情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
書生 ハーヴェイは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。
-privateroom(現実世界/自室・研究室)-
・・・・・・ ふう。
[この時代に置いて、彼は非常識な存在となっていた。電脳の研究をしている故に現実世界にこだわり、その体の電脳化を最低限しか許していない。だが彼にとってはそれは当然のことであった。
手元にあるコーヒーを口元に持っていく。その苦みは第三者がプログラミングした味覚ではない。この現実の肉体が刺激により獲得した情報である。もっとも、自分はそれを極限まで再現する研究をしている。これほど皮肉なことはない。
その苦みをかみしめ、一つため息をついて見せた]
ようやく独り言なのです。
ひさびさの完全RP村ー♪
しかも審問(1851)で本編参加できなかった電脳世界もの!
ということで何か妙にキアイ入ってます(笑)
変だなあ、もうとっくにダイブして何度か戦闘してるはずなのに。まあ良いかー。
>>45
ウェット志向の電脳技術者!
そういうこだわりは良いね!
たぶんハーヴェイが一番好みになりそう。
最初はAIが多くてしかも年嵩キャラばっかで、どうしようかと思ったよーほんとー。何をだっていうのは無しね!
――Closed/orbit (専用領域/軌道) ――
[姿勢に応じて形を変えた椅子から身を起こせば、其処は既に電脳空間だった。とはいえ外見に変化はなく、絨毯は先程と同じ感触で素足を包む。深々と一礼した執事へと口を開いた]
今度の「降下(ディセンション)」は意識体になるんだねー。ちょっと、残念だな。どうせなら没入(ダイヴ)じゃなくて実体で降りたかったよ……。
『――そう仰られる割に、感情波形は高揚域に在られるようですが』
[論理回路を疾る電位の揺らぎ。認識と同時に脳裏で言語が結実。答える声は現実界とは比較にならない速度で伝わってくる]
そりゃそうだよ。実動演習や電脳補佐とは違うもの。
使用領域も交戦規定も“何でもあり(free-for-all)”でしょう?
会長から直接私に来た、っていうことは第一種武装貸与、っていう意味なんだし。そりゃ、少しくらい心が浮き立つのも当然じゃない?
[存在しない筈の胸の高鳴りを抑えるように両手を胸に当て、銀髪の男性を見上げて笑った。新しい玩具を与えられた子供のように]
『――了解しました。では――』
うん!
[――"The Door into Summer" is opened.]
[室内から調度が消え失せ、無色の地平が四方に広がった。中空に表示された発光文字を取り囲むように扉が形成され、徐々に開いていく]
≪斯くて始まるは鼠と竜の遊戯(The Game of Rat and Dragon)≫
≪鳴り響け伴奏無き奏鳴曲(Unaccompanied Sonata)≫
≪奏でられよ鮮血の楽曲(Blood Music)≫
[暗証詩句(パスフレーズ)の詠唱と共に、扉の向こう側が空間に現出し始める。無数の色彩が幾重にも重なって光り輝くその座標(アドレス)は、屈折を繰り返す万華鏡の中にも似た幾何学図形で構成されていた]
≪故に我は歌おう、
感電するほどの喜びを!(I Sing the Body Electric)≫
[扉が閉じ、消える――否、扉の「こちら側」に到達したと同時に、扉が消失したのだ。しかしその現象に気づかぬまま少女は立ち尽くしていた]
……光の渦。凄いね……
[攻性、防壁、探索、捕獲、移動。多種多様なデバイス群が結晶の形を作り、宝石箱の如くちりばめられた空間に一時、我を忘れて見惚れた]
……【Inc.】の保管庫(データベース)って、こうなってたんだ……
村の設定が変更されました。
村の設定が変更されました。
――Closed/Database (専用領域/保管庫) ――
[肩に手を置かれ、はっとして目瞬きを繰り返した。この領域に設定された"呆然"防壁の影響が、知らず及ぼされていたと気づく]
『――そんな事では困ります。ここは最上位機密ですから、防壁が解除される瞬間など有り得ません。それに対汚染シールド程度は常時実行を――』
むー。いいじゃない、あなたが居るんだから。
どうせ、この後だって付いてくるんでしょう?
