…ごめんですめば警察は要らないなんて古いよー…。[真っ赤になった頬の反対側、頭にできた瘤を撫で呟く。相手が体術武術の選択での武士道が何とやらか、彼が明らかに弱者だったためか。手加減した平手を一発、それと文句だけで相手は去った。しかしそれで吹っ飛び、壁だか床だか…彼自身にはもうわからないが、とりあえずどこかに叩きつられたようだ。]ぐすっ。冷やすものくださーい…。[鼻をすすりながら保健室の中へ]