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[酒場を見渡し大声で]
『文句を言う前に投票をしろ!
この小僧は自分に一票入れている。
他の者は誰かに入れているのか?
入れていないのならばこの小僧を連れて行くまでだ。』
[そう言うと、くいっ、と顎で馬車に連れて行け、と部下に指示を出す。]
[ただ淡々と話す役人。
人を嘲り笑うリック。
...は今日も何も言えず見過ごすしか出来ない。
ラッセルが正しいなら何故リックは…?]
ふざけないでっ!
[役人の言葉に思わず声を荒げる。]
結果は知らないだなんて…!
無責任なこと言わないでちょうだい!
じゃあ何?あなたたちは…
[遮るように役人の声が響く。
「投票をしろ」の言葉に、...は唇を噛み締める。]
………っ!?
[ふと伸ばされた腕に、...は人懐っこい笑みを浮かべて]
キャロルお姉ちゃん、舞台、凄く綺麗だったよ。うん、きっとあなたの赤も…綺麗だろうね。
見れなくて残念だな…
[投票して居ないと叫ぶニーナには]
ねぇニーナお姉ちゃん。嘘はいけないよ?それともそんなに死に急ぎたいの?
[くすりと怪しげな笑みを。ハーヴェイの問いには、さぁ?と首を傾げて]
でも少なくても…僕にとってウェンより仲間の方が…身近な存在だったよ。少なくても孤独は…与えないからね。
[くすりくすり
笑みは零れて]
ねぇ、ウェン…これでやっと――
僕は君の傍に行けるのかな…?
[零れた言葉は誰にも聞こえず――
[ローズマリーを一瞥し、クルリと踵を返すとリックと共に黒い馬車に乗り込む。]
『明日こそは我々の手を煩わせるな。きっちりと決めておけ。いいな?』
[そう言い残すと黒い馬車を*発進させた。*]
[無機質な声で言い放つ役人の言葉に、...は目を伏せる]
お前達は、そうやって、ウェンディも見殺しにした。
昨日の時点なら、まだ、手はあったというのに…。
ウェンの力があれば、誰も傷つかずに済んだ。
…そうやって、僕達のせいにするのか。
選ばせているのは、お前達だというのに。
お前の言っていることは単なる責任転化だよ。
僕達に選ばせて、自分は罪を被りたくないだけだ。
[と、リックが連れて行かれるのを見て]
……また、また同じ事を繰り返すなんて真っ平だ!
また、死と向き合うなんて…!
[最後の言葉は、消え去るように呟く]
(もしかして――――リック君は)
[ようやくその考えに辿り着いた。
でも、その真意をリックに聞きだすことはできない。
既にリックは馬車に乗せられて去っていった後だったからだ。
彼の本心はどこにあったのだろうか。
どうしてこんなことをしたのか。
そして、リックの行動は誰のためのものだったのか。
結局のところは分からないままで。
...は去っていく馬車を見つめながら、呆然とした表情で
ただその場に*立ち尽くしていた*]
[慣れたはずだ、けれど。
もし明日もこの命があるなら、僕は…。
どれだけ人が死ねばこの惨劇は終わる?
僕はきっと、生きている限りそれと向き合わなくてはいけない]
出来る事なら…終わらせてくれ、狼よ。
[リックとは、また違う理由で...は死を望む。
それは自分勝手な願いであることは、分かっていたけれど。
ふらりと外へ出る。馬車が遠く、駈けて行く。
――僕はまた、同じ光景を見ることになるのだろうか、*それとも*]
[...はグレンの時と同じくリックを見ている事しか…。
しかしリックがウェンディの為に…なら――]
Ciao!リック…。
ウェンディによろしくね。
[...は小さく呟いた]
やめ・・・リックん!
[男の強引な力で、指先からリックの華奢な腕が引き離される。
振り向きざまに浮かべた笑み。
あなたの赤もきれいだろう―
リックの声、リックの笑顔
なのに―
小さな背中が馬車にのまれ。
その馬車もまた、夜に飲まれて消えた。]
(リックは嘘をついていル。人間だとしても、狼だとしてモ。だとすると…リックは…?)
