[シャーロットがネリーに着替えさせる様子を見ながら]
その服、返してくれなくていいから。
[わずかな苛立ちを含む声。
大きくため息をついて、ボブが自分を送って帰っていったと吐き捨てるように小さく告げると、ネリーを僅かに睨んでいたがシャーロットの呟いた人名だけ耳が音を拾い]
あら、あの人帰ってきてるの?
[今更、と冷めた表情のままシャーロットに同行する。
彼女の傍らを歩けばかなり小さい声で]
…シャーリィお願い、ダンソックの話はしないで。
あの男に近づいてはだめ。
なるべくなら、彼女とも関わってほしくないわ。
[睨むような青い視線を少しだけネリーにむけ]