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ん〜。クインお父さんもギルちゃま狙いなのかしらぁ。
そんなら俺潔く身をひきましょうかにぃ。
ていうか人間だったwwあぁいうのが一番発表にこまるかもなぁ。どしよ。
[体調は相変わらずだったけれども、気のせいだと頭の隅におしやって。落ち着いた部屋の配色は目覚めた時の安心感も与えてくれる。もぞ、とシーツから抜け出すと、そのまま浴室へ。今日はきっと仕掛け解きに一日を費やすのだろう]
……寝てるときってのは反則だろ…
[無言で額に触れる手は*何を思ってのものなのか*]
――少し前――
・・・い、今なんて?
[寝起きの...の手から、例によってピンクレースなナイトキャップが音もなく、赤い絨毯のふかふかした毛の上に落ちる。
大げさな部屋で寝泊りしているものだから、「お召し替えの手伝いに参りました」と朝食を手にやってきた使用人が、洩らした言葉を聞き返した]
コーネリアスさんとグレンさんが、連れられて行っちゃった・・・?
[はっとした使用人の手が彼の口に添えられながら、再び尋ねるとおずおずと首を縦に振る動きを見るや、そのまま門へと駆け出す。
まだ間に合うのではないか?止められるのでは?
しかしアナウンス通りの厳重な施錠と同時に、馬鹿みたいな数の警備兵も配置済み。コーネリアスにグレンの、後姿すら見えない。
――とっくに行ってしまった後なのかもしれない。
誰に頼もうとも「通せません」の一点張りに腹のたってきた...は、警備兵に小石を拾って投げつけた。
それが一人の若き警備兵の顔面に直撃。
客の行動だからと他の警備兵の制止も聞かず、物凄い形相で追いかけて来た哀れな負傷兵からの逃亡のため、庭を全力疾走と相成る]
[チラリ。
膝に両手をついて肩を揺らす頃、追跡者はどうなったかと後ろを振り向けば、重装備で走り出したため転んで仲間に支えられて戻って行くその人が見えた。
安堵のため息一つ。
...はいつだったか露天風呂と間違えた庭の噴水の縁に腰を下す。
赤や白、黄色に青の花壇の花が朝日に照らされて、色鮮やかな美しさを誇っていた]
グレンさん・・・直談判に行って、そのまま捕まっちゃったの?
今日の朝食も、パンに挟まってたレタスの先まで美味しかったよ。
ご飯までに帰っておいでって言ったのに・・・
コーネリアスさん・・・昨日部屋までは二人で歩いたよね。
扉の外ででも、中に入ってでも見張っておいてあげたら良かった。
最初に会った時歌ってくれた歌に出てくる英雄王みたいに、強者に敢然と立ち向かうなんて僕にはできない。
・・・逃げるのが精一杯だった。
二人ともひどい目に遭ってないといいけど・・・
[噴水の水面を指ではねながら、しばらくは*ぼんやりしている*]
/中/
_| ̄|○<死に票のつもりが通っちゃうとキツイぜ…
いやもう俺ホントRP村向いてないんかね。
空気読めてない感ばりっばりですよ。
やっぱ素直にランダムにすべきだったかねぇ…
この票の散り方はランダムっぽいぜ。
[数時間前、使用人の一人が告げた。
この場から連れ去られた二人の名を。
当主に直接告げられた言葉が漸く現実味を帯びてきたような]
……やってらんねぇな。
[呟いた言葉は地面に落ち、遠く見える膨大な数の警備兵には聞こえなかっただろう。高い塀の様子を、兵が視界に確認できるギリギリの距離を保って見て回っているのだが]
…広いってコレ。
[現在地:漸く屋敷の裏手側。
正面玄関から始めたというのに既にこんな時刻。
だと云うのに塀には隙らしい隙が見当たらない]
のんだくれ ケネスは、流れ者 ギルバート を能力(襲う)の対象に選びました。
[見合いの面接会場と云うのはこの屋敷内では無いらしい。
使用人の様子から推察しただけではあるのだが]
流石に二人じゃキツイだろうしなぁ。
[頭脳派だろうコーネリアス、酔うと最強な気がするグレン。
援護なり救助なりしてやりたい仲間意識。
其の自分の思考に気付いたか、ふと苦笑が漏れて]
……情が移っちまったかねぇ。
[自分らしくない、と小さく零す]
[自分一人が無事に、という考えは不思議と浮かんでこない。
昨夜クインジーの誘いには乗らないと決めた時点で、其の考え方は捨て去っていたのかもしれない]
[浮かぶ笑みは何処か楽しげな色を宿し]
[また、塀の視認の為に*歩き始めた*]
/中/
あるぇー?
クインに話聞きに行く予定だったのに何でだろ(おまえ)
まぁいっか…
ていうか役職が全然推察できませんことよ。
ケネスのアレは狼COなんかね…グレンの話が無い辺り。
[ベッドの上に寝転んで、びっしりと記号略号が書かれた屋敷の見取り図を眺める。]
この屋敷の保管庫には例のものは無かった・・・。
となると、既にアーヴァインが持ち出して「見合い会場」に持って行っている可能性は高い。
アレは花婿が身に着ける筈の物だから・・・。
[既に朝の内に二人が連れ去られたことは召使から聞き出している。
ふむ、としばし思案。]
[自分がわざとそこへ連れて行かれるように仕向ける、と言う手も考えない訳ではない。が。
肘を突いて半身を起こし、ベッドサイドを探って酒の入ったグラスを引き寄せる。
くい、と一口呷り、]
まあ堅実に・・・
[今度は別の奴に探りを入れてみるか、と声に出さずに呟いた。]
[...は以前見つけたからくりを再調査中]
…この石像…なるほどね。中々粋な仕掛けじゃないか。
[女神像の向かいにある騎士の甲冑の中央にはめ込んであるエンブレム。針を使って取り外し、石像にはめてみれば、ビンゴ。石像が回転し、その中には人が通れる位の狭い道]
変な通路…行ってみっか。
[ライターをつけながら空気の安全を確認し、そのまま中へ]
[感覚的に地下へ下っているような。
キチンと整備されている。途中、幾つかの矢印があったが、記号が読めずに断念。
ふと小さなドアを見つけ、光をたよりに近づいて見ればシュー、妙な空気の抜ける音]
なんだ??
[覗き込んでみれば…そこにはいつか肖像画で見た以上に不気味な空気を漏らす何かがいた]
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