[四肢を拘束され横臥する彼女が身じろぎした時に、その襟元が深々と引き裂かれていることに気づく。 襟刳りから真白な双球の谷間まで見え、彼女の動きにあわせて緩やかに波打った。あられもない姿に当惑しながら、一瞬目を逸らす。]――なあ[兵士に声をかけた。]着替えさせた方がよくはないか?