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……悪くはないが、良くもないと思うよ。
貴方を殺したとして。
一緒に占い師の2人のうちどちらかが殺されたりとかしたら……?
ぼくらに与えられるヒントは限りなく少なくなるだろうね。
そういうリスクも、全部考慮のうちなのかな……?
[キャロルの呟きに、表情を曇らせ、だが、弱く微笑んで]
私の力を行使する為に無為に誰かが殺される事が…
許せないだけですわ。
犯人は一人だけしか隠れていないのなら…
自身に疑いを向けられ難い行動を取られると思いますが。
私や名乗り出た者以外の方を殺すというのならば…
私はラッセル様を。
ハーヴェイ様は占われるようですので。
希望が…増えて状況が少し変わったね。
ウェンディちゃんも二つ。ラッセルお兄ちゃんとナサニエルお兄ちゃんから、だね。
ハーヴェイお兄ちゃんも二つだけど、その一つはソフィーお姉ちゃん。
さて…どうす… わ。
[頭を撫でられて、少しだけ驚くも]
[その手の温もりが][あたたかい。]
村長の娘 シャーロットは、学生 ラッセル を投票先に選びました。
[手早く数を数えた。11人。それが――減っていって――さらに減って――そして居なくなって――普段なら、眩暈がしそうな想像なのに。何も感じない]
でも、そんな余裕はないわ。
ううん、もしかしたらあるのかもしれないけど……でも、そうするなら、間違えることはできない、ね。
……どんな選択のことを間違いっていうのかは、しらないけど。
投票を委任します。
新米記者 ソフィーは、双子 ウェンディ に投票を委任しました。
確かに、異能の者どもに、俺は選ばれたらしいな。偶然か、意図的か。
それ故に慎重にならざるを得ない。人の命は儚く散る。しかしそれは二度と戻らないのだから。
かといって、俺の立場で何かを話すと、それは場を支配しすぎる。
ハーヴェイ、お前なら誰を選ぶ?
[箱の中身の、得体も知れない物体達に、目を細めながら]
投票を委任します。
新米記者 ソフィーは、お尋ね者 クインジー に投票を委任しました。
はは!
[ハーヴェイに軽く頷く]
もちろんそう言ってる。
…奴らに、力があるなんて名乗り出た奴らにその覚悟があるんならな。
[それを信じてはいないような態度で――
実際に名乗りを挙げた者全員が自殺するなどと、しないならば自分達の手で殺すなどと、それを現実に起こることとは想像もできていないような目で、4人の反応を試すようにまっすぐ頷く]
[ハーヴェイの言葉に眼を伏せて]
…異能の者が狙われるのは、不思議ではありませんでしょう?
遅かれ早かれ、そうなるかと。
[ついで、ラッセルに視線を向けて]
…それは、私を殺さずとも同じことです。
どちらが残ろうと、その方が本物かどうかなど解らぬこと。
嘘を信じないなどと限らない。
結局は同じではございませんか?
冒険家 ナサニエルは、村長の娘 シャーロット を投票先に選びました。
本当。気づかなかった。
もっと早く気づいていれば――
って、私は貴女には「縁がない」のですわね。
[小さく笑って。
時はすぐ来る。
コロシの時間。]
んー、いや。これはロッテ狂のローズ狼で、と見るかな。
トビー真は変わらず。
ローズ真だったらちょっとキツいかな……。
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