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ごくつぶし ミッキーは、冒険家 ナサニエル を能力(占う)の対象に選びました。
[頬を叩く衝撃][触れた肌]
[その事実を認識するまでに数秒]
────。
[今までになかったこと──ARMの効かない相手と己に触れた女──に意識が対処しきれず]
──。
[その場に座り込んだまま中空に視線を迷わせる]
[上がって来たばかりの1Fを見下ろす。
鞄を抱えたまま何かを探しているような者──今、グレンにドクと呼ばれた男──に、見覚えがあった。]
…何処かのラボで。
いや、問題児であらゆる研究所をたらい回しになってた男か。
どくた、こわれやすい。
[あまり戦闘能力は高くない、と言いたいらしい]
いなくなると、こまる。
[グレンとナサニエルを等分に見やる]
な、何を言うか!その男は悪だぞッ!
悪がいなくなると困ると言うか貴様!
[傍らのミッキーを指さして]
さては、貴様も悪だなッ!?
おのれ…悪はすべてかもして殺すッ!!
[グレンは、両手をどぅどぅと馬を宥めるようにしているDrの襟首を掴んだ。]
「ハハハ…痛いな、止めてくれないかグレン君。そうそう、力を緩めて――メイ君から聞かなかったのかい、賦活剤だよ。私がメイ君の血と結合するように独自調整した賦活剤――そうか、君も既にそれを経験したんだな。」
[うんうんと襟首を掴まれたまま頷くDr.odd。]
「Living Dead――屍体が動くのはちょっと楽しかっただろう?いや、君の表情から成功した事は十分理解出来る。そうかそうか。はは……素晴らしい成果を祝ってくれないか、グレン君。いた…痛い痛い。痛いって。ミラクル――…嫌いだった?」
屍体――だと。
[呟く自分の声が遠い――刃で突き刺された手を見る。]
[指差すポーズすらびしっと決まっているナサニエルを凝視。微妙なバランスが必要なはずだが、微動だにしない見事な静止]
…けひっ。
[それは、ミッキーとしては感嘆の声であったのかもしれないが、聞くものの耳にはどう届くか]
[がりり][爪が皮膚を破る音]
[がりり][血の芳香が身を包む]
[がりり][表情は恍惚の微笑みに]
あはは。
[酩酊した表情で]
触れられちゃった。
触れられちゃったね。
殺さなきゃ。
パパに叱られちゃう。
殺さなきゃ。
叱られないように。
殺さなきゃ。
悪はすべて滅ぼすのみだッ!
喰らえ………必殺のォォォォォォォォォォ
[目の前で腕を交差して、高速で回す。
その後、正拳突きの要領で突く。]
ブラァァァァァァァックサァァァァイクロォォォォン!!!!!
[拳圧が、黒カビの粉をまとってミッキーへ飛んでいく。
さながら、黒い竜巻のように。]
[黒い竜巻]
[いやそれより何より、不吉なカビの悪臭]
…けひっ。
[軽くむせながら、横とびに避けようとする。
その先は資材の山。―自ら突っ込む]
ひひひっ。
農夫 グレンが「時間を進める」を選択しました
「そう、この賦活剤は所謂エーテルと呼ばれていてね。細胞を活性化させる――つまり+のベクトルの方向性を与える。そしてメイ君の血は、細胞を腐食・溶解――つまり癌が増殖しながら死滅していく所を想像してくれないか――そのメイ君の血の方向性を、死+一定度の…… ……つまり、屍体がゾンビ化するって事だよ。」
[既に聞こえてはいなかった。]
ドク、それを――生きている人間に使えばどうなる?
[自分の声が酷く遠い。遠い異国だ。]
「グレン君!君は――何て着想を――」
[Dr.oddの歓喜。]
「混合剤の相性にも拠るだろうけれど、3時間程で意思はなくなるだろうね。それまでは、心臓を抉られても自分の意思で動けるけれど――…」
そうか。
─ 2F→1F ─
[ふらりふらりと階段を降りていく]
[ステラが自室へ消えたことは認識しておらず]
[ただ、足の向くままに]
──はなしごえ。
[人の気配に金網の隙間から階下を見る]
[隙間から見える光景をただじっと見詰める]
[Dr.oddの言葉が微かに聞こえている]
まるで、しかばね、が、ふたつも、み…っつ、も
[あえて巻き上げる白いホコリ。ナサニエルの黒い竜巻にぶつけるごとく]
ある、みたいな、いいかた。どくた。
[瓦礫の山を中から突き破って頂上へ立ち、Dr.oddを見る]
[避けられた竜巻は、こちらの様子を伺っていた
何者かに命中した。おそらくは、スキを見て
殺そうとしていた輩であろう。]
むうううう……ッ!!
[何者かは、奇声をあげながら飛び出す。
その体は瞬く間に黒カビに包まれていく。
煙をあげながら、カビに食われていく。]
まだまだァ!!
ブラァァァァァァァァァックサァァァァァイクロォォォォン!!!
[もう一発、資材へ向けて放つ。]
[階下は混戦の模様だった。
アーノルドは、ゆっくりと首を横に振る。
Dr.oddがどうなろうと自業自得に思えた。
どんな場所でも適応して研究を続けるDr.oddは案外有能な人材だと(人格や思想を別として)以前から考えていた事を思い出した。]
[恐らく、あの精神状態では己を殺しに来るだろう]
そんな楽しい事――是非ともお出迎えしなくては。
[全ての苦痛は楽しみのためにある調味料で、その先にある殺害を楽しむためのものだ。
だが、傷の治療を終えた彼女の掌が、その先に思考が行き届くのを塞いだ。
傷が突然焼けるように痛み出したのだ]
グウゥゥゥ!
[思わず体がくの字に曲がる]
あ、ありえない……。くぅぅぅ! アンプルを一本使ったんだぞ! くそ!
[...はすぐさま二本目を取り出すと、先程と同じように一気に飲み干した。
そのまましばし数秒。
痛み出していた掌は次第に落ち着きを取り戻していた。だが代わりに全身の血がが煮立っている感覚にとらわれる。
それに抵抗しながら、...はベッドに横になった]
――1F――
[竜巻――黒いカビ――後ろは騒々しい。
しかしここは静かだ――――死のように。]
お前を最初に殺しておくべきだった、Dr.odd。
[片手に持ったフランスパンを握り締めた。]
「お、おい!グレン君?グレン君…!?
た、助けてくれぇぇぇ!!!」
うごく、したいは、おれひとりでも、おおすぎる。
[その声は、此処に居合わせた誰の耳にも届いたろう]
おまえ、やっぱり、きらい。
[Dr.oddを冷ややかに見下ろす、が]
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