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[自分達が探していた相手が向こうからやってくるのに瞬き、
いつものような挨拶を彼がするとこちらも軽く片手をあげて]
セシリアなら――
一番最近話した時はギルを探してるような感じだったけど。
[会ってないのか?と言わんばかりに首をかしげ]
それ以降のことなら、俺は見てないからわからない。
もしかしたら部屋にいるかもしれないけど。
それより、コーネの居場所、わかる?
[首を傾げるナサニエルとラッセルへ、探されていたのは知っていると云う様に瞬きを一つしてから、緩やかに被りを振り]
逢ったから、探してる。
[逆に問い返されるのも矢張り同僚の行方で、ナサニエルを見詰めた儘に思案気に瞬き、一拍の間を置いてから首を傾け]
――…重力室は探した?
[時折其処に居る友人の事を思い出して口を開くも、ナサニエルとラッセルをまた交互に見詰め]
コーネリアスが、如何かした?
[二人の回答を受け頷く代わりにまた一つ瞬き、ラッセルが同僚を気遣うらしき言葉には、思案気に彼を見詰めるもあり]
未だ、大丈夫だとは思う。
逢ったら、プログラム出来たって伝えて。
[ナサニエルへと顔を向け不思議そうに]
ナサニエルは、何をしてるの?
[ギルバートの問いかけには一拍宙を見て考え、視線を戻す]
何も?
強いて言うならただの付き添いかな。
[喫煙後は本当にただ歩いていただけで、
声をかけられたから一緒に歩いているに過ぎず。]
[ラッセルへと頷く代わりに再び瞬き、ナサニエルの思案する間は黙し彼を見守り、返される言葉には思案気に彼を見詰め]
――…そう。
[其れ以上は回答に対して何か云うでも無く、二人と別れ再び歩き始めるも、少し広まった通路のスペースで立ち止まる]
未だ、寝てるかな。
[透明な板の向こう側を見詰めながら呟いたのは、探す同僚の事だろう]
[不意に立ち上がって、部屋の照明を落とす。闇が支配する。
同時に安らぎも訪れる。なれた部屋のこと、手探りでベッドまで戻り、腰を下ろして溜息をつく]
……ヒトは闇を恐れたけれど、分からないから恐れただけ。
分かってしまえば、もう恐れるに足りない筈なのに、分かってしまった今でもヒトが闇を恐れるのは…―――。
ギルを探そう。
[思考回路の論理接続に問題があるな、と頭の片隅で思った。
暗い部屋をそのままに端末を携え出て、しばらく歩く。と]
対象を発見。
ニコラス。
[同僚がいつもそうするように、挨拶の代わりに名を呼ぶ]
探してた。答えを聞きたかったから。
[気配と声にゆっくりと顔を向け、常と違う名前を呼ばれるのに、探していた人物を暫くは静かに見詰め、不意に口許には微かな笑みを引く]
セシリア。
[穏やかな声が名を呼び返す頃には笑みは消えたけれど、答えを求められ頷く代わりに瞬いた闇を写し込む紫苑の眼差しは、僅か柔らかな色を浮かべた儘]
答えは――…無い。
[静かな声が告げる]
闇は、在るだけ。
意味を創るのは、人。
セシリアにとって、闇は何?
[なんとなくは解っていた事。それを確かめたかったのかもしれないこと]
…答えは無いのね。
[意味を作るのはヒト、と心中で繰り返ししばらく黙り込む。
下げられがちだった視線をギルバートへ向けて、柔らかに]
私にとっては、安らぎ・安息…。
目を閉じて眠る前の気分に似ている。
ギルにとって闇とは、何?
[問い返す]
[セシリアの言葉に頷く代わりにまた一つ瞬き、黙する様子を黙って見詰めている間もあり、其の内に向けられる眼差しと混じるだろう。
問い掛けに暫くは思案気にセシリアを見詰めるも、聊か長過ぎる沈黙の後に緩やかに被りを振り]
説明する言葉が、見つからない。
或る意味では俺も――…
[闇、と囁く声は小さい]
>>重力室
[すっかり骨ばった自分の指先をしげしげと眺めながら、コンソールを手元に引き寄せて重力制御を解除。
水に沈むようにゆっくり重くなっていく体を実感しながら床に足をつけると肩の骨を軽く鳴らしてから扉を出る。
透明の向こうには深淵と煌きだけがあって、思わず嘆息だけがこぼれる]
…まったく。
綺麗でも怖くても食べ物じゃないから空腹も満たせないとはね。
[やれ、と小さくつぶやいたなら菫の香りのタバコをくわえて歩き出す]
[セシリアの呟きにゆっくりと目を細め、通路の片面にはめ込まれた透明な板へ顔を向けて、其の向こう側へと視線を投げる]
安息なら忌避する必要は無いと思う。
[常と変わらぬ口調で淡々と――けれどセシリアが態々闇に対する答えを求める理由を探して――呟き]
闇が――…
[ゆっくりとセシリアへ向き直り]
恐い?
[まるで自身が恐いかと訊ねる様に問い掛け]
答えは、また今度訊かせて。
[セシリアがそうした様に直ぐ答えを求める事もせず、常の足取りで傍らを通り抜け――部屋に戻るでもなく――通路を歩き始めた]
[少なくなったとは云え人は居るのだから当然と云えば当然だが、前方から感じる気配に足を止め、仄かな菫の香りに該当の人物が思い当たり再び歩き始める。
程なくコーネリアスの姿を見止め歩み寄りながら、緩やかな瞬きを挨拶に代えて]
ラッセルが、探してた。
もう、逢った?
[コーネリアスから数歩の距離で立ち止まり、首を傾け彼を見詰めた]
…あれ。
[向こうから来る気配、タバコは携帯のアッシュと例の仲へと放り込んで火をつぶし、それからひらひらと手を振った]
そっかそっか。ありがとー?
まだ逢ってないよ。
部屋を出てからは、ニコルが最初。
[よしよし、と手を持ち上げて彼の髪をなでるのはもはや恒例のようなもので]
[近づき濃くなる煙草の香りも火を消されると直ぐに薄まり、手を振るコーネリアスに眼差しは微か和らぐ]
そう。
[伸ばされる手になされるが儘に、獣の如く僅か眼を細めるも、癖のある褐色の髪が緋色の煌きを零すコーネリアスの手を視界の端に捉え、ゆっくりと瞬く]
コーネリアス――…
[痩せたね、と口唇だけが音も無く囁き、確認する為にかコーネリアスの手へと手を伸ばす]
プログラム、出来たよ。
――食堂――
〔黙して此方を見上げ来る愛らしいロボットと長く視線を交わしていたが、やがてローズマリーへと面を向ける。微かに眼差しは常より穏やかになっていたかもしれない〕
…。お前はこれと在るのが幸せなんだな。
〔だからどうだとは言わず、アタッシュケースを倒して留金を外す。中から小さめの輸液パックを取り出して、ローズマリーの前へ押し遣り〕
針を刺すのが面倒なら飲んでしまえ――
スポーツドリンクと大差はない。
〔彼女がうーくんを撫でるのと似たような無遠慮さで、艶めく緑の髪がかかる細い肩へと片手を乗せる。鷲掴むような手荒さが*ヒトへの慣れなさを露呈して*〕
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