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所詮は「無いもの強請(ねだ)り」ですよね…。
『そこに居なければ良かった』『そこに居れば良かった』だのって。
なってしまった事を嘆いてもどうしようもないのですから…。
時間は掛かりますが自分が強くなるしか方法がないのです…って、何か説教染みていますね。
お子様な修道女が言っても意味がない気もしますが。
[...はちらりとドアの方を向き]
そこのお2人さん、盗み聞きはマナー違反ですよ?
[洩れ聞こえた言葉を思わずくり返して呟く]
アーヴァインさんが人狼にって言っていたから、何か手掛かりになる事があれば…
[どうやらそれが、ローズマリーの言で]
昔愛した人を、狼に…。
[それはステラの言だった。
思わぬ過去を盗み聞く形になってしまったことに、軽い罪悪感を覚える。
未だ彼女が苦しみを伴って思い出すのだろう、そのステラの記憶に、感情が感染したかのように僅かに眉を寄せた。
あれほどまでにローズマリーが泣いていた理由にも、その言葉でようやく思い当たることとなる]
”人狼”、か。
[居るわけが無いなどとはもう、笑えずに]
居合わせられなかったにせよ、居合わせてしまったにせよ――愛した人を失ったって意味じゃ、どっちも同じくらい辛いことなんだろうな。
[小さく溜息をついていたが、こちらに気付いて微笑みを向けてくれたハーヴェイに]
ハーヴェイ、人のこと、軽〜く慰めることができるようなあんたが、何の力もないとは思わないけどさ。
うん…そうだな、何も起きなければいい。
[女性を慰めるのは苦手との発言には、そんな事言ってそつなくこなしちゃうんじゃないのと、笑みを見せた]
無いもの…強請り…。そう――なのかしら?
[ステラの言葉に頷きつつ思う。では、自分の力は無いものに取っては羨ましいものだろうか。
事切れた後に僅かに言葉を交わせる事の出来る、自分のこの力を。]
でも…なってしまったものは仕方が無い物と何処かで割り切らないと…。何時までも悲しんでいられないものね?
[お子様な修道女という言葉には、小さく笑みを零して]
そんなこと無いわよ…。あなたは立派なシスターですわ。現に今、わたしを救ってくださったし。心強いわ。ありがとう――
[素直に礼を述べ、続いた言葉に再び瞬きを繰り返す。どうやらドアの向こうに人が居る事すら気付いていなかったらしい。]
―食堂―
[暖炉のそばにいた赤は、その話が始まって、そっとそこを離れる。
それでも声は聞こえていて。]
殺された、か。
人狼に。
…………
[厨房の中で、少し、泣きそうに顔をゆがめて。]
[その場に立ったままのナサニエルに薄い笑みを投げて]
聞こえたろ?
どうやら人狼は本当に居るらしい。
まだ、ここに居るとは思いたくないけど…。
俺はそんなに器用じゃないよ。
いざって時はギルバートに助けられてばかりだったし。
女性は苦手なんだ。付き合うのも…セシリアが初めてだしさ。
[当のステラがこちらを向いて、会話を耳にしていることを咎める声が降って来る]
やべ…。
さ…「さーて、食い終わった食器の洗い物でも…」
[悪戯をしかられる子供の態で、今更わざとらしくそっぽを向く。
誤魔化すような独り言と、向いている体の位置が違うことが逆効果と気付いたのは、言い終わってからだ。
再び食堂へと向き直ると、ステラはローズマリーを抱きしめていた]
ステラさん…。
[――自分も辛いだろうに、人を暖かく包み込もうとする彼女は、自身でおっちょこちょいと言い表しながらも立派な人だなと思う。
二人の会話を邪魔しない程度の静かな調子で、尋ねる声で漏らした]
な、ハーヴェイ。
アーヴァインさんを殺したのが、本当に人狼だとして…。
…外から来た奴だとか、吊り橋から落ちてたって言う、ベンジャミンさんが「そう」だったのかな?
[本を読んでいたメガネはそのままに、一つ溜息をつくが、皆の不安を考えれば仕方ないことで。自分はどうしようかと悩み中]
…さっさと寝れば朝なのにな。
ていうか、あの連中大丈夫なのか?
