観察して作るようなもの…ではなく、もっと抽象的な造形なのかしら。
[口元に笑みを刻んだまま、ホックをはずしながらゆっくりと一度まばたき。
さも当たり前の事のように父親の前でワンピースを足元に滑り落とす。]
スカート?
今日は、全部脱がなくてもいいの? …少しだけ?
わかってると思うけど、しばらくは生理の時期じゃないから今日から連続でも大丈夫だからね、パパ。
[年頃の娘の生理周期を把握している父親が世の中にどれほどの数居るだろうかと、シャーロットは考えたこともない。言われたままに素直にスカートの端を持ち上げると、腕の動きにつられて衣服の内側でやわらかく乳房が揺れる。]
…あ。
[僅かに下を向いて、自分自身の下腹部に視線を。
そして、視線をあげると、ヒューバートへ頬笑みかけた。]