>>102
[...は、じっとマンジローの瞳を見つめ]
確かに、人間に必要以上に危害を加えたがらない人狼もいることは判ったよ。でも、そうじゃない人狼もやっぱりいるんだよね。――七斉みたいに。
メイは……、リックやウェンディは好きだけど、メイはやっぱり『人狼』は許せない。
そしてマンジロー、大事なことを忘れてる。
私たちは【守護者】だよ。
危害を加えないとはいえ、人狼と手を結んだ守護者を、助けを求めている人々が信用できると思う?
[悲しげに頭を振り、ため息をつき]
……誰を許し、共存するかとか、そういう、リックとウェンディが好きだからとかそんな単純な理由では、済まされないのだと思う。