―浴室―
[ずいぶん前だが、雪にぬれてそのまま放置されていた右足の白を見る。
包帯はいくらでもある。
変えておかねばなるまいと、それをほどく。
ぱさりと乾いた音で床に落ちて、新しい白を手にとった。]
[ステラの言葉に中へと入るナサニエルに続いて食堂へ]
ごめん、何か入りにくくて。
[小さく謝意を告げるとナサニエルの問いに首をふる]
わからない。でも、ベンジャミンさんは古くからの付き合いだと聞いてる。
それに…人狼が崖から落ちるような奴とは思えないし…。
[自室から客室へ。勿論メガネは外し。
相変わらずどんよりした空気。少し苦手そうに顔を顰めながら]
またそろってるな。まだ、立ち直れない奴でもいるのか?
そうなんだ…ふふ。
[セシリアの名を口にする時のハーヴェイの顔には、照れの中にもどこか、穏やかな色が見て取れるような気がする]
セシリアって名前を言うだけで、ハーヴェイは落ち着けるのかな…良い顔するぜ。
[思い出せるだけで心を穏やかにしてくれるのだろう、大事な存在が居る事を羨ましく思う。
言いながら笑うナサニエルの顔は、今はからかっているというほどの笑い方でも無く]
…早く会えると良いな。
[人狼の話には頷き]
…そうだよな。あんな…死なせ方ができる奴なんて、確かに人狼なんて存在くらいのものなんだろうなって、おれも思えてきてる。
まだ、ここに居るだなんて思いたくない。
…うん。良く知ってるわけじゃないが、おれに親切に話しかけて紅茶を勧めてくれたあのベンジャミンさんが、そうだったなんて思いにくいけど。
でもだったらせめて…外から来て、もうここには居ない奴がそうだったんだって思いたいよ。
[――そうで無ければ犯人は何食わぬ顔で、まだこの宿内に居るということになる。
吊り橋が落ちていたこと、その理由も含め――嫌な想像に、ぶるり震えがくるのを誤魔化した]
[抱きしめられた温もりが心地良い。
ローズマリーは自然と身を委ねるように寄り添い、ステラの優しさに甘えていた。
と、中に入ってくるナサニエルとハーヴェイの会話が耳に入る。内容は亡くなったベンジャミンの事ならしい。
ローズマリーはすっとステラから身を離して、二人の方へと向かい]
ベンジャミンさんは…人間よ。人狼ではないわ…
[淡々とした口調で呟いた。]
[ラッセルの「気づいていたのか」には]
当然ですよ?教会の子供達がよくやっていますから自然と気が付くようになったんですよ
[ローズマリーの感謝には]
どういたしまして。
こちらこそありがとうございますね
[と、微笑むがベンジャミンが人間だったという言葉に息を呑む]
…ローズマリーさん?
[どこか淡々としたその口調に、そっと横を通り過ぎて、洗い場へ向かおうともしていた足が止まり]
それってローズマリーさんが、ベンジャミンさんのことを良く知ってるから…「ベンジャミンさんが人狼なわけない」って思っての発言とはまた、違うみたいだね?
[先ほどまでステラの腕の中に居たローズマリーの瞳を、確認するように覗いて]
何か…あんたはおれたちが知らないこと、知ってるのか?
[顔を顰めながらも周りを気遣う様子に少し安堵して]
ちょっと、ね。
ローズマリーさんとステラさんの話を聞いてて。
[盗み聞きとは言わなかったけれど。
ナサニエルから指摘され、微かに赤くなり]
そ、そうかな?
うん…とても大事だから。
すぐに会えるって、きっともう何もない筈だからさ。
[もうここには居ない、と思い込みたかった。
だけど…ありえる可能性に無意識に身を震わせて]
もう、ここには居ないはずだ、きっと。
[傍らで息を呑むステラをあやすように背中をぽんぽんと叩き、ナサニエルの覗きこむような瞳には、真っ直ぐ見返し]
――えぇ…そう言うことになるわね。
わたしは、少なくてもあなた方よりは僅かに情報を持っている。…いいえ、嫌でも得たというべきかしら?
……もっとも…、信じるか信じないかは…あなた方におまかせすることだけど…。
[何処か寂しそうに微笑み、ふっと息を漏らす。
強がっては居るが、内心は逃げ出したくてたまらなかった。でも逃げ出すことは出来ない事も判っていた。それは自身に課せられた運命なのだから――]
[一連の話を聞いてはいたけども、少しだけ聞き耳を立てたのはローズマリーがベンジャミンとやらを人間と断定したこと。あったこともない人間がどうというつもりはないが]
…?人間、とはどういうことだ?
ここに居るのは皆人間じゃないのか?
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