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[ワイヤフレームの町並みを、弾丸のように黒猫は走る。
俺はストレィキャット。
誰だよ、泥棒猫とか呼ぶ奴ぁ!
気配に足を止め振り向けば、炎を纏った黒い木馬。
そいつの目が俺を見て哂う。]
ん?やるっての?
[たかが子猫と侮って、木馬は鼻先でせせら笑うと前足で踏みつけようとする。
足元を駆け抜けついでに、生身の指はキーボードのF1を!
色とりどりの金平糖のようなオブジェクトが、瞬時にその場にばら撒かれる!]
[駆け抜けたその背後で広がる、極彩色の爆風。]
ま、こんなもんっしょ。
[木っ端微塵になった木馬は、ノイズと共に塵となって崩れる。
残骸の匂いをかぐように、黒猫はそれを漁る。]
ちぇ、つかえねー。
[興味を失い、*また裏路地へ。*]
[無人…とでも称すればいいのか、人格を持った存在がいなくなった電脳空間で先ほど吸収したデータの解析を行っていた時、
データ収集用に放っておいたEyes Of Fukt…名前は製作者が好んだレトロゲームから取られたらしい…が一通のメールを拾い出した。
内容を自己の内部で討議し…より強靭な人格のデータを得られる、との判断から最下層へ行くことにした。]
古いメモリーの中に下に下りていくより上に上っていくほうが、より強い相手がいる、というマスターのジンクスがあったな…。
[誰に聞かせるでもなくそうつぶやくと展開してあった自己増殖用プログラムを終了させて異なる階層へシフトした]
――Under/Gate ――
[一度足を踏み入れると、ごくごく単純なウィルスの姿。
Hubertには、人型の視覚イメージで見える。
子供向けゲームプログラムにおける、
雑魚キャラのようにわかりやすいヴィジョン。]
あー。君たち、私に作用するつもりかい?
[警告信号として、低級ウィルスに働きかける。
しかし、警告を警告として納得できるほどの
高級なものではないのだろうか。]
これが最後だよ?君たちくらいのスペックでは、
私はちょっとストレスが大きい相手だ。
止まっても知らないからな?
[ウィルスたちが、寄り集まってHubertを襲う。
ギャングが集団で1人を襲うシーンを
想像すればわかりやすいだろうか。
一撃を受け、少々よろめきつつもその腕を
ガッチリと掴み、力を込めていく。]
いやさ、こんな簡単に固まっちゃうの君たちの
スペックの問題だからな?もっと深いトコまで
行くと、これしきでは何の問題にもしない連中ばかりだもの。
[アンダーのより下層を目指していく。
少し離れたところに、低級ウィルスたちが
フリーズしてしまっている。]
──Under/− ──
[音もさせずに、Gridに降り立つ。
帽子の鍔を引き下げ、口元には微笑を浮かべている]
───Kyrie, eleison.
[ストラがふわりと持ち上がり、落ちた。]
――Public/Boulevard (開放領域/大通り) ――
[「アルファ・ラルファ」と名づけられたその街路には、様々な外形を得た人々が行きかっていた。提供されるイメージは透明の天蓋を通して陽光の降り注ぐショッピングモール。
不規則な軌道を描き、光を振りまいて青い小球が飛来した。次第に降下したそれは流れるように変形し、濃い青の髪を持つ少女の姿を生み出した]
……この辺でいいかな。とりあえず、探索してきて、執事。
[広場に設置された泉を囲むベンチに腰掛け、黒革の質感で覆われた右手を開いた。出現したそれに目を落とした様子は、傍目からは文庫本に読みふける娘に見えただろう]
[小さな囁きと共にプローブが生み出され、手中の端末に飛び込んだ。数瞬のラグを経て、画面には廃棄領域(アンダーネット)の状況が表示される]
……情報ノイズ、38%。
……探知範囲内の高頻度活動体、178。中頻度1,378、低頻度約20,000。特異断片の反応なし。
[訓練期間中、幾度か耳にした単語をふと想起し、呟いた]
「mement mori」……か。本当に、見つかるのかしら。
まあ、どちらでもいいや。
プローブはそのまま、自壊期限まで探索。
何かあったら教えてちょうだい。
[画面越しに黒い球体へと少女は告げる。あくまでもこれは作業。定められた手順。気だるげに周囲を見回すと、開いたままの端末を顔に乗せてベンチに*横になった*]
流れ者 ギルバート が参加しました。
―public/backstreet―
[――解析完了
無差別消去機能保有プログラム]
[[>破壊]
[右手を刃のように尖らせると、彼はあっという間に距離を縮め。
捕捉されるよりも先に、それの胸部を右手で貫いた。
貫かれた部分から黒い染みは広がり。
捕捉仕切らず相手を見詰めたまま、それは全身を黒く染め地面に崩れ落ちた。]
未亡人 オードリー が参加しました。
─Real World─
[暗い室内。唯一の光源である旧式モニタに、文字の羅列が浮かんでいる]
──全く、なんだって今更。
何年前に引退したと思ってるんだ。
[モニタの前に、老婆が一人]
[ぶつぶつとぼやきと溜息を繰り返し、天井を見上げる]
[見上げた先には、古ぼけたピンナップ。遥か昔に憧れた大女優]
[その微笑をしばらく眺め──]
──老いぼれを甘く見るんじゃないよ。
[吐き捨てるように言うと傍らのプラグに手を伸ばした]
[フードを脱ぎ、ジャックにプラグを繋ぐ]
[もう数十年と使っていない己のID、続いて「招待状」に示されたパスコードを打ち込み]
──相変わらず気持ち悪いねぇ、この感覚。
[意識が電脳空間へと堕ちていった]
村の設定が変更されました。
牧師 ルーサーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(牧師 ルーサーは村を出ました)
牧師 ルーサー が参加しました。
──Under/− ──
私はEntry Name:Luther。
貴方をThe Cult Warの参加者と確認しました。
[帽子を引き下げたままの手袋の影から睛が覗く]
―Public―
[耳に入るのは、雑踏。作られた音。]
[静かに目を開ける]
──あら、随分小奇麗になったのね。
[丁度目に留まったショウウィンドウで己の姿を確認し]
まぁまぁ、かしら。
長いこと使ってないデータの割には、良く出来た方ね。
[くるりと一回転して懐から煙管を取り出し]
まずは見物でも、させてもらいましょうか。
[煙管を咥えつつ、歩き出した]
[目の前の黒い塊―元々は人の形をしていたそれ―を無造作に「蹴落とす」と、右腕の刃を手の形状へと変化させた。]
[破壊数――256]
これなら切りが良い。
[データの肥大化による処理機能の低下を、彼は嫌った。――嫌うと言うよりは、軽量化を最優先する彼の性質がそうさせると言った方が正しいのだが。
彼が人であったとしたら満足げに頷いただろう。今現れた数字を確認すると、彼は今までとは違いはっきりと目標を見定め歩を進めた。]
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