>>168[触れたままの腕、手を軽く上げて問われた言葉に顔を上げる]え……?………ずるくないか?それ……。[改まってそういわれて、ほんの少し戸惑い。少し悩んでその手を取り、己が頬へと。目を閉じる。触れたその場所がほんの少し赤らむのに彼は気付くだろうか?]こんな風に思うなんて思わなかった。お前、言ったよな?奪われたもんは奪い返す、って。……お前が居ないとだめなんて、見事に奪い返されたな、おれ。[そのままでそう呟く]