることはなくただ“奇跡”を望むというのね。
……なら、良いでしょう。それも選択の一つ、なのだから。
[飛ぶ中でニーナの言葉を聞く。
「死から脱却してヒトは人間らしさを失った。」
「だから私は"memento mori"を造った。」]
君が、人間に死を思い出させるために、作った?
[受身を取る事を忘れ、瓦礫に頭から突っ込む。]
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