4日目 / 42 死びとの指─…屍鬼村2─ - 人狼物語

42 死びとの指─…屍鬼村2─

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視点：人狼墓全

お尋ね者クインジー

―三階／天賀谷自室―

[新しい屍体から、血臭が押し寄せてくる。
傍らに膝を付いて、絶命を確認する。
それが生きているとは、誰にも思えなかっただろうが。

部屋の中に居る者達に、押し殺した声で言った。]

お嬢さん。そして碧子さん、外へ出てください。
どうやら彼にも、屍鬼にさせん為の処置が必要な様だ。

(77) 2007/04/20(Fri) 01:15:58

冒険家ナサニエル

「由良君はよく知らないんだが……花蘇芳などかね？
コルネールさんは楽譜などだろうか。」

［枚坂の答えにほっとしたような微笑。それは、望月の血まみれの姿とはあまりにそぐわないけれど］

そうか、そうだな。ありがとう。

(78) 2007/04/20(Fri) 01:16:19

見習いメイドネリーは、紅い締められた痕が残る首元に手をあてて。

2007/04/20(Fri) 01:16:26

医師ヴィンセント

[話をしながら、私も由良の部屋の外へと歩み出ていた。]

翠さん――
……つまり……

[翠の言葉に耳をそばだてる。]

(79) 2007/04/20(Fri) 01:16:29

医師ヴィンセントは、翠の手に軟膏を握らせた。

2007/04/20(Fri) 01:17:59

逃亡者カミーラ

……隠し立てをして申し訳ありません。

[ですが、と夜桜は続ける。]

屍鬼は、危険なるものです。
無闇に正体を現してはなりません。

[ふ、と風に揺れる桜のように微笑む。]

(80) 2007/04/20(Fri) 01:18:58

見習い看護婦ニーナは、逃亡者カミーラに一歩近寄る…──。

2007/04/20(Fri) 01:19:10

見習い看護婦ニーナ

…誰が屍鬼だと。

[14名の名が書かれた血文字。
　あの部屋の壁を思い出し乍ら。

　　　低く掠れた声で聞く…──。]

(81) 2007/04/20(Fri) 01:20:34

医師ヴィンセント

……また人が殺されたのか。

(82) 2007/04/20(Fri) 01:20:39

冒険家ナサニエル

―三階・廊下―

「ひと……
　足掻くもの、嘲笑う者……
　何処までも、ひとで―――あった、と。」

［翠の声が告げる。望月の表情はしかし、動かない］

――そうか。

［それ以上何も言わず、首を携えて階段へ向かった］

(83) 2007/04/20(Fri) 01:22:13

逃亡者カミーラ

大河内さま。
大河内碧子さまです。

[答える声は、おっとりと。
掠れた仁科の声に潤いを与えるように。]

(84) 2007/04/20(Fri) 01:22:41

逃亡者カミーラ

仁科さん。

[凝っと見詰める]

(85) 2007/04/20(Fri) 01:23:16

冒険家ナサニエル

―二階階段―
「大河原さま。
　大河原碧子さまです。」

［その言葉だけが聞こえる。夜桜の声だ］

……？

(86) 2007/04/20(Fri) 01:26:59

見習い看護婦ニーナは、逃亡者カミーラを見つめ返し、「碧子様が屍鬼」と繰り返した。

2007/04/20(Fri) 01:28:09

冒険家ナサニエル

［階段からは、水鏡のそばに佇む夜桜と仁科が見える。
　少々興味を惹かれたが、腕の中の首を見てその思いをひとまず打ち消した。］

(87) 2007/04/20(Fri) 01:29:54

逃亡者カミーラ

手を、貸して頂けますか。

[凝っと見詰めるまま、問う。
階段上の望月からは、白い着物を着込んだ(上から下まで真っ白の)夜桜の姿が見えた事だろう。近くの水鏡の表面が、最後に、

ふつ……

と、淵より震えて平らになった。]

(88) 2007/04/20(Fri) 01:31:46

見習いメイドネリー

―由良の部屋外、廊下―

……

[首を振る]

