[胸元にコーネリアスの呼吸を感じ生存は確認するも、其処からならば彼の部屋より自身の部屋が近いと判断し、彼を自室へ運びベットへ横たえブランケットをかける]
――…ごめん…
[何に対する謝罪なのか意識の無いコーネリアスにそっと囁き、乱れた長い髪を整えて寝顔を見詰め緩やかに瞬く刹那、紫苑の眼差しは誰にも見られる事も無く揺れた]
――…
[目覚めた時の事を考え水のボトルとコップとハーヴェイに貰い受けた――ベットサイドに置いてあった――タブレットを月白色の机の上に置き、どちらも摂取して構わない旨の短い電子メモを見え易い場所に添えて*中核部へと向かった*]