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ー厨房ー
[メイは、厨房に入ると手慣れた手つきで包丁をまな板に突き立て始めた。包丁が並んでいないと安心できないのだった。]
わたし!病んでないよ!!
― 厨房から200mは離れた場所 ―
ああ。お前は病気ではないな。正気でもないが。
[包丁の飛んでこない場所から誰かに向かってつぶやいた。右手にはメローイエロー。甘っ]
次の休みは、ちょっと遠出しておいしいものでも食べに行きたいなー。
わたしの料理も十分においしいと思うけどね。
ブラッスリーオザミとかフレンチの気分かなー。
[深く深く、深呼吸する。一回、二回、三回。
そのたびに全身へと意識を巡らせていく。
呼吸によって取り込んだ酸素を血脈の巡りに乗せて、細胞の一つ一つを活性化させる。身体の隅から隅まで、自分の身体を深く深く認識していく。
それは、瞑想にも似た行程。真の意味で自身と一体化するための儀式]
[海へ向かい半身に構える。
球を持つように胸の前へ両手を持ち上げ、数秒静止した。
大切なのはイメージだと信じていた。
全身の隅々から血脈に乗せて、小さな力の粒を掻き集めていく。
一度丹田を経由し、肩、上腕部、肘、下腕部、手首、そして掌へと力の奔流を送り届ける。
焦らず、慎重に。蝸牛の歩みよりなお遅い動作で中腰になり、球を持つような形の両手を腰溜めに構える]
カァァァァァア!
[いつしか、冷たい海風に晒される額には、玉の汗が浮かんでいた]
メエェェェェエ!
[気合いを、ただ気合いだけを込めて、雄叫びのように声をあげる。視線が睨むは、海。
誰も居ない、もしこれが成功したとして、誰にも怪我をさせる心配のない、雄大で優しい海原]
今ならわたし……自分以外のものも衝撃波で飛ばせるんじゃないかしら。
ループたくさんしてレベルも上がったはずよね。
QBだってできるんだから、私にもできる!気がする!
[メイは、感覚を研ぎ澄ませ、周囲の気配を探る。厨房から200m程のところに誰かがいるのが感じられる。]
これはユーリね。
[メイは、厨房から出て包丁を両手に持って気合を入れた。]
!!
[(少し時は戻って早朝)あず神様の巫女に落選した夢を見て、自室で飛び起きた]
ニコラスッ!?
(あ、あれ?ここは……そうか。昨夜は……。)
そういえば長官が、明日にはロランさんの解剖結果と、ヒューバートさんの浮気調査結果が判るって言ってたかしら。《言ってません》
あっ……。
……長官室に行かなくちゃね。
[カミーラに、なんて言い訳をしようか考える時間が欲しかったのか、慌ててこっそり抜き足差し足回りを気にしながら怪しさ全開で長官室に忍び込んだ]
ハァァァァァァァァアァアア!
[両手に意識を集中する。莫大な力が集まっている。そんな気がした。
今日はイケる。今日こそはイケる。そんな希望が垣間見える気がした。
万に一つも成功しない。自分ももう大人だ。そんなことは分かっている。
だがしかし、これはちょうど万回目。提示される確率を全て埋める数を重ねた一回。
ならば、できぬと疑う方がおかしい]
メェェェェェエエエエェェエ!
[裂帛の気合いを込めた声が砂浜に響く。
想い、信じ、積み重ね、そして至ろうとする愚か者の声。
天上が定めし理に背く、鬨の声]
―長官の部屋―
[長官の部屋で結果を聞いて、少し考え事をしていた。レベッカが入ってきた事には気がついていない]
(…昨日の出撃…結果としてエイリアンだったが、オレには倒した後ですら、それがわからなかった。
だとするなら、間違って人間を倒してしまうかもしれない。
…許されるのか?そんな事が)
派ァァァァァァァァアアアア!!!!!
[結論。出ませんでした。
しかしなぜか目の前に飛んできたユーリーの顔に突きだした両手がクリーンヒット。メキョッっというなんだかヤバイ音が聞こえたとか何とか]
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