……人が誰かを殺すなら。
……其処に私の意味が、あるのです。

[首を持ち、去る望月の背を見送る。
体が動かない。
彼岸が自分を呼んでいる。]

……水……。

[ふらり、と手摺に縋るように立ち上がった。]

(89) 2007/04/20(Fri) 01:34:14

見習い看護婦ニーナ

碧子様が、旦那様をあの様な無惨な死に──。

[影見をずっと求めて居た仁科だったが、実際に其の言葉を、屍鬼の名を告げられるのは、想像を遥かに越えて重い出来事だった。]

碧子様と十三様は長い間柄だと…。

アァ、でも。
夜桜さんが覚悟の決まった人で在る理由は、此れ…なのか。

(90) 2007/04/20(Fri) 01:34:59

冒険家ナサニエル

―二階階段そば―
「碧子様が屍鬼」

［そのまま井戸へ向かおうとした足を引きとめたのは、仁科の言葉だった］

…なんだって？

［振り返れば、水鏡の表面が妖しく震える様が見て取れた］

今、なにを言った。

［佇む夜桜は白装束。それは花嫁の白無垢とも、死者の経帷子とも見える］

(91) 2007/04/20(Fri) 01:36:36

見習い看護婦ニーナは、逃亡者カミーラに、するりと手を伸ばし首を縦に動かした。

2007/04/20(Fri) 01:37:02

医師ヴィンセント

[二階廊下中央の声はよく響き、階段を降りようとする私の耳にも届いた。]

大河内碧子……

――彼女が屍鬼…

[私の貌に薄い微笑みが浮かぶ。――ついに。]

(92) 2007/04/20(Fri) 01:40:31

見習い看護婦ニーナは、逃亡者カミーラの手を取る。

2007/04/20(Fri) 01:42:58

逃亡者カミーラ

[現世はイロの世界。
彼岸は白の世界。

喪服が黒と定められる前、白は死の色であった。]

あたしは、色々見過ぎてしまっただけです。
覚悟なんて大層なものじャ、ありません。

[何かが見れるだけではない。
戦争だけでもない。
東京大震災だけでもない。]

望月さま。

[夜桜は望月を見上げた。
その向こうに居る枚坂は、耳聡かったのか、呟くように話していた会話が聞こえてしまったようだ。]

(93) 2007/04/20(Fri) 01:45:14

医師ヴィンセントは、メモを貼った。

2007/04/20(Fri) 01:45:30

逃亡者カミーラは、見習い看護婦ニーナに視線を戻し、ややひんやりとした手を握った。

2007/04/20(Fri) 01:46:17

逃亡者カミーラは、メモを貼った。

2007/04/20(Fri) 01:48:16

見習い看護婦ニーナは、逃亡者カミーラの言葉に首を振り、自らの胸の…ちょうど夜桜の墨の位置を示す

2007/04/20(Fri) 01:49:00

冒険家ナサニエルは、メモを貼った。

2007/04/20(Fri) 01:49:31

冒険家ナサニエルは、メモを貼った。

2007/04/20(Fri) 01:50:42

冒険家ナサニエル

大河原…碧子さんが屍鬼？
そう聞こえた。

［首を携え、血のこびりついた姿のまま歩み寄る］

それを知りうるのは影見だけ。だが、夜桜さんの名は血文字の中にはなかったはずだ。

(94) 2007/04/20(Fri) 01:53:45

見習いメイドネリーは、手摺で体を支えながら階段を降りていった。

2007/04/20(Fri) 01:53:59

医師ヴィンセントは、メモを貼った。

2007/04/20(Fri) 01:55:08

医師ヴィンセント

翠さん、大丈夫か？
手を貸そうか。

[降りてくる彼女は体調がよくないように思えた。声をかける。]

(95) 2007/04/20(Fri) 01:57:14

逃亡者カミーラ

……。

[夜桜は仁科の動作に、何も言わずに見詰めていただけであった。熱をもったような温かい手の温度が、仁科に伝わってゆく。

血のこびりついた、シロタの首持つ望月の問いかけに。
そっと*目を瞑った。*]

(96) 2007/04/20(Fri) 01:59:52

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