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――南部・繁華街――
[臥した人の数は多く、ぶつかるとまずいか、とつまらなさそうにローラーを内側へと収納して、辺りを見回しながら歩く]
ほーんと、みんな倒れてるし。
状況を見る限りではやっぱりウイルスとか、それともPGMか。
じゃあどうして無事な人もいるのか疑問なんだよねー。
この地図を見ると、西の方に二つ点があったんだけど。あ、いつの間にか見失ってる。動いてたからなぁ。
さっき地図見てた限りだと、おじさんも西に向かったっぽいのよね。最後までは見てないけど。
[ゴーグルに貼り付けたフィルムを見ながら、ついて来ているトビーに話しかける。返事がなくても気にせずに、自身の確認も含めて口にしているようだった]
―― 中央⇔南部境・オープンカフェ→??? ――
[結局ミネラルウォーターを飲まずに行動を開始する]
Utopiaにおける知的好奇心……?
ここ数年の話でさえ数え切れないぐらいなのに。…とはいえ有名どころで言えば、
――DE_Quasar_System.
――Unam sanctam.β
――memento mori.
――…それとも、死と生の狭間にたゆたう普遍的存在の実存証明。
そのいずれかの情報が手に入っても、懐は潤うだろうに。下層…そして”上層”問わず、どんな汚い手と代償を払っても手に入れようとするものだって…――ああ、商売柄色々裏の話は耳に入ってくるんだ。
[メイの後ろで呟くように、]
…それとも……不変的価値になりすぎて、手を出そうなんて思いも拠らない_不可侵領域について……なんて事はないだろうなあ。
[軽く、銀色のタクトを振り、88の鍵盤を現し、何らかの演算・解析処理を行いながら並行して音楽をかける。]
――PROMISE to ...
留めても零れ落ちる愛の歌を透明感溢れる曲として仕上げた、5:42。周辺に音楽を広げているから、メイにも聞こえるよ。何なら、コミック的楽曲を流そうか?
―― →南部・繁華街 ――
[流れてくる音楽に、鼻歌をのせながら]
……良く、そうも堂々と踏んでけるものね。
踏んだっていいけど、後で請求とか来たらやだもの。
これって倒れてるけど、倒れてる間に起こったこととか、記憶されたりしてないでしょーね。
[倒れてる人をそろりと覗き込み、眉を寄せてまた顔を上げる]
―― 現実世界/南部・繁華街 ――
[ホログラムが日々変換される事で、日替わりのように建物の外装は代わり、古代ローマでも、21世紀初頭の光景でも、火星・月の光景を模したものでも好きなような街並を演出する事が、現在の技術では可能だ。
勿論、可動式で外装を変換している建物もあるだろうが。]
現在無事なものは、人だけに限らずAIもいた。
共通する事は手紙を持っていた事だけ。
ご丁寧に、地図には生存者/或いは手紙保有者の表示――犯人は、この中に居るのかな。
――だって、避けていると歩き辛いじゃないか。
意識が断絶しているようだし、記憶されていないと思うけれど。
[と、楽観的な――聞きようによっては、酷く悲観的な言葉を口にする。]
犯人かぁ。
今残ってる面々の中に、これだけのことをできるやつがいるのかってのは結構問題点だと思うけど。
だって、このメガロポリスほとんど全域こんな感じなんでしょ?
Utopiaを通じて広めたのかもしれないけど。
それにしたって大掛かりっぽいし。
誰が、何の目的で、どうやってこんなことをしたのか。
ちんけなただのハッカーであるあたしには、よくわかんない。
[トビーの言葉に振り向く]
歩き辛いのは同意しとく。
でも。
そっか。あたしちょっと卑屈に感じてるのかもしんない。
……踏んでいったら、卑屈な気分もなくなるのかなー。
[横目で倒れている男を見て、少し考え込んだ]
[光点の位置は先ほどより幾らか変化していた。
ここからさほど遠くない場所に集まっていた複数の点が、今では散在している事が見て取れる]
ふむ。
人か、それ以外か……何かしら目的を持って動いてるのか?
