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[力を失った瞳は中空を見上げる。瞳は何も映さない]
―――。
[ひゅう、ひゅう。男の細い、枯れ果てそうな呼吸と共に、ぼそりぼそり。細々と、細切れに。喉から音を出ている]
―――くだらない…あぁ…くだらない…
煩わしい…面倒臭い…いや、違う…不快。
そう、不快、だ。この気持ちは不快。快くないという情動。
気持ちが悪い。そう、これ、が――気持ちが悪いという感覚――
[ふつりふつりと音を途切れさせながら、ぼろぼろと言葉を零す。男の眼は、何を映しているのか…鈍い光が明滅した]
これが狂気を宿していない厳しさか……――
何か知った素振りをすれば、「何故知っているのか」と
此処は何もない、唯、船が嵐に巻き込まれたという不安だけ。
私はそれ以上に何かに怖れることはない。
けれど違う。此れは前触れ―――
[暫くして、男は何とかして少女にひとしきり水を吐き出させた。]
ふぅ・・・
これでひとまずは安心だろう。
あとは・・・
[男は、少女が甲板を転がった時にした怪我の手当てを始めた。]
[ホールから外に続く扉へ、歩んで
軋ませる。いつもより重い。外からの風の所為か。
長い廊下へゆるりと目を向け、
ふっと、視界に掠めた人影は何だっただろう。記憶が確かなら]
――アーヴァイン、さん?
アーヴァインさん!
[呼び掛けたが、廊下の角を曲がり消えた人影は遠い。
追い掛けるように、衣装を靡かせ駆けた]
なんていうか、独り言が中身発言コーナーになってる気がする。
それにしてもログ伸びるののんびりだなぁ。
みんなRPの動きを考えてるのかな?
主体は2人までしかいないわけだし。
…不快。不愉…快。
[途切れ途切れに。確実に。何かを組み立てて。低い音は部屋に堆積していく]
気持ちが悪い…この、感覚…
いつも感じているこの、感覚が…。
ふ、ふふ、ふ
これが…わ、たしの…否。チガウ。そうでは…。
いや、否定は、しまい。
[いつの間にか、辺りは静かに。閉じ切った室内には壁も見えないほどに霧が立ち込めており、男が視線だけ動かしても窓の外には薄靄しか映らなかった]
え?
[曲がり角の先に、アーヴァインの姿は無かった。
忽然と姿を消したように、煙のように消えてしまった。]
どうして……?
[代わりに、アーヴァインが消えた曲がり角に落ちていたのは、古ぼけた一枚の地図。すっと目を細め、それを拾い上げては、滲んだ黒に息を呑む。――おそらくは古いもの、だが、血液を滲ませたような染み。
地図に目を向けながら、ホールへと戻っていく。地図――正確には海図。だが黒い染みでその機能は果たしていない。何気なく裏返してみた、其処には、血の模りで綴られた、何かの、文字]
[男は、少女の怪我の手当ても一通りすませた。]
ふぅ・・・
応急処置はこんなものかな・・・
船の様子がおかしいことだし、操縦室へ行ったほうが良いのかもしれないが、私は医者。病人を診ることはできるが、船の操縦はできん。
彼女をこのままにしておくわけにもいかないし、ここは他の乗組員に任せることにしよう。
私も、緊急時のために簡単な船の操縦ぐらいは覚えておいたほうがよかったのかもな・・・
[男は、ため息をつくと机に向かい、少女のカルテを*書き始めた。*]
[晴れない視界には然して興味も抱かず、机上に視線を戻す。背もたれに掛かった体重に椅子はぎぎ、と軋む音を立てて僅かに後ろに下がった]
―――。
[ペン先を失った筆を茫洋とした瞳で見詰めて]
―――何かを。
―――何かを、表現する、と。
いう、こと。
ソレ、が――
[そこまで音を出した男は、目蓋を落とした。薄ぼんやりとした視界は、光の滲んだ闇になる]
――占い師、霊能者、守護者、……
[地図に綴られた文字を内心で呟く。
全てを読むことが出来る。全てを識っている。
何故己がそのようなことが解るのか、
それは論理的に説明することは難しい。
とても 感覚的に]
やっぱり、予定調和……
アーッ!
編成とか見るのにこぎつけねええええええ
メイが起きて、キャロルのところへ戻れることを期待しよう。いざというときは、後から編成を聞いちゃえばいいんだ☆
今夜は眠いし、明日は早いのでもう寝ます。
おやすみなさい。
[ショーが終われば、次第に人はまばらになっていき。
自身も良い頃合いだと知れば、バーへと向かおうかと考えていた。
しかし、予約までして取っていた席に着かせて貰っていた分、立ち上がるのは少し、いや、かなり辛いモノがあった]
ん?
[雷鳴。小さな悲鳴にようやく気付く。
外は時化ていた。
何か、慌ただしく。そして、何か、閑散としている。
ぞく。
背筋に奇妙な感覚が広がる。
嗚呼、何だか。嫌な予感がする]
うん。
[唸る。
嫌な予感。募り募って気持ち悪くなってくる]
外から聞こえる声も変なのよね。
[一人呟く。
表情は崩さずに、ただ、唇を小さく動かし]
すぐに時化るなんて。
どんなコース取りしてるんだか。
いくら何でも、対応が遅すぎる。
外に人が居ないかくらい確認するでしょうが。
そこまでこの客船の乗務員に新米が多いとは思えなかったんだけど。
[止めどなく出てくる言葉は不安の裏返し]
[嗚呼。嗚呼、嗚呼。
何だか、ムカツク]
失礼。
[立ち上がる。
無礼?知ったことか。
そのままホールの隅まで行くと、抑えていたシガレットを口に加えた。
マッチで火を付ければ、その燃え滓は金属製の入れ物の中に入れる]
五月蠅い。
[船内放送。声が切羽詰まっていた]
本当に、どういう操船をして居るんだか。
これで豪華客船と名を募らせるのかしらね。
私じゃなくても不満をもってる人は多いでしょうに。
こ、困ったな……
何て書いてあるかわからない……
[地図を手に、助け舟を求めるような視線を辺りに投げかける。]
あの人ならわかるかな……
[聡明そうな女性、煙草の紫煙がホールの隅で踊る。
自分よりは、知識があるかもしれない、と。]
[紫煙をくゆらす。
その臭いは落ち着かせると共に、更に感情を加速させる]
嗚呼、もう。
今の運勢で言うなら最悪なんでしょうね。
惹きつけられて堕ちた気分だわ。
[手にシガレットを持てば、大きく息を吐く。
灰は金属製の小さな箱の中に]
全く、生きた心地がしないわ。
大きな船舶が不注意で沈んだって事故、あったかしらね。
確か、日付は。
まぁ、良いわ。思い出しても意味がない。
原因は今だ分からない、だったかしら。
でも、救出された人の話に寄れば、天候は良くないとか言ってたし。
[思い出すのは自社の新聞の内容。
たまたま目に付いた記事]
新聞記者が、事故に巻き込まれるとか。
編集長は喜びそうだけど、実際に会うかもしれないとなると、洒落にならないわね。
[もう一度、シガレットを口へと持っていく]
すぐに天候が変わったのだから、それなりに対処をするモノだと思ってたんだけど。
その割には船、揺れるのね。
[視線を窓の外に向ける。
まだ、天候は荒れていた]
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