随分、故郷から遠くまできちゃった、なぁ。[高台から見る甲板の風景や、水平線。ふっと望郷の思いが過ぎる。父も母も既に他界し、迎える人も少ないが――少ないが、唯、一人]ロラン、貴方は待っていてくれる?私が帰郷すれば、笑顔で迎えてくれるかな。[幼馴染であって、深い思いを抱く人物。様々な思いを乗せて、*船は進む*]