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――ロビー→食堂――
[ロビーへと顔を出し、軽くそこに居る者に会釈をしてそのまま食堂へ。
と、そこに昨夜は見なかった姿を見つけ声を掛ける]
こんばんは…って、あれ?
[とてもよく知っている姿を見つけ、ほんの一瞬驚く]
もしかして、ギルバート?
どうしてここに?
[キッチンからカタリと音がしたような気がして、ローズマリーは視線だけをその場へと泳がす。
と、見慣れない青年の姿が目に入り、珍しいものもあるものだと、小さく口の中で独り言を漏らす。]
こんな冬道に泊り客が居るだなんて…。珍しいわね。
[棒で巻きの位置を整えながら、苦笑する。この時期泊り客が居ても、精々二人が限度だったはず。それが少なくても三人は居る訳なのだから、これはもう、大繁盛の域だろう。]
忙しい筈なのに。それでも懺悔に付き合ってくれるなんて…。優しい人ね。アーヴァインさんって…。
[漏れた言葉は誰の耳にも届かず、薪の弾ける音に*掻き消されていった*]
[突然声を掛けられてきょとんと。まじまじとこちらを見てくる青年はあの腐れ縁。]
あ。
[暫し沈黙]
……え〜っと……
悪い……顔は覚えてるんだが…
[名前と顔が一致しないらしい]
[此方を見つめ返し口篭る様子に、ほんの少し拗ねた口調で]
あ、俺のこと忘れたのかよー?
[と言った後でくすくすと笑い出し]
ハーヴェイだよ、ハーヴェイ・マクミラン。
まったく、忙しかったんだろうけど、昔なじみの名前を忘れるほどとは、ね。
……えっと、数ヶ月ぶり、だっけ?
[拗ねられて流石に反省]
…すまん。
数ヶ月ぶり。暫く結構な人と会ってたんでね。
一瞬名前が出てこなかった。申し訳ない。
脳細胞は肝心な所で働いてくれないらしい
[昔馴染みと話す時は流石に砕けたような表情で]
そちらは?なんでこんな雪山に?
[謝る様子に笑いかけ]
良いって、謝らなくても。
それだけ忙しかったんだろうし、仕事が上手く行ってる証拠だろ?
[ここに居る理由を問われて、軽く肩を竦め苦笑して]
あぁ、うちの教授の頼みでさ。アーヴァインさんに届け物に来たんだ。
まったく、自分で来れば良いのにさ。
まだヒヨっ子だよ。
教えることで学ぶこともあるってことで外に出してもらった。
仕事って言っていいのか…先生が忙しいから俺もやらせてもらってる程度さ。
大学も早く復帰したいけど当分無理だな。
教授…あぁ、確かロック…なんだっけ?お前が良く話してる教授ね。ありゃ自分じゃ動かないだろうよ。
課題免除の代わりにいってこいとか、そんなのか?
習うより慣れろ、って?
確かに技術とかはやって覚えたほうが早いかも知れないね。
今はそっちに専念、で良いんじゃないか?
うん、そうロックウェル教授。
あの人も自分が興味あることしかしないからね、仕方がないか。
いや…うっかり単位を落としかけて、その代わりに。
自業自得って奴だな、うん。
慣れだな。勉強しても実際に使えないんじゃ意味がない。当分はこっち。
お前成績悪かったっけ?あの本の虫が。
少なくとも俺よりはよかった気がしたのにな。
お。砂時計落ちた。ほれ、これ。飲んどけ。
[淹れた紅茶を前に差し出し]
それにしても腹減ったね。マスターは…いるのかな?
――ロビー――
おっ…それ何、ステラさん。
[暖炉の前のステラが口にしているカップから、良い香りがしてナサニエルは尋ねてみた]
へぇ、ココア。
甘くてあったかい?
いいなあ…。
おれも飲みたい。
[慣れ、との言葉に頷いて。
差し出された紅茶を受け取り]
あ、ありがとう。
[と言って一口啜る]
結局、知識は経験に敵わないっていうからね。
いや、今回はちょっと油断した。ていうか、教授の問題に引っかかった。
そのあとすぐにここに行けって言われたから、狙ってたのかも。
[そういってもう一口紅茶を飲んで]
居ると思う…けど、自分で作ったほうが早いよ、多分。
俺なんかいつもそうだし、自分で作っても怒られないからさ。
あ、俺も食事に来たんだった。
[今更思い出したようにそう呟く]
――食堂――
ココアあるかア〜♪
…ん。
[ココアあるかなの歌を歌いながら食堂へとたどり着くと、既に三人の人影があった]
ハーヴェイにギルバートさん。
それに…
[見慣れない女性の姿。
物思いに耽っているような様子に、軽く会釈をするに留めておく]
お話中すか?
…あ、飲み中?
[ギルバートがハーヴェイに差し出しているカップを見詰め]
それってココア?
ほんじゃ何か適当に。
[勝手にキッチンをあさり始め。こんな孤立した山小屋の割に案外色々なものがそろっている]
何か食いたいモンとか、ある?
名前忘れた詫びにリクエストOKだ
[歌いながら現れたナサニエルに顔を向けて、飲んでいるものについて訊かれて]
え?あぁ、これは紅茶。
ココアは…どこだっけ?探せばあると思うんだけど…。
甘い物が好きなのか?
って、ナサ…ニ…なんだっけか?お前も飯食い損ねた口?
[ナサニエルの視線に初めてそこにある人に気付き]
そこに誰かいたのか?
[ハーヴェイと話しこんでいたせいか、ローズマリーには気がつかず。そして入ってきたナサニエルも一蹴した後にご挨拶。]
湯か…。
まさかハーヴェイに、おれのため胃から紅茶を吐き出せなどと言えるはずも無し。
[腕組みをして暫し悩んだ挙句]
…なあに砂糖入れりゃ、甘くてあったかいさ。
湯くれるかい、ギルバートさん。
[キッチンを漁り始めている男に声をかける。
尋ねられているのはハーヴェイと知りつつ、ちゃっかりリクエストも]
おれぁ肉食いたい!
アーヴァインさんもマメだから、いろいろあることはあるんだよね、ここ。
[だから道具も食材も充実はしてる、と。
そして名前を忘れた詫びに、と言われ、少し考え]
え?いいの?
んー…任せるよ。一番得意な奴、ってことで。
―朝 部屋―
[明け方、陽の昇るその光に目を覚ます。
寝乱れた胸元を戻し、白を隠した。
起き上がった拍子に痛むか、右の足を見下ろす。]
…薬、飲んでおこうかな。
やっぱり無理みたいだね。今日も泊めてもらえるのかな。
[近くにあった皮の袋を引き寄せて、うちより白の粒を取り出した。
それを一つ、指先でつまんで口に入れる。赤い舌が、ちろと離れた指先を撫ぜた。
奥歯でがりと噛み砕く。]
――苦い。
[呟いた顔は、声をしっかり反映していた。]
―現在 部屋―
[赤が目を開けると、そこは暗闇。]
ちがう。
見えないだけだね。
[寝台の上、左を下にいつの間にか寝ていたようだった。赤は気づいて、ゆると体を起こす。
薬は効いているのか。
右足は今は痛くない。]
……何か、食べようかな。
作ってもいいんだっけ?
[皮袋を肩にかける。何かのかちりとぶつかる音。]
外れちゃったかな。
[袋を開けて、中を確かめる。それを見つけてしっかりと布を巻き付けなおした。
立ち上がっても音はもうない]
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