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ハンッ!なかなか滑稽でくそったれなこと
言いやがるぜェ。腹抱えて笑いてェな。
[暗闇の中、老人のヴィジョンだけが
月明かりのように輝いている。
オカルティズムに満ちた神秘の光。]
俺様は、自分の脚で立てねェのが嫌いなんだ。
こんな人から無理矢理立たされているとか、
FUCKIN' チンカス以外の何者でもねェ。
それにだ。
[月明かりが、目の前の彼に差し込む。]
そんな簡単に、この俺のタマァ取れるとでも?
指揮者じゃァなくて芸人にでもなりゃァいいんじゃねェか。
ジジイのファックの方が、まだ凄味があるぜェ!
[かっかっか、と老人は笑う。]
―― 星幽界<Astral>/? ――
[宵闇に似た紫紺が、夜の帳にとけゆく]
[静寂]
[白い靄が足元を漂う/揺らめく白い影/残像を残してゆらり]
[遠く遠く/近く近く/幾重にも木霊し続けるは誰が為の歌か]
[ゆるやかに翻る紅い裾/靄よりも白い脚]
[神歌の謳い手は、やってくるもの達を見つめている]
―電脳世界/Closed Morgan's Space―
あァ?俺ァ乳臭ェメスガキなんて呼んでねェぞ。
[以前に会ったときとは明らかに違う、
野蛮な口調で、怪訝そうに眺める。]
デリバリーヘルスなら、チェンジと
高らかに叫んでいるところだぜェ。
そういきりたつな。
貴様の体を分解<ば>らした事を怒る程、愚かではない筈だ。
自らの弱さは命取りになるとあの結成の日に我々は知っていた筈。――だろう?
[Morganの光はトビーが居る所までは届かない]
[闇の中、身を起こす]
―― 現実世界/中央部 ――
≪――マスター。上空に光点の反応です≫
[脳内にIR(赤外線)通信で"Celia"の声。目ばたきと共に“地図”を確認]
……"Death Maiden"。
[視線を上へ向ける。だが崩壊した電波塔に人影は無い]
な、空……?
― 電脳世界<Utopia>/Under:遊園地 - ゲームコーナー ―
<<< ヴィーッ!! >>>
[その時だった。突如天井に設えた警告灯が赤く点滅する。]
《なにがあった――!?》
[双子に回線を繋ぎながら、目の前に半透明に表示される情報コンソールを操作した。]
《あ〜だりー ――じゃなくて。えっと……大惨事です》
<<< ドドドドドド >>>
[ナイアガラの滝の瀑布のように、雪崩をうって崩壊してゆくカテドラル・オメガ。
爆破のような、周辺に拡散する運動エネルギーによるものではない。]
《――どういうことだ?》
《少し前の映像ログを取得します。》
[目の前に、軌跡を描き大聖堂へと落下する緋色の惑星の姿が浮かび上がった。]
なんだこれは――!?
[その時、また新たな光が一筋、天空を横切る。]
《今度は東部です――!》
<<< ――ゴォオォ――ッ―― >>>
[大地が崩れ奈落へ吸い込まれてゆくような、不気味な響き。
しばし茫然と身を震わせていた。]
ここでこうしてはいられないな――
[想像もつかなかった異変が次々と、現実を押し流してゆく。
俺はせきたてられるような感情に駆られ、
位相を書き換えた――**]
なんだ、いるんじゃない。
しかも、まるで別人みたいになってるし。
それと。誰がデリヘル嬢なのよ!
だ ・ れ ・ が !!
じじいの癖にそんなお盛んでどーすんのよ。
ま、それはいいんだけど。
さっきまでここに、女の子いなかった?
死の乙女って名前がついた。
どんな子なのか良く知らないけど。
その子が、東部区域をやっちゃったみたいだから。
―現実世界/北東部機内―
わかり切ったことをクドクド言うヤツだ。
テメェにこうして、再会しなけりゃァ
こうもドタマに来なかったろうなァ。
[フンッと鼻を鳴らして、トライデントの構えを解く。]
まァいいや。でだ、テメェは何かまた
面白いことでも企んでるんか?
何か目的がなくて、テメェがこんなところに
現れるなんて考えられねェからよ。
―電脳世界/Closed Morgan's Space―
チッ…面倒なメスガキだ……。
[顔面を、左手でゴキゴキと組みかえる。
骨のヴィジョンが飛び出し、汁が漏れ出しを
繰り返した後、手を離すと穏やかな顔。]
ああ…あの娘さんのことかね。
私に、束の間の快楽と人間味を思い出させてくれたよ。
それが、どうかしたのかね?
[黒髪/黒眼]
[背は伸び][シルクオーガンディのブラウスが悲鳴を上げる]
――。
[音もなく歩み寄り通りすぎると互いに背を向けあう形]
―― 星幽界<Astral>/カテドラル・オメガ ――
[大聖堂の影が揺らめく/白き陽炎のように、美しく儚い]
[崩壊したはずの建物は、まるでモノクロームの残像の如く]
[白い靄/白い影/白い建物]
[宵闇に漂う白の中、黒い影が一つ]
── 現実世界<Mundane>/電波塔(柱の間) ──
[ばさり、と睫毛を動かし、輝く白色の髪、惑星の色と同じ深紅の瞳のセシリアが、電波塔の暗い部屋で目覚める。]
Morgan Utsumi?
[名を呼ぶ声が、静寂の中に反響──した刹那、
それはセシリアの肚を破り、産まれるPGMのヴィジョン。
漆黒の正╋字を象った二つの大槌と、──部屋の床を滑るように転がる9の赤い惑星(コクーン)]
──…ッ
キャ ァァア ア アアアッ──!
[電波を多分に反射するその現実空間──柱の間に反響するのは、「┫」「┣」の形、合わせれば正╋字を成す大槌を、みずからの肚から引き抜くセシリアの悲鳴。]
大体。
また何かあったら来いって言ったのは、おじいちゃんじゃない。
やっぱり長く生き過ぎて耄碌してるんじゃないの?
それともメンテ不足?
どっちかってゆーと、後者、かな。
ふうん? メスガキ、ね。
どんなに顔を作り変えようと、おじいちゃんの本性はそっちなんでしょ?
しかも快楽と人間味とか。
……ただの色ボケって訳。
人の事メスガキとか言う資格ないでしょ。
[そこまで言うとあきれ返ったように肩を竦め、背を向ける]
―現実世界/北東部機内―
なッ………。
[背筋に冷や汗が滲み出る。トライデントを
持つ手が緩み、槍を取り落としそうになる。]
正気なのか…テメェにも予想がついているだろう?
その「解」とやらの正体がよォ。
[背を向けたまま、戦慄く全身。]
俺だってテメェだって、「解の先」に
立っていられるのかわかんねェんだぞ。
それでも…それでもなのか?
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