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[続く声、顔を上げて確りと頷き]
……分かりました、望月、さま。
[刀と、望月を見て。
己の手にした刀を、傍に立てかける様に手放す。]
──三階・江原の部屋──
[異能] [影封じ] [囮]
[夜桜を襲う何者かの影を2度封じたと言う言葉には、安堵を納得を。しかし続く──…囮、と言う単語に。]
…そんなっ!
『話が──…。』
──三階・江原の部屋──
江原様自身は、屍鬼から身を守る手段は無いンで……。
…どうして。
[仁科に掛かる水滴が激しくなる。
其れが質問の回答を物語っていた。]
アァ……。
[胸が苦しくなり、天井を仰ぎ息を吐く。]
[ちらりと霧にかすむ森を見た。あの場所で今も一人斃れているという智恵のことを思う。
けれど、守るべきものを得た今、その傍らを離れてよいものかと迷う]
――何か、食おうか。
[こんな真剣な話の後に言う言葉としては、それはあまりに間抜けであったかもしれない]
―3階廊下―
[来海は部屋を出ると使用人を呼び止めた。]
おい、天賀谷が集めていたという刀があるだろう。あれはどこにある? 知らないだと。天賀谷の部屋には無かったはず…… 何、翠という女が知っているだと。ソイツはどこだ。チッ、わからんだとッ。もういい、行けッ。
[来海は翠の姿を求めて階段のほうへと歩いてゆく……]
―玄関―
……え、っと。
[きょとん、と眼を瞬かせて。]
あ、えっと、あ……。
[暫く迷って]
な、なにか作りましょうか?
[口に出したのは、そんな言葉だった。]
[江原の腕の力が強くなったのと、仁科が江原を抱き締めなおしたのはほぼ同時だった。]
…アァ、江原様。
…死んでは……………──です。
[「嫌です」と言う言葉が低く掠れた。]
[──…江原の命が長く無いと言う事を否定する様に、首を横に振る。]
『碧子様を殺して、心の臓を貫いてしまえば──。
夜桜さんを守ったと言う江原様も、夜桜さんも死なずにすむ…──。』
わ、わかりました。
お箸で、ですね。
[何があっただろう――と考え]
あっ、は、はい。
食堂です。
[望月と同じように、手をおずおず離して。
照れているのか、どこか動きがぎこちなかったかも知れない。]
ああ、さすがにこのなりじゃ……。
先に行っていてくれ。着替えてすぐに行く。
[血がさすがに気になって、部屋に向かおうとする]
は、はい。
食堂で、お待ちしています。
[ぺこり、とお辞儀をする。
自分も、手を洗わなければ。
そう思い、二階の食堂へ向かおうとした。
来海が、翠を探していた。]
いや、その前に風呂……。
[おろおろとする様は、翠が初めて見たときの『普通の』望月の姿に*見えただろうか*]
―玄関→客用風呂―
──三階・江原の部屋──
『碧子様を殺すのだ。
屍鬼に、江原様の異能を気付かれぬ為には、あたしが。』
[けれども。]
「こうしていたいと願ってしまう」
[江原の言葉は、此処まで生き抜いて来た者の言葉は重く。
そして仁科自身も抱き締めた江原のぬくもり、其の躯を離しがたく。]
──三階・江原の部屋──
[急に、部屋の扉が慣れた物にしか、聞き取れぬ程小さく、しかし特徴的な音がカタンッと鳴る。]
…ア。
此れは、廊下の再奥の部屋の扉の開閉が、此の部屋に響く音で。空気管の都合だとかなんとか。旦那様が、自慢の建物の不具合で──修繕しなくてはとおっしゃられていた。
『再奥と言う事は、雲井様と碧子様が部屋に…。
部屋に籠ったならば、急がなくても良い──のか。』
[仁科は屋敷内の欠陥事情を素早く話す。
部屋に二人が籠ったなら(実際は雲井が碧子の遺体と、碧子の客室に入った音である)動きは遅くなるかもしれない。]
『もう少しだけ、此処にこうしていても。』
―3階廊下―
[夜桜を認めると]
おい、女。お前が翠か? まあ誰でもいい。
お前はこの屋敷のものだろう。
天賀谷が集めていた刀のところに案内しろ。
あれはどこにあるッ。
刀、ですか。
……お求めであらせられるのでしたら、案内します。
[使用人の服ではなく、
白い着物姿の夜桜は、来海の目に異様に映ったかもしれない。]
ですけど、何にお使いになられますの。
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