[小さな光が瞬き、再生された情報が走査>>7:-5される]
[魔窟への侵入者/全てを指揮する者(コンダクター)]
[光が見聞きした指揮者の言葉は、識者の言葉でもあった]
他者の作りしものを"修正"とは、言ってくれる。
そんな暴挙させる気などなかったが…黒の眠りを狙うとは忌々しい。
[小賢しいとでも言うべきか/否、計算された動きだろう]
[獣と侮るその慢心を踏み台に牙で裂くつもりであったものを]
[獣の身と引き換えに出来たものは、小さな切り傷一つ]
魔窟と黒の守護、緊急時支援PGMをメインとするとは言え――完敗だ。
……あいつの"黒"は、どのようなものだったのだろうな。
[賞賛相手の双眸を暗く翳らせたAIに、同族としての興味が湧く]
[だが、その応えは永遠に*得られない*]