[ですが、と続ける執事の言葉が届いていないかのように、少女はしゃがみ込んだ。煌く青色の結晶を手に取っては持ち比べ、矯めつ眇めつした]
……ねえ、"Zen-Gun"と"Coup de Grace"。どっちが良いと思う?
……二つともは持って行けないよね?
遠隔攻性デバイスだけで二つスロットを使うのは……
『――重すぎます。解凍展開に要する待機(ウェイト)が気に入らない、と過去に使用された時仰られました。それ以前に、構成主体(メイン)はどうされるのですか?』
あっ、それはもう決まってるの。えっ、と……。
[問いかける言葉に振り向いて、頭上に両手をかざした。背伸びして掴み取ったのは長方形の枠組み。表層部には、不可思議な微笑を湛えた女性の肖像]
これにするよ。"Mona Lisa"……まだ未解読な所があるけど。でも、気に入ってたの。前に試した時から、ずっと使いたいな、って。
『――さほど速くはありませんが?"Ephemera"や"C'mell"の方がお気に入りだったのでは。外装投影(シェルテクスチャ)も好みだ、と――』
そういう気分じゃないの!
生身で降りられないなら、投影変更なんて出来なくていいもん。
『――でしたら、そのように』
[それで――と、準備するプログラム結晶を探して辺りを見回す]
あった、"Solitaire Trap"。
無力化と捕獲――きっと必要になるだろうし。
使用率、67.25%。私自身、一番馴染みのあるデバイスだしね。
[彼女の髪と同じ色の濃い青色をした球体を両手で包むと、そっと胸に引き寄せた。真円の輪郭が接触した点から、球体が融けて体内へと吸い込まれていく]
……ん、……ぁ……はぁ、……っ。
[かすかな喘ぎにも似た声を洩らし、少女は自らの内部に満ちていくコード群を確認する。それはシンプルで堅牢な論理の構造体。それでいて抜け出しがたい陥穽を備えた、独り遊びの罠だった]
……次は、どれにしようかな。
……あまり重くなくて、速くて、強くて。
……ええっと。
[呟きに対し、唐突に差し出されたのは小ぶりな涙形をした真紅の結晶。膝に手を当てた姿勢で少女は執事を見上げた]
『――"Mona Lisa"でしたら、これを。実行基盤が構成主体に依らず独立――つまり速度が使用者依存ですから、近接攻性デバイスとはいえ有効でしょう』
えぇぇ。私ががんばらないといけないの?
しかもこの表記、前バージョンじゃない。"La Danza Macabra"って。
確かに軽いし、使い勝手は良さそうだけど。
……他には何か無いの?
『――私は不要ですか? でしたらこの場でこのまま消滅致しますが。その代わり、此処からは出られなくなりますけれど――』
もう! 分かってるよ!
言ってみただけだよ!
私のスロットは3つであなたは私の相棒(バディ)なんだから、2つ選んだら残りはあなただけでしょう!? 何回も言わせないでよね!
[ふくれっ面になって言い返しながら、ふと思った。何度こんな会話を繰り返してきたのだろう、と。それでも飽きずに繰り返すルーティン反応、ならばこれは安定作用を生んでいるのだろうか、と]
[真紅の結晶が粉々の細片に砕け散り、降り注がれた彼女の表層部から吸収されていく。ちりちりと肌を刺すような感触。分解された幾千の刃]
……さ。それじゃあ、準備はあと一つだよね? 変換するよ?
[無言で頷いた執事に目を閉じ、短い詠唱を空間に紡いだ]
――Follow me,
and
Stand by me.
――Now you'll be
――"The Right-hand of Darkness".
[命令詩句が実行され、片膝をついた男性はつま先から0と1の値に変換されていく。肩に置かれた少女の右手へと数字の帯が纏わりつき、吸収されていった]
……ふぅ、っと。やっぱり、馴染むには少しかかるね……。
[黒い革手袋の質感で覆われた右手を開閉し、その反応を確かめる。ややあって納得したか、五指を開く。目には見えない何かを押し退けるような動作をゆっくりと行うと、空中にぽっかりと虹色の円盤が現われた]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新