[会話をする二人を尻目に、ラッセルはソファーに座ろうと寄り、そこで力尽きたかのようなこてんと横になっている少女の存在に驚き、朱の扇を取り落としそうになってたりしていた]
え…まさかこの方死…
[しかし彼女がかけられたブランケットの中で静かに寝息をたている事に気付いて、一安心。
…だった筈が]
>>114
[楽しげな笑い声にくるりと振り向くと、物騒なものを手にしているヒューバート。おまけに藁人形に…]
僕の写真?
…よく似てるけど、そんな物差し上げた覚えありませんし。
[はったりだと、僅かに扇の要に添えられた小指に力が入る程度だったが、ふと思い至り青くなる]
…もしかして、申請書から勝手に取ったんじゃ…