接触してみるべきか。
[大まかな位置関係を確認し、多少足取りを速めて歩いていく]
[結局踏んで行くのはやめにしたようで]
あー、やめやめ。
何で上の人間みて卑屈に思わなきゃいけないのよ。
[区画としては西の住所がレストランの看板には書かれていて、中を覗くと、食事途中だったらしい人の姿]
やっぱり、西も同じような感じだね。
[呟くと超高層ビル群を遠目に眺め、トビーの鳴らしていた音楽が、少し賑やかなものに変わったことに*気づいた*]
―― 現実<Mundane>/西南部→南部大通り ――
フゥン、元気ニ動イテイルナ。
[ガシャリ[ギィィ]]
[ガーゴイルが、髑髏を眺める黒の背後で声を上げる]
近イノハ、アチラカ。
[大通りを経由してカフェを目指す]
―― 現実世界/南部・繁華街 ――
全く赦せない事だ。
[双眸を細めたので、目尻が吊りあがる。]
そう、解せない事が一つあるんだよ。
Utopia……電脳世界は、このメガロポリスのみが、他と切り離された状態になっているようなんだ。
本当に――僕達をここに閉じ込めようとでもするような。……あの電波塔に居た主の仕業かもしれない。
――…誰かから齎される死を求めていた。
[メイの視線の先を辿り、]
都市は滅びを願うのだろうか。
メイは、…犯人は地図上に表示された者以外に居ると考えているのかい?
メイがどう感じているかは分からないけれど、
ああ……下層の民草は、聳える神のように、蓋のように一部天井を封鎖している上層/上層区域に対して、憧れ、忌避、…複雑な感情を抱いていると聞いた事がある。
歩き難いし時間もかかるから、踏んでいってはどうだい。それに、ものは試しとも言うからね。
[が、メイは思いなおしたように首を振る仕草。]
[食事中だった人々を眸だけで一瞥。]
そうだね。他と変わらないようだ。
都市の音は聞こえるのに、
とても無機質で世界に満ちる筈の歌声さえ聞こえない。
[88の鍵盤は、音楽を奏で、PGMを*つくり続ける。*]
―― South/Town (南部/繁華街) ――
[アーケードもまた、静けさに満ちていた。車通りの無い交差点で、信号だけが定期的に明滅する。赤信号を無視して渡りきり、進もうとしたところで――眼前の空間がかすかに震えた]
……"Celia"?
[呟きと同時に聞き馴染んだ声が鼓膜に届く。数瞬遅れて映像データが処理され、金色の髪を揺らした少女の姿が構成された]
『――マスター、たいへんたいへん! ねえこれ一体どうなってるんですか? わたし、何がなんだか分からなくて、あちこち見て回ってたんですけど、一体何が起きてるんですかこれ?』
[早口で喋りかける彼女の表情は無機質なAIというよりも、慌てふためいた娘のように見え、男は口元を僅かに曲げる。その間にも同様の疑問符が無限ループのように浴びせられた]
……待てって、そんなに焦るな。俺だってまだ全体が呑み込めてる訳じゃないんだから。で、お前は何を見てきたんだ?
── 現世<Mundane> / 西南部・事務所の外 ──
[コートハンガー、レインボーカラーのフェイクファーがド派手なシャロンのコート、シャロンのウィッグと共に、セシリアはビルの谷間を落下した。
ガーゴイルに対抗するような武器はあいにく持ち合わせていなかったが、衝撃吸収に特化したブーツを履いていたおかげで、脚を折らずに済んだ。]
【────この異常事態に、もしかしてあの手紙と関連がある?】
[セシリアは膝を折り曲げて、着地した。
セシリアに遅れて降りそそぐ強化ガラスの破片を横に転がってよけながら、上を見上げる。何故か、魔獣と黒のAIは追って来ないようだ。]
[独立した点の予測位置に動いている人の姿があった/複数]
[遠く瞳孔を細めアナライズ/片方はAIのようだ]
[口が薄く開き、漆赤の裂け目が覗く]
―――取リ込ミ中カ。面白イ。
[3Dホログラムは消え、電脳<Utopia>側から隠れて動きを窺う]
[ガーゴイルは彫像の如く*動きを止めた*]
『――ええと。この都市の住民がいて……みんな昏睡してる』
違うだろう、それは。もっと具体的な情報は?
『――ごめんなさい。確実な人数は分からなかったんですけど、倒れてないひとも居ます。12…3人、かな。少し前まで、この近くのオープンカフェに7人ほど集まってました』
【7人? そんなに居ただろうか。あの地図で見た限りでは4つか5つに見えたが――】
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