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──二階食堂→エントランスホール──
[夜桜は、エントランスホールへと失礼にならぬよう足早に向かう]
ようこそお越し下さいました。
ここは、天賀谷十三の別荘で合っております。
申し訳ございません。
只今、みな晩餐会の用意で忙しく…お迎えにあがるのが遅くなりました。
[深々と頭を下げる]
さつき様は、昨晩お越しなされております。
お客様のことは聞いておりますが、確認のための手紙若しくは招待状をお持ちでしたら、お預かりさせていただいて宜しいでしょうか。
[コーネルに、軽く会釈をする。]
此処で、誰も待っていないというのは。
珍しいですな。
[と口にしかけた所で、夜桜が現れて挨拶を述べた。
軽く肩をすくめる。]
君は、新しく入ったのか?
ここでそう言われるとは思わなかったな。
招待状……忘れて来ていなければいいが。
[書類革鞄からさっと取り出した封筒を、夜桜に差し出しながら。]
他の荷物は表にある。
ああ。それから。
大河原さんは、もう到着しているかな?
どの部屋を使ってらっしゃるんだ?
何を仰るの。翠さんはこんなに可愛いのですもの…綺麗なものには価値があるの。
[戸惑いがちの翠の服をいそいそと脱がせると、手ずから一着ずつ着せていく。
髪を結い直したり下ろしたり、持参のリボンを付けたりと髪型や弄ったり。
さながら、等身大の着せ替え人形である。]
嗚呼、やっぱり洋装がお似合いねえ。
仏蘭西人形みたい。本当に可愛いわ…。
今度はこれをお召しになって。
翠さんは肌が白くて西洋人よりきめ細かいから、きっと御着物も似合うと思うわ。
[なよやかな手付きで翠の髪や頬、肩の辺りに触れながら、ウットリと呟く。
陶然とした面持ちで、細々と翠に話し掛けつつ暫くこの人形ごっこを*楽しんでいる。*]
/PL/
>>199
こちらこそ遅くなりまして申し訳御座いません。
でしたら、同行して到着したが、何となく気が乗らなくて屋敷周辺をぶらついていたということにさせて頂きます。
ログ読みが甘く不具合を出してしまい、ご迷惑をおかけしました。
[新しい客人へも、蕾のように微笑みをたたえながら]
夜桜と言います。
一月程前にこちらへ──。
勝手の解らぬ不束者ですが、お願いいたします。
[封筒をあらため]
雲井さま……ようこそ、おいでなさいました。
大河原さまは、はい。
お部屋にご案内いたします間に、そちらもご案内させて頂きます。
表の荷物はおって、お運びさせていただきますので、先ずはお部屋へどうぞお上がり下さい。
[夜桜が話している間に、他の召使い達も内から現れ始めた]
/PL/
大河原様、ありがとうございます。
えっと、雲井様が今いらっしゃると
着せ替え中にばったり、
なんて事になるんでしょうか。
面白そうではありますね。なんて。
[修練の後朝風呂を使い、身を清めた後、自室に戻る。仕事道具を取り出し、持ってきた日本刀の手入れをはじめる。
袱紗を手に、口には唾などの飛ばぬよう懐紙を銜え、刃を上にしてそっと刀を鞘から抜く……。
真摯な眼差しできらめく刃を改めつつ、目釘の様子、錆の有無を確認していった。
数振りの刀を改め終わる頃には、時間は相当すぎていた。
最後の刀を錦の袋にしまうと、口からはらりと懐紙をおとして、大きくため息]
……ふう。
[首を回した]
[焦りの色を隠そうとする女中の姿を密かに鼻で笑いながら]
ああ、これは失礼致しました。このようなお屋敷が天賀谷様のお宅でなくてどなたのお宅でしょうね。
ええと、招待状でしたか……これは失礼、
[そう呟きながら、シルクハットと同様に擦り切れた革の鞄に手を突っ込み、黄ばんだ楽譜の束の隙間から封書を抜き取った]
こちらで間違いはございませんか?流石に御招待頂いたからといって無闇に上がりこむわけにはいきませんからねえ。
[そのような遣り取りの最中、凶状持ちとしか思えない人相の男が会釈したのに気付き]
ええ、このようなお屋敷に無言で上がりこむ経験などそうそう出来るものではありません。さぞや盛大な宴になるのでしょう……誠に重畳。
[微笑みの中、口の端が微かに歪んだ]
