『無から有は誕生し得ず、有は有からこそ誕生する。 生きとし生けるものは、自然から生まれ自然に還る。 往き着く場所は同じであれど、 其処に到るまでの道は各々異なる。 何の様な形であれ、 此の世に生まれ落ちた以上、 其れが正しくとも、そうでなくとも、 己の生きる意味を全う出来れば好いと思う。 一度切りの人生なのだから、精一杯に生きるべきだ。 生とは本来、美しくも尊いものなのだから。』