人狼物語


42 死びとの指─…屍鬼村2─

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見習い看護婦 ニーナ

──水鏡前──

アァ、望月様が恐れるのは……、

[仁科は望月の背に声を掛け様として途中で止めた。
 僅かだが、一種、憎しみに似た表情を浮かべている。]

(77) 2007/04/23(Mon) 01:42:40

見習い看護婦 ニーナ、冒険家 ナサニエルが床に崩れる様を見おろした。

2007/04/23(Mon) 01:46:05

お尋ね者 クインジー

[望月の狼狽える様子を背後から観察し、にいっと唇を歪めた。]

『そうか。
あんたが……』

(78) 2007/04/23(Mon) 01:47:41

逃亡者 カミーラ

[幼い頃の望月の姿が現れる──]
[山田浅右衛門に憧れ、木刀を振るう日々。]

[──供養塔が見える]

[景色は転じた]
[今の望月の姿──]

(79) 2007/04/23(Mon) 01:47:56

逃亡者 カミーラ


[その首は]

(80) 2007/04/23(Mon) 01:48:15

冒険家 ナサニエル

[震える。慄く。怯える。恐がる。畏れる。]

『俺は、何者だ……?』

『生きながら悪鬼羅刹となり人を殺めた俺が、たとえ記憶になくとも、時の狭間でも屍の肉を食らったとて何の不思議がある』

俺は……。

(81) 2007/04/23(Mon) 01:48:21

医師 ヴィンセント

―医療車輌前

いけない!
――急がなくてはならない。

[私は医療車輌の扉を開き、ストレッチャーを引き出した。
防水布でできた死体袋を携える。]

待っていてくれ。
すぐに私が――君は誰の手にも触れさせはしない。

(82) 2007/04/23(Mon) 01:48:46

医師 ヴィンセント

―屋敷裏手・搬出入用昇降機

[ヴヴヴ……。重々しい振動と共に上昇する速度が今までに増して遅く感じられた。

手も白衣の袖も重く血を吸い、赤黒く染まっている。

二人分の肉体を詰め込んだ防水布の袋はぱんぱんに張り詰めて、ストレッチャーの上から零れ落ちそうになっていた。]

(83) 2007/04/23(Mon) 01:49:05

見習いメイド ネリー

もちづき、さ、ま?

[崩れ落ちる、その後姿の背を撫ぜる。
――恐れている。
それの、意味するところは―――?]

……ぁ

[声が、震えた]

(84) 2007/04/23(Mon) 01:49:37

逃亡者 カミーラ

……。
望月さまは、

屍鬼ではありません。

[滔と、夜桜は水鏡から顔をあげ、告げた。]
[望月の顔が、水鏡に克明に映りこんでいた───。]

(85) 2007/04/23(Mon) 01:49:46

冒険家 ナサニエル

カタカタカタ……。

(86) 2007/04/23(Mon) 01:50:02

冒険家 ナサニエル


[そのとき、ずっと鳴り続けていた鍔鳴りが、止んだ]

(87) 2007/04/23(Mon) 01:51:02

冒険家 ナサニエル、夜桜を呆然と見上げる。

2007/04/23(Mon) 01:51:49

見習いメイド ネリー

……は、

[息を、吐いた。
安堵か、何だろうか。

その言葉に、望月の背に体重を預けるように、力が抜けた。]

(88) 2007/04/23(Mon) 01:53:20

逃亡者 カミーラ、冒険家 ナサニエルに振り返り、大樹のように立ち、見下ろす。

2007/04/23(Mon) 01:53:23

逃亡者 カミーラ


あなたさまは、屍鬼ではありません。

(89) 2007/04/23(Mon) 01:54:00

逃亡者 カミーラ、再度、望月に告げた──。

2007/04/23(Mon) 01:54:15

冒険家 ナサニエル

……え?

[口をぽかんと開けて、惚けたように問い直した]

(90) 2007/04/23(Mon) 01:54:42

見習い看護婦 ニーナ

[仁科は暫くの間、半目で望月を見ていた。
 夜桜が望月を振り返った事に気付き、望月への視線は冷たいものの、僅かに口元に笑みを浮かべる。]

(91) 2007/04/23(Mon) 01:55:15

冒険家 ナサニエル

俺は、屍鬼では、ないと?

[まだ実感が沸かぬらしく、頭を大きく横に振る]

でも、だったらほかに誰が……。

(92) 2007/04/23(Mon) 01:57:01

逃亡者 カミーラ

望月さまは、人間です。

……。

「だったらほかに誰が……。」

[その言葉に、水鏡の中が揺らめく。]

あたしが、未だ見ていませんのは──仁科さんと、翠さん。
それに、江原さまです。

[静かに告げた]

(93) 2007/04/23(Mon) 02:00:42

見習い看護婦 ニーナ、冒険家 ナサニエルから視線を外し、夜桜の方を向く。

2007/04/23(Mon) 02:01:20

冒険家 ナサニエル

[背中にもたれた翠の重みと温もりで、だんだんに現実へと引き戻されていく]

あと3人――。

(94) 2007/04/23(Mon) 02:02:31

逃亡者 カミーラ、見習い看護婦 ニーナを見詰めた。

2007/04/23(Mon) 02:03:02

【墓】 学生 メイ

[何処とも知れぬ闇の帳の向こうから、愉しげな声が響く]

くすくすくすくす…………。
仁科さん。

何うして貴女、あんなにも『なぜ自分の影を見ようとしたのか』――と。其れを聞きたがっていたのかしらね? あんなにも、怯えたような瞳をして。本当は、もう少し――云い足して差し上げたかったのだけれど。

くすくすくす……
でも、残念。
私は、私の異能は、私の異能は。
唯一人しか此の眼に映す事を許さないものだったようですから。

本当に、残念だわ――。

(+0) 2007/04/23(Mon) 02:03:35

医師 ヴィンセント

―三階・廊下

[ガクン、と昇降機が止まるやいなや、ストレッチャーを押し出す。廊下を脇目もふらずただ駆け抜けていった。]

さつき君、父上と再会するためにここへやってきた君が――
君があんな……

[目にした惨状は、到底筆舌に尽くしがたいものだった。

白百合のように可憐に、時に黒水仙のように艶やかだった彼女。
その肉体は常に寄り添うようにつき従っていた杏と共に凶猛な嵐に巻き込まれたかのように引き裂かれ、悽愴たる姿へと変じていた。

折り重なり入り交じり一個の肉塊と変じていた二人は、どの部位がどちらであったのか容易に判断がつかない有様だった。
ただ、滑らかな輪郭を描くその面-おもて-だけが、愛を囁きあう恋人たちのように向かいあい、艶冶として笑みを湛えていたのである。]

(95) 2007/04/23(Mon) 02:06:05

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生存者 (4)

ネリー
143回 残9673pt
ナサニエル
111回 残10510pt
カミーラ
25回 残12762pt
クインジー
54回 残11839pt

犠牲者 (4)

アーヴァイン(2d)
0回 残13500pt
マンジロー(4d)
0回 残13500pt
メイ(6d)
179回 残8015pt
ハーヴェイ(7d)
70回 残11771pt

処刑者 (6)

グレン(3d)
91回 残10890pt
コーネリアス(4d)
9回 残13016pt
オードリー(5d)
139回 残9425pt
ゴードン(6d)
42回 残12215pt
ヴィンセント(7d)
75回 残11268pt
ニーナ(8d)
165回 残9031pt

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