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…ん、…そっか…。
[何でもないよ、というようにフェレットには首を振って]
[視線は僅かに凍り付いたグラスに、それから碧に向けられ]
…………ありがとう。
[薄い口唇は紡ぐべき言葉を探し小さく震えたけれど]
[漸く声になったのは、たった一言、其れだけで]
俺も…嬉しい、んだと、思う…。
[もう既に混じり合った淡い色のコーヒーに匙を差し入れて、
くるくるり、緩やかに掻き回せば、色は変わらずとも渦は巻く]
彼女の所へ帰るつもりは、もう無い。
その必要性が、なくなったんだ。
[握った手を離し、歩みを進めるローズマリーの後ろに回った。]
俺は、アウトサイダー。この祭りを調べに来ただけの余所者だ。だからいつかここを離れるし、だいたい調査する人間がこの祭りで彼女作って一緒にキャンドル燈してどうするって思ってた。
……けれど、そんな悩みが生まれた時点で、俺の本心は既に決まっていたのかもしれない。
[ローズマリーの両肩に手で触れ、後ろからそっと抱き締める。]
>>377
[髪をくしゃくしゃにされて少し憮然として。
しかしカミーラの呟きを聞くと、わずかに目を伏せて]
お……。
[俺がお前の帰る場所に、などと臭いセリフを言ってみようとして。
しかしそれが約束できるかどうかは自分でも分からないことで…]
[カミーラを胸に抱き、ドライヤーのスイッチを再び入れて、目を瞑った自分の顔に、正面から冷風を当てる]
………。
本当に…必要性が…ないの?
調査する為に…手近な人間が欲しいだけじゃ…ないの?
キャンドルの話をチラつかせて…そうやって私を騙して…っ…
[後ろから抱きしめられれば、自身を庇う言葉すら途切れて。ただ立ち尽くすことしか出来なかった。]
[しばらく後、自分の髪も乾き、ドライヤーのスイッチを切り。
二人きりの広間をぼんやりと見渡して、ついで胸の中のカミーラを見て]
…すっかり寝ちまって…。
……信用してるから、で、いいんだよな…?
[軽く髪を撫で、掬った髪の束に口づける]
…ははっ、我ながら、らしくねぇことしてるぜ…。
[ばたりとソファーの背に首を預け、天井を見上げて]
-首を振られれば丸くなってきたお腹を舐めて毛繕い-
[リリィをひと撫でして青の眼差しの気配に視線を戻し
緩緩首を振って礼は必要無いと示しふんわり微笑んで]
したい事をして、思った事を言ってるだけだから。
[続く言葉に碧い瞳は僅か見開かれ不思議そうに瞬いて
ふわりと浮かぶ微笑みは矢張り砂糖菓子の様相を呈す]
ナサニエルが嬉しくなるもの、持ってるなら嬉しいよ。
いや……むしろ「正しい調査者」であるためには、アウトサイダーとしての自分を維持しなくちゃいけない。なのに俺は何やってんだろ。調査者失格だ。
……でも、そんなことはどうでもいい。
[抱き締めた身体を引き寄せる。]
俺はローズマリーの押しの弱さばっかり気になって、……誰よりも優しいんだって所に気付かなかった。俺がどんな嫌なことを言っても、俺を傷つけ返すことなんかしないで、優しく接してくれたから。
ああ……そうか。はじめからこうすれば良かったんだ。
俺がローズマリーの押しの弱さを補って、ローズマリーが俺に足りない優しさを与えてくれれば、それで。
[そして、耳元で囁く。]
………好きだよ、ローズマリー。
君がいてくれたら、俺はそれでいい。
[渦の収まったカップの中身をゆっくり喉に流し込めば]
[緩に首を傾け、空っぽになった其れを片手で弄びつつ]
ん、やっぱり、…ありがとう、だよ。
[白から碧へと視線を動かせば、唇が紡ぐのは感謝の言葉]
君が…
メイが、…いてくれて、メイが…与えてくれる、から。
…思い出させて、くれるのは…メイ、だから。
[ふう、とひとつ息を吐き出すと、わずかに白く。
見れば、暖炉の薪は燃え尽き火も小さくなっていて]
…随分と気温が落ちてきたな…。寝るか…。
[いったんカミーラをそっとソファーに横たえて、マグカップを洗い、ドライヤーとブラシを脱衣所に戻し。
広間に戻ると、すっかり寝入ってくたりとしたその身体を大切に抱き上げ]
[二階に上がると、迷わず自分の部屋に入る]
…また風邪ひかれたら困るもんなぁ。
[誰にともなくぽつりと呟くと、自分のキングサイズのベッドに横たえ、自らももぐりこんでしっかりと布団を被せる]
[つられてコクリとレモネードを飲み両手でグラスを包む]
何かナサニエルにあげれたのかな?
少しはナサニエルの役に立ってる?
………嬉しい。
[幸せな微笑みを浮かべた侭に小さく呟いて碧い瞳を細め
けれどゆっくりと瞬けばすぃと視線を逸らして伏し目に]
ごめんね…ずっと…傍に居られれば良いのに…
此処に居れる間に、出来る限りの事、するから。
[引寄せられた体に伝わる体温が心地良くて。...は抵抗することなく身を預けたまま]
調査者失格なんて事…ない…。
ないから…だからそんな事言わないで。
それに、優しいのはあなたの方。
私は…ちっとも優しくない…。
優しさの意味も強さの意味も全部…私に教えてくれたのはあなたなのよ…?
