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次の日の朝、自警団長 アーヴァイン が無残な姿で発見された。
……そして、その日、村には新たなルールが付け加えられた。
見分けの付かない人狼を排するため、1日1人ずつ疑わしい者を処刑する。誰を処刑するかは全員の投票によって決める……
無辜の者も犠牲になるが、やむを得ない……
そして、人間と人狼の暗く静かな戦いが始まった。
現在の生存者は、見習い看護婦 ニーナ、見習いメイド ネリー、書生 ハーヴェイ、未亡人 オードリー、異国人 マンジロー、冒険家 ナサニエル、学生 メイ、医師 ヴィンセント、鍛冶屋 ゴードン、逃亡者 カミーラ、農夫 グレン、吟遊詩人 コーネリアス、お尋ね者 クインジーの13名。
――二階/食堂→三階/自室――
[議論にまで発展しかねなさそうに熱を帯びた会話は穏やかに終結したと見えた。さつきは内心の安堵に胸を撫でおろしつつ、退出のために声を掛けた]
済みませんが、用事がありますもので。
失礼しますわね。また、後ほど。
天賀谷さんは今は落ち着いている様子ですよ。
むしろ、常軌を逸して異態となっているのは天賀谷さん以外の――この外の風景かもしれませんが。
[私はこの別荘の有り様をむしろ冗談めかして語った。それが私自身の幻想であればよいと願いながら。]
[席には既にさつきが着いていた。
形ばかりの笑みを返すと、杏とかいう女中に促されて着席する。
邸内にいる使用人とは別に自分着きの使用人とは、いいご身分だ]
おはようございます、さつきさん。
そうですね……それでは紅茶を戴けますでしょうか。ミルクは別に、砂糖は要りません。
[微かに強張った表情で着席する]
……昨晩は体調を崩されていたようですが、お加減は如何ですか?皆様随分と心配なさっていたようですしね。
それに……この空ですから。
[中空を見つめながら、呟く]
[工具を片付けると、食堂へ戻った。
入るときに、先ず一礼。
何時になく穏やかな調子と表情で言葉を紡ぐ江原に向け、控えめにお辞儀をして報告を行う。]
御部屋の修繕、
完了いたしました。
また何か気付いたことがございましたら
何なりとお申し付けください。
[それから、集った人たちへと飲み物を出す為に厨房へと向かった。]
……?
[...はさつきの目線を追って、だんだんと高まっていく興奮も露に、万次郎にはずいぶんと前時代的にも思えるサムライ像を望月へと語って聞かせている江原にちらりと目をやる。
彼を見てのはにかむようなさつきの笑み方に何を言われるのかとやや構えるが、背伸びをする様子に、何事か耳打ちされるのだと気付くと急ぎ膝をかがめ]
『枚坂以外にも誰か居るようだな。
少し待つか』
[明かりのない階段の上で、扉にもたれかかった。
気配を殺し、隣室の会話に意識を集中する。]
[――名を覚えていないのだと聞こえると、思わず噴出してしまいそうになったが、どうにか堪えた]
……今望月様と話されている、胸にどちらかの勲章を飾られたあの方のことでございますね?
[年若い淑女に名を覚えられていない事を江原に聞かせてしまい気付かれることないよう、何食わぬ顔で小さく囁くように答えた]
あちら、江原…
[別荘へと入る時改めさせて頂いた手紙に記されていた、下の名前までもを思い出すべく一瞬の間]
…江原健様でいらっしゃいます。
森に半ば隠れちゃいますが、お天道様と一緒に真っ赤な薄気味の悪い月が…──ね。
[枚坂の横に並び、]
自分は、此処に勤めて非情に長いと言う訳じゃあ有りませんが。旦那様がずっと不死と屍鬼を求めていらっしゃったのは、昨日の今日で…合点が行く部分が有るンです。
お客人方や他の者の話を聞くに。
とうに無駄と言う気もしなくもなく、おそろしいのですが、十三様が一体、屍鬼をどうしたいのか…。
問い正しいたく。
麓の村につい最近、屍鬼が出たと──。
人死にが有った話を詳しく旦那様に伝えた、自分の責任のとしても…。
[十三を覗き込む。]
――二階/食堂→三階/自室――
[挨拶を返すコーネルへ、不躾とは思いながらも口早に云う]
すみません、先生。
父から言い付かった用件を、すっかり失念してしまって――杏は残しておきますので、御用がありましたら何なりと、此方へ。
叔父様の部屋に居ると思いますから、では、失敬!
[バタリ、と音を立てかねない勢いで自室の扉を閉めた]
『失敬、なんて。子供の頃読んだ探偵小説みたいな――ふふ』
[緊張したことの反動か、妙に可笑しげな気持ちを感じながら、荷物を収めた――半ばは出されていたが――鞄を手に取った]
[来海は使用人をつかまえると水を持ってこさせ、勢いよく飲み干した。そして枚坂のほうを向き直って尋ねる。]
枚坂といったか、お前。天賀谷の様子はどうだ。俺はあいつに話があるんだが、面会はできるか。
不死を求めていた……
奇妙な話です。
いや、社会的な成功を収めた人なら、誰もが思い描く夢なのかもしれないが。
でも、貴女の口ぶりを聞くと、もっと深い理由がありそうだ。貴女は何か識って――?
[私は天賀谷氏と彼女から視線を背けたまま、言葉を紡いでいた。酷く頭が痛かった。
この場所には、忌まわしい気配が満ちている――]
[足早に去るさつきの姿に内心苦いモノを感じながら、軽い会釈をする]
『全く、この私を無視とはどういう了見だ小娘が……』
[それは、恐らくは嫉妬。]
さて、杏さん、でしたか?
あの様子ではさつきさんはもう大丈夫なのでしょうね。
しかし、あのように衰弱なされた天賀谷老に御用とは、果たして何なのでしょうか……
―食堂―
[今更ながら水を飲んだ。汗が冷えてしまって、肌に張り付く服が少し気持悪い]
今が昼なのか夜なのか、分からん空だねえ。
[外を見やりながら誰にとも無く呟く]
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