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……ぼくが監督ならここにきてそんな手段とらないよ。
ぼくが監督なら狂人も生きてないってことだし。
流石に吊ってくださいというには状況がしんどいな。
[肩を竦めて]
[少し首を傾げながら]
…ん?
ぼくは狂人でも監督でもないからそう言えるんだよ?
わざわざ監督側だったら
自分が有利になる情報を
わざわざ言うわけないじゃない。
…シャーロット、お前が
[死ねばいいと思ったはずだった。
――肩に宛がわれる鋸。
――引く少年の手の動きに合わせて、流れ出していく血。
そしてその通りに彼女は殺されていく。
ラッセルが、シャーロットを殺していく]
そうとも、死ね。死ね。死んでしまえ…
[「……切れ味悪いね、この鋸」
ぐちゃり。
ラッセルはその音に笑っている。
「…ごめんなさい、私も…解らないんです」
初めて会った時、ここがどこかという問いに
少女は謝りながら答えた]
俺たちさえ、…俺さえ生き残る事ができれば。
[「ふふ、兄さん。もうすぐだよ?」
刃が肉を、筋を、骨を裂く。
ラッセルは恍惚と笑っている。
「貴方が何時から此処に居たのかも解らないんです」
近付いてみれば、少女の髪は青かった。
俺と同じ髪の色だな。何となくそう思った]
どうでもいい。誰も、かれも。どうなろうが…
[「見ぃつけた」
弱々しくまだ鼓動を続けていた小さな命の灯火。
ラッセルはそれを、握って――
「私だって自分の名前は覚えてます」
少女は顔を上げてこちらを見た。
「シャーロット。シャーロット・マーロン」]
シャーロット…、お前だって
[ぶちり ぶちり
血管はちぎられ、ラッセルはそれに口付ける。
小さく震えていた臓物は、いつしか止まっている]
――お前だってどうなったって構わない、シャーロット!
[ふらつきながら誰かが叫んでる。
いや、これは自分の声?
目から滴ったものが唇まで滑り落ちた。
どうして俺は泣いてるんだ。
わからない。
わからない。]
[「…この方が気付かれるまでそんな事は仰らないで下さい…
この方が目覚めてお話を聞いてからでも遅くないでしょう?」
全ての元凶をクインジーに求めた時、シャーロットはそう言ったのだ。誰の目にも彼の顔は恐ろしく、堅気の人間には見えなかった。
それでもシャーロットは脚の怪我で汗のひどいクインジーにハンカチを渡し、心配そうな瞳で彼を見て、手当てを求めて方法を知っていないかと周りに尋ね…
そして自分が現在の不可解な状況は、この男にあるのではと軽く睨んだだけで、「そんなことを言うな」と窘めた。
言葉どおり、彼を責める言葉を止めたそれだけで、「優しい方ですね」と微笑んだ]
どこがだ…俺のどこが…
あんたの死を望んだっていうのに。
[シャーロットは自分の肩にかけられていた上等な布さえ惜しまなかった。
躊躇なくそれを広げると、不安な表情で佇んでいたトビーに包むようにかけてやった]
笑えるよ、シャーロット…
[突然現れたセシリアが、具合が悪そうだからと膝に抱いた。
疲れているだろうに、自分は横にもならず.。
シャーロットは彼女を膝に寝かせ続けた]
…一番思いやりを持ってた奴が、人にはそう言うんだな。
…あんたは優しい奴だった。
[長い長い沈黙の後、顔を覆った手の隙間から出たのはただ一言]
あんたが罪のない人間だったなら、もしかしたら許したんだろう。
犯人も…
犯人に協力するような奴、狂った…、…狂人野郎も。
でも俺には許せないよ…。
狂人野郎も…
何よりも犯人を。
だから今日も殺すんだ。
…誰かを。
[顔から手を剥がすと、辺りを見回した。
狂気の坂を転がり落ちても、脱出する時を夢見ている]
可哀想なウェンディ…。
…疑い続けた俺を、お前は許してくれるかな。
[もう動かない小さな躯から視線を彷徨わせ、トビーの言葉を反芻する]
…ラッセル。
ラッセルがヤツだって言うのか、トビーは。
これは朗報なのか?
トビーが占い師なら、ソフィーとラッセルが犯人…
ローズマリーが占い師なら、セシリアとトビーが犯人…
ああ俺たちはこれから…ラッセルとトビー、どちらか殺し、それでもまだこの悪夢が終わらなければもう一人を殺す、ただそれだけのことで……生き延びられる?
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