情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[徐々に力を失っていくラッセルの体を支え、
ハーヴェイへ静かに話しかける]
…2人に、してくれないか?
俺…みっともない所…みせちまいそう…なんでな。
頼む…。
[首から流れる血は止まらず、しかし、言葉は途切れながらもしっかりと]
[ふらつく足で二人に近付き、その血を止めようと。
もう、手遅れとわかってはいたけれど]
死ぬな…っ…頼むから……
[それは確かな願いではあったけれど。
ギルバートの望みは
だからそれ以上何も言えず、何も出来ずに]
ラッセル…大丈夫か?
痛いこと…しちまって…ごめん…な?
お前は何も…悪くなかったんだ…な…。
こんなに…怯えて…震えて…
ごめん…本当に…ごめん…な…。
[ラッセルの耳元で囁くように、宥めるように呟いた]
……二人に……?
[その出血からは信じられないほどのしっかりした言葉で、友人が告げる。
恐らくはそれが、彼の最後の望みだから]
……わかった……
[立ち上がり、ドアの傍
一度だけ振り返る。
友人に告げる、最後の言葉]
……おやすみ、ギルバート。
[それはまるで、ただ眠りにつくだけであるかのように
笑って
ドアを出て、もう振り向かずにそれを閉じる]
ごめんね、―――
[かすれた声は、先にいなくなった仲間へ。
殺されたというのに、殺したという人を殺すことができない、そのことに対しての謝罪か。
それとも違うのか。
そして口唇が小さく震え、動きを止めた。
ただ目は、まだ*開かれたままに*]
[ラッセルを抱きとめたまま、ずるりと壁沿いにしゃがみこむ。首の血は、止まらない]
…ハーヴェイ、セシリアを大切にな…。
お前に…会えて…よかった、よ…
ごめんな、最後まで。
[ドアの外
それが閉まる音が耳に届いて
崩れるようにその場に座り込む]
………う…っ……
[落ちる雫
声は抑えて、中に聞こえないように]
………っ………
[嗚咽は
死に逝く友の為か
儚き赤い髪の少年の為か
何も出来ぬ自分を嘆いてか
ただその場に座り込んで]
ナサ…俺もそっち行くから…静かにしててくれ…よ?
マスターの晩飯…食いそびれちまったから…食わせてもらわないと…
ローズさんも…どうか…別の人と幸せになってくれれば…なぁ…
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新