[耳元で囁かれた言葉に、瞳は揺らぎ]
何も出来なくて…ただ待つだけの私だけど…
それでも…それでも良いのなら…私を傍に置いて欲しい…。
好きだから…堪らなく好きだから…
お願い――手を…離さないで…
[堪えきれなくなった涙は雫となって零れ落ちた]
[自らの二の腕に頭を乗せて、規則正しい呼吸を続けるその顔を、飽きず眺め、たまに頬を突付き]
…何なんだろうなぁ……。
[不謹慎とは思いながらも、オードリーとのことを思い出す。
彼女との逢瀬に、こんな甘やかなやり取りなど、皆無だった。
ただただ狂おしく人肌だけを求め、得られればそれで終わる、それこそ気の迷いとも言える時間]
……。
[申し訳なさでいっぱいになりつつも、だからといって何も返せない自分に、唇を噛む。彼女も、何もくれとは言わないだろう。
しかし]
…一度、きちんと向き合って話をすべきなんだろうな…。
[ぽつりと呟き]
[やがて、緩やかに睡魔が訪れ。
カミーラを柔らかく胸の内に抱きこむと、かつてないほどの温かく安らかな眠りへと*引き込まれて*]
ん、…謝らないで。
…………俺は…、大丈夫、だから。
…俺は、メイに…何が、出来るかな。
[青を細め、少女へと手を伸ばしかけるも、止まって]
[ぱたり、力を失い落ちれば机と当たり、カツ、と音が鳴る]
…明日は、寝室と、客室…片付けて…
それから、布団を洗濯して…干して…それで、一段落、かな。
[少し態とらしく話題を変えて、椅子から立ち上がり]
[ローズマリーの目許を、緩やかに手で覆う。]
涙……凍るよ。
泣くなら、集会所帰ってからな。
人を傷つけて追い詰めるのは、優しさって言わないよ。間違えないで。
……この村と大学と、どうやって往復するのかはちゃんと考えるから。でも、離さないのは確かだから。
………うん。
[問われれば青を見詰め不思議そうに瞬きゆるり首を振る]
何も、要らないよ?
若し望む事を叶えて呉れるなら、ナサニエルを大事にして?
ナサニエルが嬉しいのが、一番、嬉しいから。
ナサニエルの望むものも、求めるものも、まだ良く解らないから、代わりに叶えて呉れると、嬉しいな?
[音に視線を移せば温かい手を見て碧い瞳はゆらり揺れる
白い手は置かれた手に触れずそっと少し上の中空を撫ぜ]
この手は冷たくて、ナサニエルを温められないから。
ナサニエルの身が凍えてしまわないように…
[切り替わる話に立ち上がるのを見上げてふんわり微笑み]
ん、ひと段落するまで、手伝うよ。
[遅れて立ち上がれば何時の間にか寝ほろけるリリィを肩に]
…迷子には、難しいお願い…、だね?
[僅かに首を傾げて答える様子は、何処か子供っぽく]
[けれど宙を撫ぜる白い手を見遣れば小さく息を吐き]
メイの手は、冷たいのかもしれない…けど…
…俺の心は、きっと…、メイに、温められて、いるよ。
だから、せめて、俺が…メイの手を…温められたら、いいのに。
[そうではなくて、溶かしてしまうから――と呟いて]
[机から離した手は食器を持って、台所へと向かおうと]
ん。でも…今日は、もう…遅いから、戻ろうか。
リリィも、眠いみたい…だから。
…此処で、休もう…にも、毛布も…埃だらけだし…、ね。休む場所、…無さそう。
[徐々に時を取り戻し始めた室内に視線を巡らせて]
[それから、少女の碧へと、彼の青の眼差しを*帰す*]
[零れ落ちる涙を指で拭われれば、更に涙が溢れそうになり]
うん…ありがとう…ギルバートさん…
でも…追い詰められなきゃ…私…あなたの事を好きだって気付かなかった…だから…離さないで…
[振り向き、ギルバートの胸に額を預けて]
[そうだね、とへなりと笑って白いケープを羽織り]
我が侭、言って、ごめんね?でも、ナサニエルは優しいから、きっと叶えてくれるよね?
ナサニエルだけで足りない分は、出来る事なら幾らでも手伝うから。
[吐き出される小さな息と続く言葉に碧い瞳は揺れ
嬉しいのか哀しいのか白い結晶を想わせる微笑み]
ナサニエルの心を、少しでも温められたなら、嬉しい。
其れに、溶けても構わないけど、ナサニエルが凍えちゃう。
[ふんわり浮かべた微笑みが崩れる前に頷いて隠し]
そうだね、雪像は、まだもう少し、待ってて貰って、また明日、掃除、手伝いに来るよ。
リリィは、また、お腹がすくまでは、起きないかな。
[ゆるりと顔をあげれば静かに青の眼差しを覗いて
片づけを済ませて家を出れば灯るランタンの明り
手袋を嵌めた手と白い手をそうっとそうっと繋いで
はらはら舞う白い結晶の中を*手を繋ぐ二つの影*]
逢いたい時は…私からも逢いに行くから…。
だから全て一人で背負おうと思わないで?
恋や愛は…二人で築き上げていくものだから…。
[ギルバートの手を取り、自らの唇に寄せ軽く口づける。そして視線を合わせふわりと微笑むと]
ずっとここに居たら…風邪引いちゃう。
集会場へ…戻りましょう?
[繋いだ手は離さずに。ゆっくりと集会場へ*歩き始めた*]
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