[これまでのあらすじ]ウィリアムは次第にノーマの魅力に惹かれていたが、子爵という身分の壁が彼を躊躇わせていた。そんな兄に対し、最愛の弟であるフロルは囁いた。「身分?血の繋がり?そんなの愛の前には無力ですよ」ウィリアムは自分が真に愛しているのは誰かと言う事に気づき始めたのであった…