絶望を知ってるから何?それってすごいこと?希望の価値は、絶望を知っているのと知らないのとではそうかもしれない。だから、絶望を知って、そこから這い上がり乗り越え、希望の重みを知ったのなら私は尊敬するわ。でも、そういうことを軽々しく口に出来るってことは、あなたは乗り越えてなく、私にそう言う視線を向ける権利はないわね。[冷笑するかのようなネリーの視線を、静かに受け止め答えた]