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ううん。大丈夫。着替えてただけよ。
怪我……してるみたいだけど、なんか手当てして貰ってるんだよね。
すごくおなかすいてるけど気分はそんなに悪くないし。なにされたんだわたし……不覚だ。
……ん、もう良いのか。
達者そうな声だの。
怪我ではな……って!
なんじゃあその恰好は!
[健康的に伸びたメイの四肢が目に入る。
途端に顔を赤くして、くるっと背を向けた]
ず、ずいぶん、げ、元気な様、だの。
な、なら、心配は、いるまい、にゃ。
[医務室の内側からの返答に、少し安堵の表情を見せ]
キャロルです。
いらっしゃるのはヴィンセント先生と、
他にも誰か……?
―――ともかく、人が居て良かった。
[ふっと弱い笑みでヘンリエッタと金の髪の女性に向き直り]
私はラッセルくんの様子を見に、操舵室まで行ってくる。
すぐ戻るか呼ぶから、医務室の方々と少し待っていて。
おぉ!
かたじけない、シャーロット殿。
有難く、御助力頂戴致すとしよう。
[メイから視線を反らし、シャーロットに深く礼をした。
と、男性の声が聞こえ]
む、何奴!?
[反射的に、刀の柄に手を掛けた]
[程無い距離、けれど嵐の中では音を打ち消される。
操舵室の前まで赴けば静寂が待ち受けた。
刹那の寒気に息を呑むけれど、中から聞こえる軋むような音。それが舵を取るものと気づけばふっと息を吐いて。]
ラッセルくん?他にも誰かいる?
[問いかけながら、操舵室の扉をノックした]
ヴィンセント先生……?
[小さく頭を下げて]
あの、お1人で……
大丈夫ですか?わ、私も…
[後を追おうとするも駆けていく背中は軽やかに廊下の向こうへと]
[不意にノックの音。
少年は安堵する。自分だけではなかった、ということに。]
誰!?
[振り向きたくても振り向けない。ドアの向こうが気になってならない。]
[男は、医務室に人が増えているのに気付いて]
おおっと、すまない!
ぼーっとしていたようだ!
おほん。
[男は、慌てて席につくと、咳払いをした。]
……あぁ。
まったく、誰かと思えば。
ヴィンセント殿ではないか。
いつも卿がお世話になって居るの。
ま、ここ暫くは卿の持病も治まっている様じゃが、それも先生のお陰様と云う奴じゃろ……、っと。
今はそういう挨拶の場合ではなかったの。
うむ。
あっ!あなた!ヘンリエッタ!
///
ヴィンセントの背後を、とことことついてくる赤い少女。
ふわふわの髪とドレスとに彩られた姿は、マンジローの言っていた姿そのままだった。
[シャーロットにとって、姿だけは見たことのあるような気もする人達が何人か入ってきた。 誰誰誰という言葉につられて自分もうっかり『誰』と意味もなく呟いてしまう。]
ヴィンセント先生?
あ、あ、えっと、キャロル……キャロル・クリスティーナ
[操舵室にノックして、室内の者が扉を開け迎えてくれるはずもない。返って来た短い応えに名乗りを返し、扉を開く。室内には一人で舵に奮闘する少年の姿があった。]
良かった、君も無事だった……
でも、どうして操舵室にラッセルくん一人しかいない、の?
―――アーヴァインさんは。
[こんな非常時に、船長だと言うのに――]
あいや、すまぬ、失敬した!
[刀の柄頭を手で押さえ、苦笑した]
変事には即応せよ、と厳しく言われての。
身についた癖みたいなものじゃ。
いや、済まぬ事だの。
むむぅ。
なにやら綺麗なお嬢さんに囲まれて気分が・・・
と言っている場合でもなさそうだな。
ええっと、私はヴィンセント。ヴィンセント・スチュアート。この船で船医として働いている。
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