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頬、赤くなってる…。
[呟くと、キャロルに濡れたハンカチを差し出し。
空ろな瞳で、ドアの方を眺める]
グレン………。
[希望が見えたというのに、それを踏み潰されたような。
僕達は、これからどうなるのだろう]
ウェンも…酷い。
どこまで容赦ないんだ、あいつら…。
ラッセルも大丈夫かい?どこかぶたれたりしなかった?
[...は、起き上がり、役人とグレンに向かって叫ぶ]
だめ!だめだってば!!
グレンさんは人間だもの!本当だもの!
……待って!待ってよう!!
行かないで!グレンさんを連れて行かないで!!
[大粒の涙を流しつつそう叫び、するりと大人達の間を抜け、酒場の扉を潜る]
[...はやり取りを呆然と眺めていたがウェンディが酒場の扉を潜るのを見て]
だめダ!!ウェンちゃん!!
戻っテ!!
[そう叫び、ウェンディを追って酒場の外に出る。]
ウェンディ!!
[止める間もなく、小さな体は扉の外へと消えていく。
――もし、今、一人にしてしまったら。
冷たいものが体の中を駆け抜け。
次の瞬間、...も躊躇わず酒場の外へと駆け出した]
ウェンディ!!どこだ…!?
[しばし茫然としていると、不意にウェンディが横をすり抜けて…。]
あ、ちょっと…どこ行くのよウェンディ!?
一人で行っちゃ危ないわよ!
待ちなさいウェンディ!!
[...は、酒場を飛び出し、一人、月夜の村を駆ける。全力で駆けて行くものの前を行く黒い馬車に追いつくはずもなく、その内何かに躓き地面に転んでしまう。...は思わず出る涙を拭い]
グレンさんは人狼なんかじゃないって言ってるのに…。
ばぜお役人さんにはわからないの?……どうしてあたしだけがわかるの?
これじゃ区別がついても意味がないじゃない。
あたしが子供だからいけないの?
あたしがもっと大きかったらグレンさんが連れて行かれなくてすんだの…?
…ねぇ神様、応えて。
お願いだから応えてよう……。
[力なくうなだれた少女は、帰るはずの無い答を求めて、ただその場で涙を*流し続けた*]
[グレンは連れて行かれて、後に残ったのは重苦しい空気と冷たい静寂だけ。空気が重苦しいことはわかっていたが、笑う気にはなれなかった。敵うはずがないことを理解し、去っていったのは皆を守るため。守りたいと思った自分には何をどうすることもできずに、ただ叫んだだけ]
グレンさん…。
[叫びすぎたのか声がかすれている。ぐったりと手近にあった椅子を引き寄せて座り込んだ。ハーヴェイに気遣われて]
ああ、大丈夫。僕は何も…できなかったから。
[庇われた希望の少女が泣き叫びながら脇をすりぬけていった。]
ウェンディ、だめだ…!
[急な出来事に身体の反応は遅れた。疲れた身体はぎしりと軋む。外に飛び出るも、既に小さな彼女は見当たらず――]
ウェンディ…………!!
[あっという間にウェンディを見失い、辺りを見渡すが見渡す限りの闇に阻まれる。]
大丈夫かナ……。
[仕方なく酒場に戻る。その表情は辺りの闇に負けぬほど暗く。]
ウェンディーーー…!!!
[声の限り叫ぶ。けれど、幼い声は返ってこない。
暗闇の中、段々と不安が増していく。
もしもこのまま、帰ってこなかったら]
僕の、責任だ………
[人狼よ、どうか狙うならこっちを狙ってくれ。
神よ、いるのならどうかあの子を守ってくれ。
あの子にはまだ、沢山の未来があるんだ。
こんな哀しみだけじゃなくて…もっともっと、楽しい事だって知らなきゃいけないんだ]
[...は酒場の面子にウェンディを見失った事を告げ]
こんな事がいつまで続くんだろウ?
明日も…明後日も…?
[...は力なく呟くと]
今日は帰って寝るヨ。
おやすミ、みんな。
ドリス…ボクに力ヲ……
[胸の前で十字を切ると酒場を後にし、一輪車を引き摺りながら家路に着く。]
おぉぉぉぉぉん……
[聞こえたのは風の啼き声か。(…まさか狼の?)...は寒気を覚えながら家のドアを開け、ベッドに横たわるとあっという間に*眠りに着いた。*]
[騒然とした出来事に酔いはすっかり醒め、一人黙ったまま酒場を後にすると夜空には憎たらしいほど輝いている月が。
月夜は人を惑わす――
そんな事を考えながら歩いて居るとヒューバートが...の後を追いかけて来た]
……ん?
送ってくれるのかい?
