さて。
[一度材料を調理場に置くと、ラッセルへメールを送る]
『>To:ラッセル
>Subject:お前の言うとおり
家庭科室に肉がありまくった。
どれがいいかわかんなかったから、全部調理場に置いておいた。良さそうなの見繕ってくれ。
おやつの林檎も発見してきてやったから、そっちはそっちでカレー粉とか香辛料なんかの発見をがんばれ。
俺は食堂で野菜の皮でも剥いてるから』
[携帯端末をぱちんと閉じると、指先のガーゼをそっと外して具合を確認する]
おっ…。
手当てして貰うもんだな。治りが早ぇや。
[的確な手当てと強力な自然治癒力のおかげか、しっかり治っている。材料に触れても問題ないはずだ]