崖にかかる吊り橋を渡った先に、小ぢんまりとした雪山の宿屋。
アーヴァインという主人が一人で、細々と営んでいます。
さすがにサービスは行き届かず自分でやるべきことは多いけれど、そもそも山を越える者には唯一の宿であり、色んな人たちが身体を休めに来るのです。
あなたは、様々な理由でその宿に泊まる客達の一人。
金持ちも貧乏人も、旅人も滞在者も、紳士も見るからに怪しい者さえ、全ての客がアーヴァインによって受け入れられます。
しかしそれが不幸を呼んだのでしょうか。
二日目の朝アーヴァインは無残な姿を晒し、閉じ込められたその宿内で人々の疑心暗鬼が始まります。