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……ヴァイナ、さん?
[最期までこの人は……温かかった。そう思った。]
貴方と戦うことにならないように……
負けて、きましたの。
[とうに全身の感覚など無かった。
僅かに、唇を動かし、彼女は微笑んだ つもりだった。]
……そっか。
[静かに頷く。
俺だってマリアと戦いたくなんてなかった。
だが、これは…。]
俺だってマリアちゃんと戦うのは嫌と思ってたよ。
でもさ…俺、マリアちゃんの今の姿見てるほうが、よっぽど辛いんだけどなぁ…。
[そう言って、キャスターは哀しげに笑った。]
それに、マリアちゃんにだって叶えたい願い…あったんだろ?
じょう、だん、ですわ。
[そう言って、再び、微笑む。己の唇が動く事に、驚愕していた。]
(この暖かさは治癒の魔法だろうか。)
[ぼんやりとした頭でそう、考えていた。
シャルロットにとって殿方はいつも、どこか信用できなかった。
けれど、キャスターは違った。
明確な敵なのに、全く敵ではなかった。
同盟を組む、という、それだけの言葉を信じあい、いつも手をガッチリと握りあっていた。]
[シャルロットは多くの男性に慕われながらも、人を愛することを知らなかった。
心に芽生える、不思議な感情を、それまで彼女は知らなかった。]
本当…は、勝ち残り…たかった。
でも、これで…いいので…すわ。
ヴァイナさ…ん。
ありがと……
まったく、酷い冗談だなぁ。
[呆れたように笑う。]
……ねぇ、マリアちゃん。
平和を聖杯に願う…っていってたよね。
[キャスターはマリアの頬をなでて、ゆっくりと喋る。]
平和は間違った願いじゃないと思う。
むしろ誰もが思っている、正しい願いだと思う。
でもさ…それって他人が与えるものじゃないと思うんだ。
願って、長い間願い続けて、それでやっと手が届くものだと思う。
突然他人から与えられた物なんて、どれだけそれが大切なんかわからないだろ?
だから、…本当に尊い願いだからこそ…聖杯なんて物に願ったらいけないんだ。
……そう、です…わね。
[まるで子供を諭すように話すキャスターの口調に、緩く目を細めた。
それは、意を反さない、印。]
過ちは起きる。
でも、それを…正す事も…出来る…の、ですものね…
[こうしている今も、ソフィーからの魔力供給は続いている。
怪我をしているから尚、マスターから奪う魔力量は相当なものだ。
先ほど彼女の魔力が枯渇した事を、シャルロットは知っていた。
これ以上自分が、留まっている訳にはいかない。]
お願いが…ありますの。
私を、一思いに。
貴方の手で…楽に、させて…下さい。
[微笑むシャルロットの瞳から、一筋の光が零れ落ちる。]
…あーあ、本当に酷いなぁ、マリアちゃんは。
俺って、女の人の頼みって断れないのに。
[そう言って、キャスターは自分の手を強く握った。
皮が破れ、そこから血が滴り落ちる。
無理矢理…笑顔を作る。
作れているかなんてわからないが、出来ていると思おう。
ゆっくりと…手から零れ落ちる血が刃と形を変えた。]
……俺に女を殺させた責任、いつか取ってもらうからね?
[最後にそう語りかけると、キャスターはマリアの体の中心を貫いた。]
[マリアの姿が音もなく消え去る。
最後の微笑みの時、彼女は何を思っていたのだろうか。]
…ったく、こんな辛いならさー。
[静かにキャスターは立ち上がり空を見上げる。
視界が何となくぼやけるのは気のせいだろう。]
軽く振られる方が、よっぽど楽だっつーんだよ。
[いつもの口調で、誰に向けているでもない呟きを口にする。]
……。
[どれほどそうして居ただろうか。
紅く染まっていた筈の空は、とっくに星空へと変わっていた。
その夜空に…彼女の"翼"を思い出しながら、キャスターは*その場を後にした*]
[混濁した意識の中]
[わずかに繋がっていたシャルロットとのラインが途切れる]
(シャルロット……逝ってしまったのですね。貴女が夢見た平和が、いつかこの世界を覆うことを、その座から、見守っていてください。
人はそれほど愚かではない。私はやはり、そう信じたい――)
[意識は、やがて再び闇へともぐる。最後の魔力の雫が、シャルロットへ渡ることなく、*零れ落ちた*]
日付変ってないのに驚いてます
みんな夜中まで元気だにゃー
もしリチャードくんから
一生魔術使えないとか
死んじゃうかも?っていわれても
露葉の反応は「ふぅん」です
この人そういうことはいやでも怖くもないんだよなー
難しい子だ
[急速に、傷が治り始める。]
…ッ?
これは、なんだ?
いきなり…
[…宝具により、受けた傷。
その効果が、治療不能に繋がっていたのなら。
それがなくなったということは、つまり。]
…そういうこと、かもな。
…。
[押し黙る。]
…っふ。
殺せていなかったんだな、「彼」は、やっぱり。
詰めが甘いんだ。
全く…。
お前を差し置いて彼女を殺した奴も、殺せないぜ。
これじゃあな。
さー、過去を見てもしょうがない。
次だ。
[さっさと、治療を進行させる。
彼女は死んだか、少なくとも力を失ったのだろう。
それには、「彼」による攻撃も影響したはずだ。
挙句こちらもその影響で敗北なんてのは、あまりに情けない。]
彼女に偉そうなこと言ってたろ、お前。
*お前は負けるなよ。*
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