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[飛び降りながら、両手首を空中で重ね合わせ、二つのドリル同士がぶつかる振動を、待ち構えているHarveyに向けて送る。硬質で耳に突き刺す様な高音があたり一帯に響いた。]
手加減なんていらないよ。
[挑発する様に、着地予想地点はHarveyの切っ先のすぐ近く。]
ああ、まったくあんたの言うとおりだなっ!
[そう叫び返すと両側面から放たれた焔を正面から突きぬけ、ルーサーの前に躍り出ようとする。
クインジーに浴びせかけられた焔が彼を構成するデータを確実に削り取っていた。
同じ事は二度出来ないと判断するに十分なダメージではあるが意に介することはない]
――Under/Street (廃棄領域/街路の一角) ――
[いつしか銀糸のように細い雨が注ぎ始め、路面を濡らし始めた。
空は光と影が複雑に入り組んで、混沌とした様相を呈していた。
しのつく雨に打たれ、地に倒れた少女の瞼がかすかに動いた]
……ぅ、……んっ、あ……れ?
……くしゅんっ。
[身を起こしきょとんとした表情で周囲を見回すも、この場所に辿り着くまでの記憶には大きな空洞。身体を打つ小雨が冷たく、わずかに残るアーケードの下へと這い進んだ]
ぐっ。
[脳に響くノイズ。こういうダメージを追うのは人間の特性だろう。
そういう戦闘スタイルか、厄介な相手だ。そう認識しつつも彼が目の前に降り立つのを確認する]
【挑発か。罠だろうな。ならば】
[即座にコードを引っ張り出す]
set zero-field to sword -60
set ./hyper-motion ./slash.doc
../test22/lightning ./atack.doc
[目の前にzero-fieldの斬撃を入れると同時に残像を残しつつ後ろに回りこみ、即座に2撃打ち込みながら障壁を展開するマクロを全て打ち込み、発動を開始する。次のコントロール復帰後のマクロを既に構築開始する]
【光弾のパターンを見たかったのですが…】
[Quincyが焔に包まれ、帽子に手を添えた。
焔が揺らめき、唐突にQuincyが躍り出る。]
策なく向かってきても、
効果的なダメージは与えられません。
[Quincyに体を向けたまま後方に移動しようとした]
[寒さに震えながら、荒廃した風景を怪訝そうな表情で見回した]
……どうして、誰もいないのかな。
……みんな、どこにいったんだろう。
――みんな? ふぁ、っくしゅん!
[口を衝いて出た単語に更なる疑問符。
けれどそれよりも身体の反応が勝って己が身を抱きしめる。
少女は――着衣と呼べる物を何一つ、身に着けていなかった。
――ただ一つ、その右手の、漆黒の革手袋を除いては]
ぐう・・・・・・
[その少女の声が脳裏に響く]
その境地には、まだ人は到達できない・・・・・・
時期、尚早の思考だ・・・・・・
[今はただ、このherveyの行動を抑止する事だけを考える。それが自身の崩壊へと近づく行為であると理解してかしないでかはわからないが]
どうしてこんなの、着けてるのかな。
[身体を覆い隠しもせず、まじまじと裏表を検分する。引っ張って脱がそうとしてみても外れるどころか動きもせず、皮膚感覚の延長のようにぴたりと吸い付いていた]
……なんなんだろ。
……いいや、それよりも先に――服、だよね。誰もいないとはいえ。
…雨?
[うっわ、つめてっ!
ぷるぷると身体を振って雫を飛ばす…ってコレじゃほんとにネコじゃんさっ。
雨宿りする場所探して走るわけで。]
…!!!
や、ってゆっか…いくら仮想空間だからって、ポンはないじゃん!?ポンはっ!!
[気にはなるけど見ちゃわるそーな、うわーぃ(汗]
[立ち並ぶ商店はいずれもシャッターが下り、錆付いた外観は閉鎖されてから長い事を示していた。溜息を吐き、路上に散らばった建材の破片を避けつつとぼとぼと歩き出した]
……どこからきたのかな、私。
……誰か、どこかに居ないのかな……
[暗雲と白光がモザイクを作るアーケードの遥か上方を見上げて、呟く。その視線の先に奇妙なものを見出し、息を詰めた]
勝つ為にやるんなら策の一つや二つは必要なんだろうがなぁ…
そんなものは必要ねぇんだよ!
[焔を突き抜けた先で、ルーサーが後方へ下がろうとするその足元に光弾を散らし足を止める事を狙った。
そして右手を握り締めると腰から少し後ろへ構えた]
『『Genitori, Genitoque Laus et jubilatio,
Salus, honor, virtus quoque Sit et benedictio:
Procedenti ab utroque Compar sit laudatio.
Amen!! Alleluia!!』』
[クピドが再度、声高く謳いあげると煉獄の焔がQuincyを包まんと迫った。]
……オーロラ……?
[天空の彼方には舞い踊る光の帯。
黄から碧、碧から翠、翠から蒼、そして藍色。
藍色がやがて紫に、また別の襞には赤と橙が入り乱れた]
[正面からやってきた一撃を、右手首から先をくぼませる事で内側に受けとめる。ダメージは受け止めたエネルギーごとフラクタルを構成する結晶の内部へと取り込まれ。
──残像が残る場所を左手のドリルで貫こうとして、後ろから来た攻撃に気付く。ギリギリで躱せば砂塵が舞う。
Geneは仕方なく、もう一度手首を重ね合わせ、軽い衝撃波の様なものを発生させる。]
…でも、ぼくだって。
戦う以外に何かあるなら──知りたいけれど?
[壮麗にして躍動的な空のタペストリ。けれど見つめる内に、どこか禍々しく不吉な気配を感じとって視線を背ける]
オーロラ……ここは、どこ――?
[極光の名の通り、地上であればオーロラなど余程の高緯度地方にしか出現し得ない。その知識に思い至って辺りを見回すと、自分を見つめる少年の姿が目に入った]
──世界と宇宙と宇宙と世界を血反吐を吐き肉を爛れさせながら瀕死で行き交い続け、開いた扉の先へと運命と共に誘われ浮遊する透明な発光体。
「光めて想起する記憶」
透明なドリルの内側の凹凸
乱反射する光
構成する結晶は
自己増殖し消滅へと向かうことの象徴。
既視感だけが、ぼくを動かす。
Mamの子どもとしてスクールに拘束させる栄誉よりも、好んで此処に来る──。
[にゃんこの姿じゃ流石に気づいてもらえないかと、人型に。かなりぞんざいな描画だが気にすんな。]
ここ?ここは電脳空間の割と下層の方…だけど。
ぁー、とりあえず服、着たら?
[適当にその辺のテクスチャ引っぺがして白っぽい色のワンピースに。]
あっ、――っ!
[驚きと喜びの色が表情を彩る。駆け寄ろうとして、裸身だったと気づいて屈みこんだ]
えと、その――あっち、向いてて?
[上気して紅潮し始めた顔だけを向け、少年に声を掛けた]
[続けた言葉はほとんど独り言の様だ。
人と関わる事が不得手で、外見よりも子どもで、内向的なのだろうか。言葉を選び、他人に伝えようと言う意識に欠ける。]
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