情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[少女からのルーサーの労わり方について問うような視線には、
それでいいとばかりに笑っているだけだったが]
やっぱりあいつ…、調子悪いのかな。
[口元を押さえて席を蹴り、厨房へ走っていくシャーロットを見送りながら表情を曇らせる]
[シンクに凭れるように、胃の中のものを全て吐き出して、蛇口を勢いよく捻る。口の中を洗っては、幾度も咳き込み、蛇口を開けっ放しのままで、ずるりとその場にしゃがみ込んだ。]
[典型的な拒食症の症状。
あの薬では効かない。]
……も、やだ。
[心的な理由があるなら、それは一体何だろう。
自分ではわからない。わからない。――わか、らない]
「お父さんて、どんな、だろう
親の、顔、知らないし、良く、判らない
でも、私より、シャーロットの、方が、可愛い」
[大した量でも無い筈だがちまちまと漸く食べ終えロールケーキに手を伸ばしかけ、青の少女が手を止め咳き込むのにぱちぱちと瞬いて、音を立てて席を立つのを見開いた瞳が見上げ]
「シャーロット」
[唇だけが其の名を紡ぎ慌てて立ち上がる]
そうですか?
確認するまではわかりませんよ。
[首を傾げる様子に、口角をあげて]
……貴方がそう求めれば、そのうちできるんじゃないですか?
閉ざしっぱなしでは、誰もこないでしょうけど。
……。
なるべく優しく労わってくださいね?
[男の声に不安気に揺れる紫水晶を映し、其処に在る複雑そうな表情や微笑みに幾らか安堵し]
「ナサニエルの、そう言う、ところも、好き、だよ」
[行って来る、と唇は動き厨房へと向かいシンクの傍にしゃがみ込む青の少女に、瞳を見開いて慌てて足を引き摺りながらも駆け寄り、傍らにしゃがみ込んで]
「シャーロット、シャーロット、シャーロット」
[如何すれば良いのかも判らず、唇だけが青の少女の名前を幾度も紡ぐ]
[広間に残った面々を見回し]
誰かいい薬でも持ってたら、シャーロットに…
[分けてやったらと言いかけて、シャーロットがどう具合が悪いのかわからないことに気付く]
…何にでも効く薬、とか…無ぇよな。
[ナサニエルの声に小さく首を振り]
……生憎と薬の類は一切……
救急箱の中に胃薬とかならあるかもしれませんけど……
そんな都合のいい薬は、ありませんね……
[ネリーは料理を誉めてもらいながら上機嫌で皆の会話を聞いていた。 まるでこれまでの生活が嘘かのようだ。]
気に入ってもらえてよかったわ。
[シンクに額をつけて目を瞑ったまま。
傍に気配。音は無いけれど、名を呼ばれている気がして。
俯いたまま、微かに自らを嗤う]
情けないよね。
厭なことがあると身体がおかしくなっちゃう。
厭なことがあると心がおかしくなっちゃう。
ごめん。ごめん。
[流しっぱなしの蛇口から勢い良く溢れる水が
ぱしゃりぱしゃりと跳ねて、少女の服に染みを作った]
こんなわたし、死んじゃえばいいと――……
[言い掛けて。
気づいていた。こんな言葉を吐けば心配されるのは当然。
全てはエゴイズムだ。――故に、自責は白い手首に刻まれた]
[ネリーはシャーロットの動きに気づいた。 思わずネリーは足が動きそうになった。
ナサニエルがナイジェルに目線を送る。多人数で駆け寄るのもシャーロットに悪いと思い、少し自重気味になる。]
シャーロットさん、どうしたのかしら…
[ぱしゃり]
[ぱしゃり]
[跳ねる水]
「シャーロット」
[青の少女の言葉にふるふる首を振り泣き出しそうな顔で]
「そんな事、無い」
それはそうでしょうけど。
[ふふ、と口元を押さえて]
求める気が起きたら、そうしようかしら。
表面的には開いているつもりだけれど?
可愛らしくしてみたけれど。
[如何かしら、とルーサーを見て]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新