わからなイ。
明日、もし生きていたらハーヴェイに相談をしてみよウ。ハーヴェイなら信用できル。
今日はもう…
[そう、呟き酒場を出る。一輪車に乗ろうとしたが、ローズマリーの言葉をふいに思い出し一輪車を引きずって家路に着いた。]
おぉぉぉぉぉん。
[昨日も聞いた音。狼の勝ち誇った声か、*それとも…*]
ランクスさんは自分が大変でも他からの要望、殆ど引き受けてしまうでしょう?それをやってもらって助かったことは何回もありますけれどね。
……僕は、自分が休みたくなったら適当に息を抜いてしまいますので。
まあ、ゲームの異常の件ではしばらく、忙しそうですが。
[睡眠時間が削れたり、仕事漬けになるのは大して気にしない性質だったが、
昼間会った上司の剣幕を思い出すと、背筋に寒いものが走った。記憶障害の問題を解決しない限り、いつまでも解放されそうにない気がする]
[モニターには、自らの罪を声高に主張して笑い続けるリックが映っている。それを見つめるランクスの様子を見、言葉を聞いて、何となく、思い浮かぶものがあった]
「ウェンディ」は、とても優しい子でしたからね。
……せめて「ウェンディ」が喜んでくれるような結末に、なるといいですね。それは多分、彼女に生きて幸せになって欲しかった「グレン」の望みでもあるのでしょうから。
[言う目線の先には、役人に連れて行かれようとしているリック]
……それにしても、とても可愛らしい女の子でしたよ、ウェンディは。
[ふと笑うと、給湯室へ向かうランクスに手を振り*再び仕事場へ*]
あっ…まちなさ…!
[踵を返す役人に声を上げるも、何を言えばいいのかわからず…。
そうしているうちに、リックは昨日と同じ真っ黒な馬車に乗せられる。]
…リック!?
[我に返って立ち上がると、走り去る馬車を追って石畳の道に出る。
...が見たのは、昨日と同じく闇の中へ消えていく馬車の輪郭…。]
………………。
[結局リックは何者だったのだろう?
ラッセルの言葉に間違いがなければ、リックが狼だということはあり得ない。
馬車に乗り込む前の、あの笑みはいったい…。]
………ウェンディと…会えるといいわね…。
[ぽつりと呟いた言葉は、冷たい夜風に*かき消され*。]
[リックが消えて、
(そしてこのまま、世界の何処からも消えてしまうのだろう。)
そのまま酒場に引き返そうと思えなかった。
頭上では、月が炯炯と輝いている。
昨日と良く似ていた。
ウェンディの名を呼び続けた夜に。
今日は誰を探す?
何処を探したら、リックが、ウェンディが、グレンが戻ってくる?
もう何処にも存在しないのだとわかっているはずなのに。
何処にでも居そうで、後一歩先なら、その次の影ならと、歩き続ける。
頬が冷たいのは、夜風のためだけだったろうか。]
きれいな夜だ。
あの晩も、こんなに澄んだ空だったっけ。
-来年はリックと二人でボブおじちゃんの手伝いを出来たらいいなー
-来年はウェンと一緒に舞台に立ちたいなって思ってる!
ウェンディと、リックの姿が浮かぶ。
たった二つ前の夜なのに。
-人間って可愛い生き物だよね
-すぐ情に流されたがる
耳元で、リックが嗤う。
-あたしやだ!
-みんなが死んじゃうかもしれないなんて、絶対にやだ!!
-僕もやだよ!皆が死ぬなんて嫌だ!
-…ねぇ神様、応えて。
-お願いだから応えてよう……。
-今もグレンさんのお野菜のリゾットを食べてるんだ。
-とってもおいしいよー。
-僕にはウェンは食事でしかないの。解る?ご飯だよ…
もしかすると、彼らと私たちは敵ではないのかもしれない。
ただ、お互いがあるがまま、そのように存在するだけの。
草が日を浴びて育つように、雲が雨になるように。
誰に害を為そうとか、誰の役に立とうとか、そういうことではなく。
言葉が通じてしまうこと。
心が、並べてしまうこと。
例え・・・こちらだけの錯覚だったとしても、触れ合えたと思えてしまうこと。
それが哀しいことなのか、嬉しいことなのか、
・・・判らないけれど。
君はまた、笑うだろうか、リック。
そう思わなくて、どうやって自分を保ったらよいのだろう。
ここにいる人たちは、自分にとって近すぎる―
だけど、人狼たちはウェンディを死なせた。
許せない、などと言う資格など、自分にはないのだろう。
私はウェンディに、何も出来なかったのだから
-お前達は、そうやって、ウェンディも見殺しにした。
では、私は何をしたというのだろう。
-グレンは人間だ。同じ人間を殺しておいて、罪の意識は無いのか
-俺には、誰かを守る能力も、人狼を見分ける能力も、ない。なら、役に立つ能力を持つ人が後に残る方が、いいだろ?
-あたしがちゃんと人狼の人を見つけられれば、お役人さんなんか要らないんだもんね。
-邪魔だからだよ。僕たちにとって占師は…邪魔な存在だからだよ。
-だから殺した。
守って欲しかった。
夜明けまで祈り続けた。
助けてくれるなら誰でも良かった。
ウェンディも、グレンも、村の皆も、誰も失いたくなかった。
だけど―
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