……逝ききらんのは、不幸せなことだ。それに、残されたものが嘆いていいのか望めばいいのか、判らずにいるのも不幸せだ。[望月には、この場に自分が居合わせたことが運命と思われてならなかった]どうか俺に、その人の首を落とさせてくれ。