青年は、ただ歩いていた。黒と白の境界線の向こうにある皆のいる所へと歩を進めていた。その家は12人の男女が集められ雪祭りの準備に駆り出されている。果たして雪祭りは無事開催されるのだろうか。その先に有るものは? 住人の想いが交差するドラマが今、始まろうとしていた。