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[部屋の窓を開け放ち、テラスに立つ。心地よい風が吹き込むのに少しうれしそうな様子で。]
いい風です。
[テラスで銀の竪琴を奏で]
[喜ぶ子供の顔はぼやけて見えない。
月はとっても明るいのに。
月の光が邪魔をして
見たいものが何も見えない。
お月様は綺麗で少し、意地悪で。
でもその光はとっても優しい。
大丈夫、とも聞こえるようで。
ふと目が覚めたのは、夢の月の声のせいか]
----回想終了----
…ふうむ。
青い方はグレンに当たっていたか…
[置かれていたメモを手に、小さく唸り]
…もしかして、ふたりで行くところをひとりにしてしまったのは私か?
そういうのがはっきり分かるように出来ていないのか?
ん?
[メモをぴらぴらと裏返したり]
…まあ、たぶん、私だろうな。
しかしよく分からないゲームだな。
参加者を隔離してどうするのやら…
[からから、と音を立ててルーレットを回し]
これでよし、と。
[ふと、窓から吹き込む風に混じる竪琴の音を聴き]
…コーネリアス?
[ひょこ、と窓から顔を出し、
音の主を探すように辺りを見回して]
おお…琴だろうか。
[風にのって微かに聞こえる音に気付き、窓を開いてみる]
こちらの国の琴だろうなぁ。
良い音だ…。
[窓際に椅子を運ぶと腰掛けて、眼下の景色を見やる]
…この建物は少々、高過ぎる気もする。
いつぞやのひゅうばあと殿は、よく平気だったな…。
[自身は目を瞑った。
するとちょっとした恐ろしさも消え、奏でられる音楽はいっそう大きく耳に届くようだ]
今日行かれたのはらっせる殿か。
…八人おったものが急に一人になられて、寂しい思いをしているだろうか。
別の場所に行かれたということは、暫くぐれん殿の手料理も口にできぬということだからな…。
楽しく過ごされていると良いなぁ。
…この音楽も、どうからっせる殿の耳にまで届きますよう。
〔やがて竪琴の音が止むらしいのへ、緩く視線を巡らせる。
立ち上がると、自室のバルコニーへ出るようで――
階下から微かに聞こえる話し声に、音の主を知るもあり〕
…リプニッツ君が奏でてくれていたのだね。
風の竪琴か…
〔呟きながら燐寸を擦って、銜えた侭だった葉巻へ
火をつける。火種を回らせるように素早く幾度か
すぱすぱと吹かすと、夜陰に紫煙が揺蕩いはじめ〕
身分に気を遣ってくれずとも、私も皆と同じ
フロアでよかったのだけれどね?
――さて、出掛けたものか否か…
[それはグレンが昼頃に目覚めたのと同じ時期。
昨日よりは少し遅い目覚め、窓からはいつもどおり日が入るが少し違和感]
…ん〜…あ…れ?
[違和感の正体はきっと自分を照らす太陽。
自然のものではなくて、明らかに魔法で作られたそれらしい景色。
きっと、地下という陰気臭さをなくす、せめてもの思いやり。しかしまだ...は自分が地下室にいるとは気がつかない]
……?何か…おかしい?
[手早く身支度を整え外に出ようとドアをあける。
しかしそこは見慣れた廊下ではなかった]
[部屋はどう見ても自分がいた部屋そのもの。
自分が移動させられた気配はない。
扉の向こうが変わっている。
いうなれば、部屋ごと移動したといった方が正しいか]
うわ〜…ってここ…もしかして地下?
[ぱっと耳に手をやるもそこにあったはずのカフスは既になく、サイドボードのルーレットも姿をけしている。
屋敷の構造自体は庭がない以外、ほぼ地上と同じのようで、迷子にならずに広間へとたどり着く。やはり窓からは陽の光がさすが、それも魔法であることは明白で]
誰も…いない。うそ…。
>>22
ええ、そうさせていただきます。
[にこりと微笑み]
…?
[最後の言葉はかすか過ぎて風にかき消され良く聞こえずに]
ねぇ、他に誰か来てないんですか?
僕一人?
[昼食の用意をしている使用人へ何か不安そうな声で尋ねると、悪い意味で期待通りの返事が返ってくる。
「残念ですが今日はルーレットの回りが悪かったようですね。直ぐにどなたかいらっしゃいますよ」]
一人…こんなただっ広い所で…一人…。
[傍から見れば年端もいかない頼りなさげな少年が寂しそうに俯くのに思わず慰めの声をかけたくもなったかもしれない]
ま〜明日誰か来るならいいですかね。
それより御飯の準備早くしてくださいね。
[本人は大して気にしていなかったようだが]
[ベッドの中、浅い眠り。
汗をかいて、零れる声はうわ言のようで]
………っ……や……
[頭を振る、逃れるように
魘されて]
………っあ……!
[目を開けて飛び起きる。
そこは見ていたのとは違う空間]
……夢?だよな……
……久しぶりにやなモン見たなぁ。
[立てたひざに顔を伏せる。溜息を吐いて]
[こんな夢を見たのはベッドで寝たせいだ、と決め付けてそこを離れる。
ふと見れば、ルーレットの脇に新たなメモが置かれていて。
それはゲームの結果を示しているようで]
今日地下に行ったのはラッセル……だけ?
[そこに連ねられた、自分が回した赤いルーレットの結果は]
俺のルーレットは、ヒューバートに当たってた見てーだけど…。
マンジローはどうだったんだろ?
外れたのかな?
ラッセル一人じゃ寂しいだろうなぁ…。
これももう聞こえねーみてーだし。
[耳につけた魔法具を軽く弄りながら]
[風に舞った紙を自身の風で捕らえる。
音色に舞う風に逆らうように紙は手元に落ちて]
ラッセル一人、か。
一人は嫌いそうだから、寂しがってんじゃねぇかなぁ。
…なんて、俺が言う権利はねぇよな。
[紙に記されていたのは自分のルーレットがラッセルを示したこと]
……アイツじゃなくて良かったとか、言っちゃいかんよなぁ…
[伸ばした手は何も書かれぬ白いルーレットへ。
からから、回って止まる]
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