[ネリーに感じたものは、頑なな鎧。でも確かに彼女は最後に悲鳴をあげたのだ。しかしそれを知るまでに、なんと時間のかかったことか]だってネリー。あなたが絶望と感じるほどの何かがあるのなら、それを言ってくれなきゃ、伝わらないわ。確かに肩書きは立派だけど、ね。それだけしかないもの。先生だから察しろなんて、無理なのよ。[ただただ嘆息。]でも私、ちゃんと訊いたわよ?あなたはどうしたいの? どう感じてるの?って。