Grazie。
[精一杯の(作り)笑顔をヒューバートに向け、そっと*腕を絡めた*]
ウェンディ…。
[走る気力もなく、とぼとぼと重い足を引きずって酒場へと戻る。ほどなくしてボブも戻ってきた]
……ああ、ボブ、お疲れ様。そうか…。
やっぱり見つからなかったか。
きっと、ウェンディはそのまま家へ帰るさ。そうさきっと。だから、大丈夫…大丈夫だ。
[自分に言い聞かせるように、呟いて]
ボブは帰るのか…僕も、もう帰ることにしよう。
リック、帰ろう。
ウェンディが帰った時にお前が家にいないんじゃ、しょうがないだろう?
…バカだな。大丈夫だよ、ウェンディは。
[なんとか笑顔を見せて]
じゃあ、僕はリックを送っていくから。
[慌ててウェンディの後を追うも、暗い石畳の道に少女の姿はなかった。
胸の前で両手をきつく握りしめ、どこまでも続く闇の向こうを見つめる。]
…どうして…どうしてこんなことになるのよ?
[あまりにも理不尽な展開に耐えられず、闇の中でぽつりと呟く。
しばらくすると、先に店を飛び出したボブが戻ってきた。
その表情は答えを聞くまでもなく…。]
おかえりボブ…。
[仕方なく、皆を連れて店の中に戻る。
昨日までとはうってかわって、重苦しい空気の流れる店内。
不安げなリックを励まそうとするラッセルを見て、いたたまれない気持ちがこみ上げる。]
ええ、お願いね、ラッセル。
しっかり送ってあげて。
…あなたも気をつけるのよ?
……馬鹿だな、僕は。
[後ろを振り向く。遠くに見える店の灯り。思ったよりも、ずっと、ずっと遠くに見える。
見つからない事なんて知っていた。
ただ僕は、自己満足の為に飛び出しただけだ]
……本当に馬鹿だな、僕は。
本当は死ぬ事だって、怖い癖に…。
[自棄めいた、乾いた笑い。その姿を只、紅い月が*眺めていた*]
[なんとか笑みを貼り付けて、ローズマリーに応える]
僕は大丈夫だよ、ローズマリー。
君こそ、戸締りをきちんとして…
きちんと、休むんだよ?
お願いだから。
それじゃ、お休み。…行こうか、リック。
[少年と二人連れ立って、外へ出る。明るい月が二人を*照らしていた*]
[ラッセルとリックを送り出すと、広い店内に一人取り残される。
急に寒気がしてきたような気がして、...はそっと店のドアを閉めた。
振り返り、店の中を見回す。
先ほどの騒ぎで、椅子がいくつか倒れていた。
倒れた椅子をもとに戻し、そのうちのひとつに腰を下ろす。]
…グレン。どうしてあなたは…。
[未だに信じられなかった。信じたくもなかった。
だが、グレンが申し出なかったら、今頃どうなっていたか。
そう考えると、複雑な気持ちになる。]
馬鹿げてるわよ…こんなの…。
[ぽつりと呟き、俯いた先には、誰かが食べかけたリゾットの皿。
真っ白なリゾットに彩りを与える、鮮やかな主役たち。
その主役たちを丹誠込めて育て上げた男は、もう*ここにはいない*…。]
これで、正しかったのだろうか。
自分があきらめず、もう少し説得しようとすれば、みんなで生きる方法も、あったのではないか?
そもそも、ハーヴェイとウェンディ、「霊能者」と「占い師」は、本当に信用できるのか?
実は、何もかもが茶番で、人狼などいないのに、騒いでいるだけで……。
縄をかけられたとき、冷静に考えればあり得ないだろう可能性まで浮かんできて、思いは乱れた。
引き立てられるとき、後ろでウェンディの叫び声が聞こえた時、一番強い後悔が、襲ってきた。
……結局、自分の命という、ひどい重荷を負わせてしまった。
[寄り添って酒場にやってきていたリックとウェンディ、生き生きとショーを行っていたボブ、倒れたキャロルをてきぱき介抱していたニーナ、カウンターで自身の能力を真摯に訴えていたハーヴェイ……
酒場にいた「容疑者達」が次々と浮かぶ。
彼らの中に、狼がいることは、分かっていた。それでも、どうか生きて欲しいと、どこか素直に、思っていた。
それにしても、明日は、ローズの飯、食べられないだろうな…残念。
引きずられるようにして連れ込まれた黒い馬車の中、細い窓から見えた月は、ただ、*明るく輝いている*]
ありがトう
[ハーヴェイへ、そう小さな声を返すのが精一杯だった。
ハンカチの下の表情は、困惑し、考え込んでいるようで、恐れているようで。
もっとも、その時その場にいた者たちはおのおのが似通った表情を浮かべていたのであったが。]
<・・・>
[...がなにか、呟きをもらしたときだった。]
!
ウェンちゃ!
[目の前をウェンディが駆けていった。
そう、すぐ近くを通ったのだ。
なぜ、私はあの時彼女を捕まえなかったのだろう。
あの時、もっと早く腕を伸ばさなかったのだろう。
そこに居たのに。
触れられたのに―
後を追えど、既にその姿はどこにもなく。
いくら呼べども、その返事は返らなかった。
まるで、*闇に連れ去られてしまったかのように。*]
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