盛大。ね。
……そう願いたいものですな。
[独白のように呟いた。]
ああ。では失礼。
またディナーの時にでも。
[口調だけはあくまで慇懃に言うと、案内の召使に続いて階段を上がっていった。
三階に上がると、案内の召使を手の動き一つで下がらせる。
示された客室のドアをノックした。]
村の設定が変更されました。
――三階/自室――
[部屋の扉がノックされたのは、クロゼットに仕舞われた衣服のいずれを選ぼうかとさつきが迷っていた時のことだった。其の声から、廊下に居るのはまだ年若い娘のものだと知れた]
……はいはい。今、開けますさかいに。
……あら? ええと、たしか、ゆうべ……
[扉を叩いたのはメイドの一人であった。
さつきに向かい、深々と辞儀をする。娘の背は小柄な仁科より更に頭半分ほど小さく、畏まった様子と相俟ってまだ稚いと云うほどの印象を与えた]
「杏(あんず)と申します。
さつきお嬢様の身の回りのお世話を申し付かっております」
……あ。そう、そう。
杏はん、やったね。どうぞ宜しゅぅに。
[昨晩この部屋に案内された後、茶器の載ったワゴンを伴って訪れてきたのが彼女だったことを、さつきは漸くに思い出した。牛乳で淹れた紅茶など、京の町中で育った彼女には目にするのも初めての飲物だったが、思いのほか其れは美味であった]
ゆうべは美味しいお紅茶、おおきに。
其れで、今日は?
「御朝食でございます。
昨晩は、お召し上がりでなかったとの事ですので」
[メイドの傍らには一台のワゴン。滞在の各人には別に供されるのか、一人前の分量だけが並べられて居る様だった。さつきの相槌を得て小さく微笑むと、彼女は室内へ入り、丸机に洋食の支度を取り揃えた]
/PL/
>>205
碧子さんのPLは不在と思うので、どう応対するかは翠さんのお好みで。
「着替え中です」というなら、いったん帰ります。
[他者を、歪んだ見方でしか見れないのであろう楽師の内心の想いに気づいたようなものは、夜桜には見受けられない。シロタから、丁寧に封書を受け取るとあらためた。]
楽師さま、確かに主人のものです。
[伏せ目がちに封書の字面を見詰めていたが、シロタを微笑をたたえたままに見詰めなおし、三階の客室へと案内*し始めた*]
[夜桜の微笑と口調に、自分を嘲るような……もしくは哀れむような響きを勝手に聞き取り、下唇を一瞬噛み締めながら]
……ご案内、感謝致します。
[舞台では作り笑いを絶やさぬ、楽師の性。]
「さて、どうしたものか……まともなピアノはあるかねえ、果たして……まあ、だからといってどうということはないか」
[これからのどうするか思案しながら廊下を歩くと、客室から聞き慣れたソプラノが。どうやらさつきは先に部屋で寛いでいる様だ]
「……いいご身分だ、凡才の分際で」
[しかし、それよりも尚凡庸な自らの才を省みることもなく、客間へと*消えていった*]
─邸内・3階客室(大河原夫人の部屋)─
[髪を結上げたり、別珍のコサージュをつけたり。大河原夫人はそれはそれは楽しそうに翠を飾り付けて行った。うっとりとした表情で紡がれる賞賛の言葉に、
翠は恥ずかしそうに頬を染めた。]
い、いえ。そんな、勿体無いお言葉です。
[恐縮しっ放しである。
今度は此れを、と差し出されたのは友禅の着物。一目見て上質と分かるそれに流石に申し訳ないと思ったのか]
あ、あの、大河原様。私そろそろ……。
[謂いかけた所で、扉がノックされた。
御客様だろうか。
翠は反射的に扉の方へ向かい、
常のように対応を―――着衣はドレスのままで。]
[扉が開かれる。
目の前に立っている翠に、常に落ち着いて自信ありげな雲井が、少し狼狽した。]
……失敬。
部屋を間違えたかな。
[ほっと一息ついたところで、食事が運ばれてきた。……同席するものがなかったのは幸いかもしれない。食べなれない洋食に四苦八苦するさまは、育ちのいい招待客の中ではさぞ浮いて見えたろう]
……ああ、美味かった。
ごちそうさま。
[出された紅茶を見ながら、本当は昆布茶が飲みたいんだがな、と思ったが、口にはしなかった]
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